平成26年度第2回 県庁改革プロジェクト チーム会議 (兼)時間外勤務縮減に向けた幹部会議 平成26年8月1日(金)10:00~10:45 第3応接室 1 会議次第 開会 1. 開会あいさつ(PT長・副知事) 2. これまでの取組状況と課題、今後の取組 について各WGより報告 ① 無理・ムダ追放WG ② ワークライフバランスWG ③ 庁風改革WG 3. 報告内容に対する意見交換 閉会 2 ①無理・ムダ追放WG 業務効率推進課 3 無理ムダ追放WG Ⅰ カイゼン活動 【業務フローを活用したカイゼン活動】 ■業務フロー研修の実施 取組の定着に向けて、担当者と管理職の双方へ活動の意義・手法の浸透を図る。 ○実務担当者向け研修 (6月2~3日:県内4会場 東・中・西部) 内 結 現 状 (取組の進 捗状況) と課題 容: フローを使った改善活動の意義・これまでの成果(具体事例)・手法の講義 3~4名のグループで改善案を検討するミニ・ミーティングを実践・体感 果: 144名参加<2年間で174所属。他の類似研修を含め、9割超の所属が参加> 参加者から 『取組の必要性・効果を認識した』 との声が過半で、意義は浸透 [参加者アンケートの概要] (回答率 参加者の93%) ★回答 『職場の改善に活かせる』 97% 『(業務フローは)改善に効果あり』 86% ★意見 『所属長の意識改革が必要』 『一過性で終わらせないようにすべき』 『作成のための時間的な余裕がほしい』 『意識にかなり温度差がある』 など ○管理監督者向け研修 (7月31日:東部会場、8月19日:西部会場) 内 容 : フローをより良い職場づくりに活かすための意義・手法の講義と演習 参加者 : 東部会場 22名、 西部会場 15名申込 *7/30現在 (H25参加者:56名) (H25研修未受講の課長級職員(約200名)へは、研修参加をメールで案内) <課題> 担当者から、取組には所属長のリーダーシップが必要との声あり ⇒ 所属長へ取組意義の浸透を図るための取組を継続実施 4 無理ムダ追放WG Ⅰ カイゼン活動 ■業務フローを活用した取組の状況 [H26活動スケジュール] H26.5.12付通知 項 目 フロー作成2年計画の修正 重点活動テーマの決定 フロー(before)作成 フロー(after)作成 内 容 H26作成するフローの追加など 重点的に取り組むフローを選定 業務の現状分析を実施 現状の見直し案を検討・実施 期 限 5月末 5月末 8月末 10月末 ○業務フローの取組状況(H25-H26) 現 状 (取組の進 捗状況) と課題 作成計画(H25-H26) 1,267業務 ( 1所属あたり 平均 6.3業務/2年間 ) [取組の進捗率] 45% (7月30日現在) ○カイゼン活動の『見える化』を強化 (資料参照) 内 背 容: 業務ごとに5段階レベルで取組状況を分かりやすく表示 ⇒ 誰でも(担当者・所属長・部局長)確認が容易となり、漏れや遅滞を抑制 ⇒ ステップアップ方式とすることで、所属の取組意欲を喚起 景: H25年度は、部局・所属により取組の内容に温度差あり ◎ H25年度に10以上のフローを作成して点検を進めた所属 8所属 人権・同和対策課、統計課、医療指導課、くらしの安心推進課、住まいまちづくり 課、中部総合健康支援課、中部総合農業振興課、西部総合健康支援課 × H25年度にフローを全く作成しなかった所属 11所属 取組が弱い傾向のある 未来づくり推進局、商工労働部 などの企画系 業務の多い所属への支援(バックアップ)を今後検討。 <課題> 部局・所属によって、取組に温度差あり ⇒ 所属の取組(改善案検討)支援や、取組内容の点検が必要 5 無理ムダ追放WG Ⅰ カイゼン活動 現 状 と課題 【その他の活動】 ■職場ミニ・ミーティングを促進 ・担当内の検討など、短時間のミーティングをリラックスして行うことができるスペースを設置 ⇒ 県庁地下売店前に『休憩・談話室』(愛称募集中)を7月1日オープン! ■業務フローを活用した改善活動のフォローアップ ○民間コンサルタントによる業務フローを活用した所属の改善活動を支援 ・民間コンサルが、職員と一緒になって業務フローを点検し、改善に繋げるための助言を行う。 