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放射光科学実習
2011年度後学期から実施される全く新
しいタイプの実習です。修士課程1年の
後期に履修することを想定しています。
単位0-0-1
NB このファイルは後で述べる放射光科学実習のページにあります。
どんな実習か?
1)ユニークな光“放射光”は、例えばはやぶさサンプル
の分析に用いられるなど、化学分野の普遍的な解析
ツールです。
2)そこで、それを使いこなすための基本的な実験技術と
解析法を放射光の超ヘビーユーザーである河内・北
島研のスタッフが伝授してしまいます。きっと就職にも
有利に働くでしょう。
3)自然豊かなつくば市にある高エネルギー加速器研究
機構 物質構造科学研究所 放射光科学研究施設
(KEK PF)で1泊2日の予定で実習します。
4)化学専攻および物質科学専攻(理系)の修士課程1年
生を対象とします。ただし必ずしも博士後期課程学生
を排除するというわけではありません。
5)後期に開講します。
放射光とは?
光速まで加速された荷電粒子が放出する広帯域の光
であり、以下の特徴を有しています。
1)ほかの方法では発生しにくい真空紫外領域の光が
いとも簡単に出てくる
2)X線管から出てくるよりも大強度のX線がいとも簡
単に得られる。
3)指向性がよい。
4)偏光している。
5)繰り返しパルス光源である。
実習スケジュール(tentative)
午前
1日目
1) 放射光概論の講義
午後
2) 実習内容の説明
3) 検出器の調整
4)入射光の波長較正
5) けい光励起スペクトル測定
午前
2日目
X日
午後
1) 時間分解能の測定
3) 2)で測定した時間分解スペクトル
2) 放射光パルス励起による時間分解
の解析とディスカッション
けい光強度スペクトルの測定
実習成果報告会(プレゼンテーションとディスカッション)
実習までの準備
管理区域内で安全に実験をするために、いくつかの準備が必要になります。詳しくは、化
学専攻のページにある放射光科学実習のページを見てください。
毎年4月、8月 、10
月、1月に行われる
ので8月に受講して
ほしい。
毎 年 4 月 と 10 月 に
行われるので10月
に受診してほしい。
(電離放射線)
我々が準備します。
皆さんは気にする
必要なし。
だいじなこと
1)7月初めに説明会を開催し、準備につい
て詳しく説明します。
2)化学専攻ホームページに放射光科学実
習のページを開設しました。そこにさま
ざまな情報をアップします。
How to get there
最先端計測創造特別実習第1-4との関係
最先端計測創造特別実習は、KEK PFに限らず学外の設備を用いて
行う実習です。ただし放射光科学実習とは異なり、指導教員によりす
べてがアレンジされます。
KEK PFで活動している研究室に所属している人は、最先端計測
創造特別実習第1と第2を履修する方がよいかもしれません。というの
はその研究室特有の実験技術を習得できるからです。どちらを履修
すべきか迷ったら、指導教員と相談してください。
最先端計測創造特別実習も合わせて履修したいという人は(いろ
んなケースが考えられるので)、指導教員と河内に相談してください。
参考までに、、、、
修士課程
最先端計測創造特別実習第1(前期) 最先端計測創造特別実習第2(後期)
博士後期課程
最先端計測創造特別実習第3(前期) 最先端計測創造特別実習第4(後期)