Wi-Fi設置支援事業

【沖縄観光国際化ビックバン事業・外国人観光客受入体制構築サポート事業】
平成 26 年度【Wi-Fi 設置支援】受入整備事業者支援事業 実施要綱
制定日 2014 年 5 月 12 日
(趣 旨)
第1条 この要綱は一般財団法人沖縄観光コンベンションビューロー(以下、「OCVB」という。)
が実施する「【Wi-Fi 設置支援】受入整備事業者支援事業」について、外国人観光客が利用
する沖縄県内民間施設に助成金を交付するための必要な事項を定める。
(当事業の目的)
第2条 当事業は、外国人観光客からの需要が高い Wi-Fi 環境の整備により、沖縄滞在の利
便性の向上を図り、外国人観光客の満足度を高めることを目的とする。
(助成対象事業者または対象者)
第3条 助成の対象となる事業者(以下「助成対象事業者」という。)は、次のとおりとする。
(1) 沖縄県内飲食施設
(2) 沖縄県内宿泊施設(ホテル・民宿その他)
(3) 沖縄県内レンタカー営業施設
(4) 沖縄県内観光物販施設
(5) 沖縄県内観光施設
(6) その他、外国人観光客を受入する民間施設として、OCVB が認めるもの
2 助成対象事業者の助成条件は、原則として次のとおりとする。
(1) 設置業者は、原則沖縄県内の業者とし、見積書は2社以上から取ること。何らかの理由
によって、1社しか見積書を取れない場合は、事前にOCVBへ連絡及び調整し、理由書(様
式は任意)を提出すること。
(2) 外国人観光客が無料利用できる無線のインターネット接続環境を整えること。
ア 回線及びWi-Fi機器の利用開始日から必ず1年以上継続すること。
イ Wi-Fi利用可能な端末(PC/タブレット/スマートフォン等)が全て接続できる回線を設置
すること。
ウ 初期設置後、接続に必要な機器類が故障した場合は、助成対象者側の負担で修理ま
たは機器を入替えし、利用の環境を整えること。
(3) 当該支援事業にて設置したWi-Fi機器のSSIDをOCVBへ報告すること。
(利用者がWi-Fi機器に接続するためのパスワードの設定の有無は問わず任意とする)
(4) Wi-Fi機器設置後、OCVB配布の「Wi-Fiスポットシール」を外国人観光客の見える場所
に掲示すること。
(5) 「Wi-Fi利用アンケート」(2回程度予定)の回答ができること。
(6) 「沖縄県内フリーWi-Fi MAP」への店舗情報掲載に承諾できること。
3 前項の規定にかかわらず、次の各号のいずれかに該当する場合は、対象外とする。
(1) 助成対象事業者のみ使用目的の回線及びWi-Fi機器の設置
(2) 特定の通信会社が販売する端末のみ利用可能な回線の設置
(3)
(4)
(5)
(6)
(7)
(8)
設置にかかる申請手続きや事務連絡等、設置業者が主導または代理で行う場合
公序良俗に反する営業を行う事業者
申請書類提出以前に機器設置を完了している事業者
外国人観光客受入実績又は、受入予定のない事業者
これまでに同一施設で当該支援を受けた事業者
国・県または各市町村から指定管理を受けている施設、または当該支援事業と同質の
補助金を受給している施設
4 助成金は、助成対象事業者名義の金融機関口座に日本円で振込ができること
5 当事業の連絡事務について、助成対象事業者は日本語で円滑に対応できること
(助成対象期間)
第4条 助成対象期間は、2014 年 5 月 20 日(見積日)より 2015 年 2 月 28 日(Wi-Fi 設置作業
完了)までの期間とする。ただし、申請書類の受付期間は、2014 年 5 月 20 日~2015 年 2 月 13
日までとする。
2 申請総額が予算額を超過する場合には、助成対象期間内であっても受付を終了し、その取
扱については、次のとおりとする。
(1) 原則として、予算額を超過した日を受付終了日とする。その日に提出された申請は公平
を期するためにすべて受付しない。
(2) 受付終了日の連絡は、終了する日より原則 10 日前に OCVB ホームページ「沖縄インバ
ウンド net.」及び賛助会員向けメールにて通知する。
(3) 有効な申請は、受付終了日前日までに「全ての提出書類の原本が不備なく OCVB 本社
担当窓口へ提出されているもの」とし、捺印漏れ、書類不足、その他不備が生じている申
請又は問い合わせ中の申請については一切を受付しない。
(4) 受付終了日に関する電話及びメールでの問い合わせは一切取扱いしない。
(助成の交付額)
第5条 助成金交付は、予算の範囲内とし申請受付順とする。
2 助成が認められる費用は次のとおりとし、見積書も同様の項目で提出すること。
(1) インターネット回線導入・増設費用
(2) 無線ルーター購入費用
(3) 回線設置に伴う屋外及び屋内配線にかかる工事費用
(4) 無線ルーター設定費用
(5) コンサルタント及び調査費用
(6) その他、設置において必要と認められるものの調達、整備にかかる費用
3 助成額はアクセスポイント数を基準とし、次のとおりとする。
助成対象
Wi-Fi環境の構築に必要な初期整備等にかかる費用
AP