目 的 : 業務フローを活用した改善案の検討を支援 (支援所属先の例) ・研修だけでは具体の改善案検討イメージがつかめない ・外部による視点で取組の内容を点検してほしい など 内 容: 5所属×2回 (8月18~19日、9月中旬) ※希望所属を募集(7/9~24) 今後の取 組(対策) ○業務フローによる改善活動の取組状況をヒアリング ・事務局が対象所属を選定し、取組状況を面談で確認。優良な事例は庁内へ周知。 目 的 : 取組状況を確認して、取組意識の向上を図り、所属外の視点での助言を実施。 内 容 : 30所属×1~2回 (8月:対象所属を通知 9月:ヒアリングを実施予定) 【その他のカイゼン活動】 ■5S(整理・整頓・清掃・清潔・習慣化)の再徹底 職場内のムダをなくし、効率よい仕事を行う職場の環境づくりを促進する。 ○5Sチェックシートを作成して各所属でセルフ点検を実施 ⇒ 5Sのセルフチェックシートは、9月に配付予定 6 無理ムダ追放WG Ⅱ 事業棚卸し ■H26実施予定 ・日時場所: ・実施体制: ・評価区分: ・そ の 他 : 8/30(土)・8/31(日)午前10時~午後4時頃 (於:県議会棟 委員会室) コーディネーター1名、評価者7名(有識者2名、県民公募5名) 「現状どおり(拡充含む)」「改善継続」「抜本的見直し(廃止含む)」の3区分 公開議論 (とりネット上でインターネット同時配信を予定) ■実施対象事業(5テーマ・8事業) ⇒ 評価者が事業費1千万円超の事業から選定 現 状 (取組の進 捗状況) と課題 部局名 未来局 地域振興部 文観スポ局 福祉保健部 生活環境部 今後の取組 所属名 県民課 事業名 広聴実施事業 とっとり移住定住支援事業 とっとり暮らし支援 鳥取県移住定住推進交付金 課 移住2000人達成事業 まんが王国官房 まんが王国ソフトパワー事業 とっとり支え愛体制づくり事業 長寿社会課 みんなで支え愛!災害時要支援者対策推進事業 循環型社会推進課 Let’s4R実施拡大事業 トータルコスト (千円) 26,657 21,262 80,997 79,661 286,488 46,095 21,717 62,988 ■経過 ・第1回会議(5月30日) 実施方法の申合せ ⇒ 各委員が対象事業候補を選定 (第1次選定 51事業) ・第2回会議(7月2日) 実施対象事業の決定 (51事業 ⇒ 8事業へ絞り込み) ・第3回会議(8月6日) 実施対象事業のヒアリング調査 ※ 原則、所属長から説明 該当部局には、しっかりと評価者(県民代表)と向き合った議論を期待 ⇒ 評価後は、予算編成に向け、速やかに課題・手法の整理・検討が必要 7 ②ワークライフバランスWG 人事企画課 8 ワークライフバランスWG Ⅰ 時間外勤務の縮減 ① <全庁の基本目標> ○H23年度末に達成した縮減水準(H25年度実績の19%縮減相当)を達成 ※遅くともH27年度末達成 ○各部・局(所)から提出された目標時間の計 327,373時間 H26年度は1人当たり月平均11.2時間(対H25年度実績比△16%)を上限目標 現状 (取組の進 捗状況) と課題 <平成26年度第1/四半期の時間外勤務の状況> ○目標実績比較 比 H26第1/四半期 実績 第1/四半期で上限目標を 較 5%程度超過 H26第1/四半期上限目標 88,819 h 84,777 h 対目標 + 4,042 h (+ 4.8%) H25第1/四半期実績 97,408 h 対H25 △ 8,589 h (△ 8.8%) 9 ワークライフバランスWG Ⅰ 時間外勤務の縮減 ② ○月60時間以上時間外勤務を行った職員数 