インセンティブツアー等開催歓迎事業実施要綱インセンティブツアー等

インセンティブツアー等開催歓迎事業実施要綱
(趣旨)
第１条この要綱は、一般財団法人沖縄観光コンベンションビューロー(以下、「OCVB」という。)
が実施する「開催歓迎事業」（以下、「当事業」という。）について、沖縄県内を訪れる沖縄県
外および日本国外の参加者を含むインセンティブツアー等の主催者、旅行会社等に当事業
を行うため必要な事項を定める。
（目的）
第２条当事業は、沖縄県内で開催される沖縄県外および日本国外の参加者を含むインセン
ティブツアー等の主催者および参加者に対し、全県挙げての歓迎の意を表するために行い、
リゾートコンベンション・アイランド沖縄の知名度向上を目的とする。
(用語の定義）
第３条この要綱で定義する「インセンティブツアー」とは、企業等により実施される報奨・研修・
招待旅行等のことを指す。
(実施対象者)
第４条実施の対象となる者（以下、「実施対象事業者」という。）は沖縄県内で開催される沖縄
県外および日本国外の参加者を含むインセンティブツアー等の主催者、旅行会社等とする。
ただし、沖縄県との協議により特に必要と認めた場合はこの限りではない。
２前項の規定にかかわらず、次の各号のいずれかに該当する場合は、対象外とする。
(1) 旅行内容が政治的および宗教的活動に関係しているもの
(2) 営利を目的としたもの
(3) その他、不適切と判断されるもの
３当事業の提出書類について、日本語で提出できること。ただし、固有名詞などはその限り
でないが、ローマ字表記を行うなどの配慮をすること。
(実施条件)
第５条前条の規定条件を満たした実施事業対象者は、インセンティブツアーの種類および参
加者数に応じて申請しなければならない。
(1) 航空機を利用して沖縄県を訪れる国内インセンティブツアーの場合
・県外からの参加者が 50 名以上
(2) 航空機を利用して沖縄県を訪れる海外インセンティブツアーの場合
・海外からの参加者が 30 名以上
(3) 航空機を利用したインセンティブツアーについては、参加者が沖縄県内において１泊
以上、または延べ宿泊数が参加者数を上回ること。ここで示す「参加者」とは沖縄県在
住者、ツアー添乗員およびインファント等は含まない。
(4) 船舶を利用して沖縄県を訪れるインセンティブツアーの場合
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・県外または海外からインセンティブツアーを目的としたチャーターによるクルーズ船を
利用
(実施内容)
第６条実施内容については、原則次にあげる項目を実施するものとし、インセンティブツアー
等開催歓迎事業手配確認書で申し込むことができる。申請内容を OCVB 内で協議し、実施
内容を決定する。
(1) 実施メニュー
ア空港または港湾での歓迎
イミス沖縄の派遣
ウ芸能アトラクション等の派遣
２空港または港湾での歓迎、ミス沖縄の派遣および芸能アトラクション等の派遣は、１案件
につき 1 回とする。
３沖縄本島以外の離島地域においての実施を希望する場合は、各離島・地域の観光協会
を通して実施する為、実施メニューの内容が変更となる場合がある。
４芸能アトラクション等の派遣を希望する場合は、出演にかかる場所、音響機材、控え室、
その他必要となる機材等について、実施対象事業者の負担において準備すること。
５ミス沖縄の派遣について、派遣先となる会場の入り時間から終了までの時間が長時間に
わたる場合、または待機時間を要する場合は、控え室などを実施対象事業者の負担にお
いて準備すること。
(実施対象期間)
第７条実施対象期間は、当事業年度４月１日より同年度３月 31 日までの期間とする。
(電子メールの利用)
第８条実施対象事業者の提出書類は、電子メールに限り仮申請することができる。ただし、申
請に係る書類は第９条で示す期限までに原本を提出することを条件とする。
(申請書の提出)
第９条実施対象事業者は、実施予定日より原則１ヶ月前までに、次に挙げる書類を OCVB に
提出すること。
(1) インセンティブツアー等開催歓迎事業申請書（様式第１号および第２号）
(2) 手配確認書（様式第３号）
(3) 行程表
(4) 参加者名簿
２参加者名簿については、申請時にはその時点で判明している参加者の名簿とし、参加者
に追加または変更があった際は、速やかに再提出すること。
(申請の受理および取下げ)
第 10 条 OCVB は、前条により提出された申請書を審査し、開催歓迎事業承諾書（様式第４
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号）により実施対象事業者に通知する。
２ OCVB が実施対象事業者に承諾を通知後、申請を取り下げる場合は取下げ申請書（様式
第５号）を速やかに提出すること。
(書類の管理)
第 11 条実施対象事業者は、関係書類を善良な管理者の注意をもって５年間保存しなければ
ならない。
２前項の関係書類について OCVB が提出を求めた場合、実施対象事業者は速やかにこれ
を提出または開示しなければならない。
(取消しおよび費用の請求)
第 12 条 OCVB は、承諾済の当事業について、申請内容の虚偽が判明または実施条件に適
合しなくなった場合、第 10 条の承諾を取り消すことができる。
２ OCVB は実施済の当事業について、申請内容の虚偽が判明、または実施条件に適合し
なかった場合、実施対象事業者に対し、かかった費用を請求することができる。
(実施検査)
第 13 条 OCVB は必要に応じて、実施対象事業者に対し、申請された実施日に実地検査を行う
ことができるものとする。
(免責事項)
第 14 条当事業の履行において事業者間で発生した問題に対し、OCVB は一切関与しない。
(その他)
第 15 条この要綱に定めのない事項については、沖縄県と OCVB が協議して決定する。
附則
この要綱は、2015 年４月１日から施行する。
この要綱は、2015 年６月１日から施行し、施行前に提出された申請は、旧様式で受付可能と
する。
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