助成額/1施設
1~3箇所
4~10箇所
11箇所以上
10万円(上限)
20万円(上限)
30万円(上限)
4 助成額は、OCVBが定めた審査基準に基づき決定する。また、設置にかかる実費が第3項
に定めた額より下回った場合、実費分までを助成可能上限額とする。
(電子メールの利用)
第6条 助成対象事業者の提出書類は、電子メールで仮申請することができる。ただし、申請
に係る書類は第7条、完了報告に係る書類の原本は第 10 条で示す期限までに OCVB 本社
へ提出することを条件とする。
(助成金申請書の提出)
第7条 助成対象事業者は、次に挙げる書類を原則見積もり書の有効期限内に、OCVB へ不
備のない状態で提出すること。ただし、2 月期の申請については、2015 年 2 月 13 日を下記書
類の提出締切日とする。
提出書類
(1) 申請書(様式第1号)の原本
(2) 見積書(設置業者 2 社以上、写しでも可)
(3) 設置予定の場所がわかる写真(設置台数分、PC プリントでも可)
(4) ネットワーク構成図(設置業者にて作成されたもの、写しでも可)
※全ての提出書類において、原本での取り扱いを原則とし、FAX にて提出された書類は受付不
可とする。
(申請の受理)
第8条 OCVB は、第7条により提出された申請書等を審査し、受理書(様式第2号)により助成
対象事業者に通知する。
2 前項に定める受理書は、当事業の交付予定を示すものであり、すべて助成対象となるわけ
ではない。
3 交付予定額を超えての交付はいかなる理由があっても助成することはできない。
4 OCVB が事業対象者に受理書を通知後、何らかの事情によりやむを得ず申請を取り下げた
い場合は、取り下げ申請書(様式第6号)を速やかに提出すること。
(設置作業の実施)
第9条 Wi-Fi 設置作業は、助成対象事業者がOCVBより受理書(様式第2号)の交付を受けた
後に行うものとする。
(完了報告書等交付決定に必要な書類の提出)
第 10 条 助成対象事業者は、原則設置終了後領収書発行日より起算して 30 日後(土日祝日
含む)までに次に挙げる書類をOCVBへ不備のない状態で提出すること。ただし、2月期設
置分については、第4条の規定により 2015 年 3 月 6 日を提出の締め切り日とする。なお、期
限までに提出されない場合、助成金は交付しない。
提出書類
(1) 完了報告書(様式第3号)
(2) 設置に関する領収書の写し
(3) 設置業者が作成した工事完了報告書の写し
(4) 設置した全ての Wi-Fi 機器の現場写真(PCプリントでも可)
※全ての提出書類において、原本での取り扱いを原則とし、FAX にて提出された書類は受付不
可とする。
(交付の決定)
第 11 条 OCVB は第 10 条により提出された完了報告書等を OCVB が別に定める審査基準に
おいて審査し、助成金の交付金額の決定を行う。ただし、OCVB 内の審査において助成が適
切ではないと判断されたものは、第8条における受理書があっても、助成金の一部又は全額
は交付しない。
2 OCVB は前項の決定事項に応じて交付決定通知書(様式第4号)をもって助成対象事業者に
通知する。
3 OCVB が事業対象者に交付決定書を通知後、何らかの事情によりやむを得ず申請を取り下
げたい場合は、取り下げ申請書(様式第6号)を速やかに提出すること。
(助成金の請求及び支払い)
第 12 条 助成対象事業者は、第 11 条第2項において通知された交付決定通知書をOCVBが
通知した日より起算して 10 日後(土日祝日含む)までに次に挙げる書類に交付金額を記載し
提出すること。なお、期限までに提出されない場合、助成金は交付しない。
提出書類
(1) 請求書(様式第5号)
2 OCVB は第3条第4項に基づき、助成対象事業者が指定した金融機関の口座へ円建てで振
込むことにより行うものとする。
(現場の調査)
第 13 条 OCVB は、必要に応じて、助成事業対象者が申請した設置施設の実地検査を行うこと
ができるものとする。
(書類の管理)
第 14 条 助成金の交付を受けた事業者は、助成金にかかる経理を明確にするとともに、関係
書類を善良な管理の下に5年間保存しなければならない。
(交付の取り消し及び返還)
第 15 条 OCVB は、助成金の交付を受けた事業者がこの要綱の規定に違反したとき、又は助
成金申請書等の提出書類に虚偽の記載をしたときは、助成金の交付決定を取り消し、既に
交付した助成金の全部又は一部を返還させることができる。
2 回線利用開始から1年未満で回線停止または Wi-Fi 機器を撤去した場合、回線停止及び撤
去理由書(様式第7号)を提出及び前項の規定に基づき、既に交付した助成金の全部または
一部を返還すること。
(免責事項)
第 16 条 当事業の履行において事業者間で発生した問題に対し、OCVB は一切関与しない。
(その他)
第 17 条 この要綱に定めのない事項については、沖縄県と OCVB が協議して決定する。
附 則
この要綱は、2014 年 5 月 12 日から施行する。