延べ 実数 現状 (取組の進 捗状況) と課題 H26第1/四半期 H25第1/四半期 173人 120人 192人 135人 比 較 △19人 (△10%) △15人 (△11%) ○第1/四半期の主な特殊要因 • 全国障がい者芸術文化祭関連 • 新規の交付金配分等(前年度同期比増加時間数) • 鶏伝染病発生による緊急対応 • セオゥル号沈没事故の影響によるDBS対策 <時間外勤務の多い所属との意見交換等の概要> <第1回>(平成26年5月実施) 約 2,500h 約 1,000h 約 600h 約 250h H25年度実績が1人1月当たり30h以上の所属 計12所属 <第2回>(平成26年7月実施) 第1/四半期において1人1月当たり30h以上の月が2月以上連続した所属 計10所属 ○概 要 ・経験年数が長く、業務に精通した特定職員に業務が集中する傾向 ・特殊要因(突発的な事案、一時的な業務増)などが発生・増加要因 (主なもの)セオゥル号沈没事故の影響によるDBS対策、鶏伝染病発生等 ・特定の時期(特に年度当初)に業務が集中 ⇒各所属とも職員間の事務の平準化、所属独自の縮減取組を検討し、引き続き縮 10 減に向けた対応を実施 ワークライフバランスWG Ⅰ 時間外勤務の縮減 ③ <実施済の対応> ○必要に応じて職員の応援・配置等人的対応 ○時間外勤務の多い職員の状況を例月報告により把握 ⇒当該状況を踏まえ、今後個別に対応 ※時間外実績が月60時間以上の職員の状況を翌月末日までに部・局(所)長、人事企画課 に報告 5月の対象職員 計58名、22所属 現状 (取組の進 捗状況) と課題 ○時間外勤務縮減取組の徹底を図るためのシステム一部変更 ・深夜残業者リスト 午後10時以降の退庁者又は午後10時以降の時間外実績のある者の抽出リストを 作成 ⇒ 各部局(所)主管課に毎月送付(6月実績から開始) ・「終了予定時刻を超過した場合に再申請」、「時間外の事前申請・承認徹底の注意 メッセージ表示」等のシステム改修を実施(7月開始) <課題> 各部・局(所)における上限目標の達成状況に濃淡 ※1人当たり実績、月60時間以上時間外をした職員の割合が特に高い部局が存在 ※緊急・突発的な要因が発生した際に可能な限り平準化する方策の検討 今後の取組 (対策) 「時間外の多い職員の状況報告」、「深夜残業者リスト」による実態把握、今回の改修 で可能となった事前申請・承認の徹底状況の確認により、部・局(所)、所属の取組状 況を注視しながら対策を継続実施 11 ワークライフバランスWG Ⅱ ワークライフバランスの推進(認め合いによる職場力向上) 現状 (取組の進 捗状況) と課題 今後の取組 (対策) ○職場力アップセミナー開催(5月15日 220人参加) 講演: 一般社団法人日本ほめ達人協会理事長 西村 貴好 氏 内容: 「ほめる達人になろう!~ほめ達!が人と組織を活性化~」として、認め合 い(承認)の必要性、効果等について解説 (受講者の声) 『周りの者の価値を見つけ出して表現することの大切さを認識』 『周りの者をほめることで、心の視野を広げることができることを理解』 『ほめることを実践し、皆が楽しく仕事ができる職場環境づくりをしたい』 ○「認め合い」の実践に関するセルフチェックを実施(6月) 各職員が周囲の職員に対する「聴く」「観る」「伝える」行為を振り返る「認め合い チェック」を実施 <課題>職場での「認め合い」の実践の定着に向けて引き続き取り組む必要 ○「認め合いチェック」等の結果分析、活用 ・職員の「認め合い」の傾向を公表するとともに、所属の取組喚起等に活用 ・「認め合いチェック」の実施結果を職員アンケート(職場環境等調査、今後実施予 定)の実施結果と合わせて分析し、「認め合い」による職場力の向上のための取組 を庁風改革推進WGと共に検討 ○第2回職場力アップセミナーの開催(検討中) 5月の西村氏の講演は職員への「認め合い」浸透の効果が高いと考えることから、 