MICEシャトルバス運行支援事業 実施要綱 (趣 旨) 第1条 この要綱は

MICEシャトルバス運行支援事業 実施要綱
(趣 旨)
第1条 この要綱は、一般財団法人沖縄観光コンベンションビューロー(以下、「OCVB」という。)
が実施する「MICEシャトルバス支援事業」について、MICEを対象としたツアーの貸切バス手
配の運賃に対して一部助成金を交付するための必要な事項を定める。
(当事業の目的)
第2条 当事業は、海外及び国内から沖縄県に入るMICEの誘致促進を目的とする。
(用語の定義)
第3条 「MICE」とは、企業等の会議(Meeting)、企業等の行う報奨・研修旅行(インセンティブ
旅行)(Incentive Travel)、国際機関・団体、学会等が行う国内・国際会議(Convention)、展示
会・見本市、イベント(Exhibition/Event)のことを指す。
2 「シャトルバス」とは、MICEで沖縄県に入る団体旅行が利用する貸切バスのことである。
(一般貸切旅客自動車運送事業の許可のない事業者が所有するバスは含まないものとす
る)
(助成対象事業者)
第4条 助成の対象となる事業者(以下「助成対象事業者」という。)は、「主催者」または「主催
者が指定する旅行業者等」とする。
(対象となるMICEの要件)
第5条 対象となるMICEは、次のとおりとする。
(1) 海外及び国内からMICEを目的に沖縄県へ入ること
(2) 旅行参加者数が以下のいずれかの条件を満たすこと
①海外から1渡航につき 10 名以上参加者のあるMICE
②国内から1渡航につき 50 名以上参加者のあるMICE
(3) シャトルバスにおいては、「一般貸切旅客自動車運送事業」の許可を得ている事業者が所
有するバスを借り入れていること
(4) 県内の宿泊施設にて所定の泊数以上宿泊すること
①海外からの参加者が1泊以上沖縄県内にて宿泊するMICE
②国内からの参加者が連続して2泊以上沖縄県内にて宿泊するMICE
2 前項の規定にかかわらず、次の各号のいずれかに該当する場合は、対象外とする。
(1) 当事業において既に申請を行い、受理が決定しているもの
(2) 沖縄総合事務局が取り決める「一般貸切旅客自動車運送事業(貸切バス事業)の運賃及
び料金」の基準に基づき、下限を下回る額で借り上げている貸切バス
(3) OCVB が実施する、バスまたはタクシー等の輸送手段への助成事業にすでに申請を行い、
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受理が決定しているもの
(4) 主催者が国・地方公共団体及びそれに準ずるもの
(5) 旅行内容が政治的及び宗教的活動に関係しているもの
(6) 学校や地方公共団体等から無償で借上げているバスの利用
(7) 募集型企画旅行
(8) その他、不適切と判断されるもの
3 前項の規定にかかわらず、異なる助成対象事業者から同一内容の提出書類が複数申請さ
れている場合は、受け付けない。
4 次に挙げる事業との併用は可能とする。
(1) MICE旅行支援事業
(2) コンベンション等開催歓迎事業
(3) インセンティブツアー等開催歓迎事業
5 助成金は、助成対象事業者名義の金融機関口座に日本円で振込ができること
6 当事業の提出書類について、日本語で提出できること。ただし、固有名詞などはその限りで
ないが、ローマ字表記を行うなどの配慮をすること
(助成対象期間)
第6条 助成の対象となる期間は、当事業の募集開始年度4月10日以降に実施され、平成 27
年9月 30 日までに実施終了となるMICEとする。
2 申請総額が予算額を超過する場合には、助成対象期間内であっても受付を終了し、その取
扱いについては、次のとおりとする。
(1) 原則として、予算額を超過した日を受付終了日とする。その日に提出された申請は、公平
を期するためにすべて受け付けない。
(2) 受付終了日の連絡は、終了する日より原則 10 日前に OCVB ホームページ及び賛助会員
向けメールにて通知する。(OCVBホームページ http://www.ocvb.or.jp/)
(3) 有効な申請は、受付終了日前日までに「申請書類等が不備なく OCVB 本社担当窓口へ提
出されているもの」とし、捺印漏れ、書類不足、その他不備が生じている申請については一
切を受け付けしない。
(4) 受付終了日および予算に関する問い合わせは一切取り扱わない。
(助成の交付額)
第7条 助成金交付は予算の範囲内とし、申請受付順とする。
2 貸切バスについては、1台につき日額3万円までの実費とし、1案件あたりの総参加者数が
500 名未満は総額 30 万円を超えない範囲、総参加者数が 1000 名未満は総額 45 万円を超え
ない範囲とし、総参加者数が 1000 名以上は総額 60 万円を超えない範囲