同氏を講師に、今年度再度のセミナー開催を検討中 12 ③庁風改革WG 福利厚生課 13 庁風改革WG Ⅰ コミュニケーション豊かで活力ある職場づくり ○あいさつ運動の継続実施による定着 現 状 (取組の進 捗状況) と課題 ・4月強化月間の取組として、玄関先での声かけ活動を実施 ・年間通して、登退庁時の管理職による率先あいさつ・声かけの実施 ・あいさつチェックの実施(5月 回答:2,398名) 「改善が必要」は、職員同士、来庁者ともに減少 強化月間後も「改善を心がけている」が増加 ⇒ 意識の向上や実践に繋がっているなど 一定の成果 <課題> 一定の成果は認められるものの、まだまだ受身的、元気がない など十分でない職員も見受けられるため、 継続して取組ことが必要 ○全庁的スポーツ大会の開催 本庁地区: 7/30 ソフトバレーボール 414名参加 (53チーム) その他の地区は、今後、ドッチビーやソフトバレーボールなどを検討中 ○あいさつ運動の継続実施による定着 今後の取 組(対策) ・10月強化月間の取組として、玄関先での声かけ活動を実施 ・登退庁時の管理職による率先あいさつ・声かけの励行 ・あいさつチェックなどで推移を把握し、工夫しながら継続展開 ○全庁的スポーツ大会の開催 職場・所属の枠を超え、親睦を深めるなどコミュニケーションを円滑にするきっかけとなるよう、 今後も、より多く参加できるよう工夫しながら実施 14 庁風改革WG Ⅱ 認め合いで職員が成長する職場づくり 現 状 (取組の進 捗状況) と課題 ○それぞれの部局・所属の実情などを考慮、加味した取組の推進 ・現状や課題に対する職員の意識をアンケート(今後実施予定)等で 把握 <調査項目> 職場環境の良い点や課題、仕事のやりがいを感じるための要素 ( 職場内の雰囲気、相談しやすさ、業務状況の協力、相互協力 など) <課題> 各職場の状況や職員アンケート結果から、真因をいかに特定 していくか ○各部局代表で構成するDoプロメンバーの実感をはじめ、職員アンケートの結果や 認め合いチェック結果等を基にしながら、効果的な取組を検討し、実践へ 今後の取 組(対策) ○ワークライフバランスWGの「認め合いによる職場力向上」と連携しながら 「認め合い行動5則」 を始めとした取組などとともに、効果を実感 ⇒ 定着へ 15 庁風改革WG Ⅲ 安全で健康な職場づくり ○公用車での「事故ゼロ」の推進 現 状 (取組の進 捗状況) と課題 公務における事故0(ゼロ)を目指した県庁対策会議の開催(4/30) ・昨年度の事故増加を踏まえ、各任命権者が事故防止対策に取り組むことを申し合わせた。 <具体的な取組> ・【重点取組】駐車場事故の撲滅 (バック駐車の徹底、同乗者の安全誘導など) ・「安全運転5則」、「運転者・同乗者の心得」の唱和の励行徹底 ・事故・違反発生職員に対する一定期間の運転自粛 ・出張時のタクシーの効果的、効率的な活用 ・無事故・無違反ラリーへの参加 (実績:鳥取署管内では31チーム、昨年の約4倍) ・交通安全・エコドライブ研修の実施(7月~11月) <H26.4.~6月の発生状況(警察車両を除く)> 発生件数 14件(前年同期 △4件) ・内 訳 賠償責任あり: 2件(△4件) 自損事故: 12件(±0件) ・発生場所 駐車場内:5件(△4件)、 曲がり角(構造物との接触):5件(+5件)、 一般道路:4件(+1件) ・発生原因 発進後退時: 7件(△5件)、周辺状況確認不足:6件(+6件) <課題>賠償責任ありの事故は減少したが、自損事故は昨年並みに推移して おり、特に進路上の障害物等への注意・確認の徹底が必要 今後の取 組(対策) 現在の取組を着実に実施していくとともに、事故防止に効果的な取組を行った 所属の実践例などをヨコ展開 16
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