3 貸切バスについては、第5条第2項第2号に基づき、「一般貸切旅客自動車運送事業(貸
切バス事業)の運賃及び料金」の下限額を下回る金額で借り上げた場合は、助成しない。
4 1つの MICE 案件に対し、複数または分割で実施される場合は、実施回数および実施日に
関わらず、その全体をもって1案件とする。
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交付予定額を超えての交付はいかなる理由があっても助成することができない。
(電子メールの利用)
第8条 助成対象事業者の提出書類は、電子メールで仮申請することができる。ただし、申請
に係る書類は第9条、実績報告に係る書類は第 11 条で示す期限までに原本を提出することを
条件とする。
(助成金申請書の提出)
第9条 助成対象事業者は、実施予定日より起算して原則 10 日前(土日祝日含む)までに、次
に挙げる書類を OCVB に提出すること。
(1) 申請書(様式第1号)
(2) 旅程表(期間・便名・旅程・宿泊施設が確認できるもの)
※全ての提出書類において、原本での取り扱いを原則とし、FAX での書類は受付不可とする。
(申請の受理)
第 10 条 OCVB は、第9条により提出された申請書を審査し、受理書(様式第2号)により助成
対象事業者に通知する。
2 前項に定める受理書は、当事業の交付予定を示すものであり、受理書に記載された事項が
すべて助成対象となるとは限らない。
3 OCVB が助成対象事業者に受理書を通知後、何らかの事情によりやむを得ず申請を取り下
げたい場合は、取り下げ申請書(様式第3号)を速やかに提出すること。
(実績報告書等交付決定に必要な書類の提出)
第 11 条 助成対象事業者は、実績終了日より起算して原則 30 日以内(土日祝日含む)に次に
挙げる書類について OCVB に一式を提出すること。なお、期限までに提出されない場合、助成
金は交付しない。
(1) 実績報告書(様式第4号)
(2) 貸切バス借上げ証明書(様式第5号)
(3) 最終旅程表
(4) 参加者名簿
(5) 実施後のアンケート(様式第6号)
※全ての提出書類において、原本での取り扱いを原則とし、FAX での書類は受付不可とする。
(交付の決定)
第 12 条 OCVB は第 11 条により提出された実施報告書等を OCVB が別に定める審査基準に
おいて審査し、助成金の交付金額の決定を行う。ただし、OCVB 内の審査において助成が適切
ではないと判断されたものは、第 10 条における受理書があっても、助成金の一部又は全額は
交付しない。
2 OCVB は前項の決定事項に応じて交付決定通知書(様式第7号)をもって助成対象事業者に
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通知する。
(助成金の請求及び支払い)
第 13 条 助成対象事業者は、第 12 条第2項における交付決定通知書を OCVB が通知した日
より起算して原則 30 日以内(土日祝日含む)に次に挙げる書類に交付決定額を記載し提出す
ること。なお期限までに提出されない場合、助成金は交付しない。
(1) 請求書(様式第8号)
(2) 海外送金における請求書(様式第8-2号)
※全ての提出書類において、原本での取り扱いを原則とし、FAX での書類は受付不可とする。
2 OCVB は第5条第5項に基づき、助成対象事業者が指定した金融機関の口座へ円建てで振
込むことにより行うものとする。
3 海外送金にかかる受取手数料は、助成対象事業者の負担とする。
(現場の調査)
第 14 条 OCVBは、必要に応じて、助成対象事業者に対し申請された実施日に現場への実地
検査を行うことができるものとする。
(助成金の経理等)
第 15 条 助成金の交付を受けた事業者は、助成金にかかる経理を明確にするとともに、関係
書類を善良な管理の下に5年間保存しなければならない。
(助成金の交付の取り消し及び返還)
第 16 条 OCVB は、助成金の交付を受けた事業者がこの要綱の規定に違反したとき、又は助
成金申請書等の提出書類に虚偽の記載をしたときは、助成金の交付決定を取り消し、既に交
付した助成金の全部又は一部を返還させることができる。
(免責事項)
第 17 条 当事業の履行において事業者間で発生した問題に対し、OCVB は一切関与しない。
(その他)
第 18 条 この要綱に定めのない事項については、沖縄県と OCVB が協議して決定する。
附 則
この要綱は、2014 年 4 月1日から施行する。
この要綱は、2014 年 4 月 15 日から施行する。
この要綱は、2015 年 4 月 1 日から施行する。
この要綱は、2015 年 4 月 日から施行する。
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