MPPC workshop @ 東大 報告

MPPC workshop @ 東大
(2008/12/25) 報告
Jan-6 2009 ScECAL meeting
S. Uozumi
Agenda
• 10:00 Opening remark (10‘) 吉村 (KEK)
– T2KとILCCALはrdphotonの第一期卒業生(?),新規参入を募集中。
•
•
•
•
•
•
•
•
•
•
•
•
10:10 ILC beam test (25') 魚住(神戸大)
10:35 ILC response simulation (25') (須藤(筑波大)
11:00 T2K (25') 南野(京都大)
11:25 放射線損傷(γ線、中性子) (25') 松村(防衛大)
11:50 TREK 放射線損傷 (25') 五十嵐(KEK)
13:00 MPPCの新製品紹介他 (25') 山村 (HPK)
13:25 MPPC Simulation (20') 生出(東京大)
13:45 新しいデバイスの提案 (25') 村瀬(東京大)
14:10 COMETカロリメータ (25') 江口(大阪大)
14:35 デュアルモードPEM (25') 小林(佐賀大)
15:20 RICHへの応用 (25') 飯嶋(名古屋大)
15:45 大気チェレンコフ (25') 西嶋(東海大)
ILCCALからの報告事項
• FNAL BT関連
– MPPC大量測定の結果
• (ゲイン、ノイズ、Xトーク、応答曲線)
– ビームテストの結果(Linearity)
-> Recoveryによるdynamic rangeのenhanceが厄介で
あれば、quench resistorを減らす/増やす等して
recoveryをより早く/遅くした方がいいのでは?
• MPPCのトラブル
• 要望
• 今後の計画
ILCからのMPPCに対する要望
カロリメータでの使用のためには、正確な光量測定が安定してできる
センサーを目指したい。
1. ダイナミックレンジの増大
–
–
–
2.
3.
4.
5.
できれば開口率を極力保ちつつピクセルサイズを小さくする方向が
望ましいです。
1 – 1.5 mm四方に 4000~5000 ピクセル程度を目標にしたいです。
1.5 x 3 mm等の長方形でも可。
ブレークダウン電圧の温度依存性の改善
光子検出効率の電圧依存性の改善
放射線耐性の改善
性能の個体ばらつきの改善
ILCCALの来年の予定(MPPC関連)
•
•
•
•
FermilabでのMPPC故障原因の特定
長期安定性の測定
Response curveの理解(測定とシミュレーション)
新しいサンプルを頂けたら性能測定、放射線照射
など随時行う予定。
浜松(山村さん)のtalk
http://kds.kek.jp/getFile.py/access?contribId=8&resId=0&materialId=slides&confId=2512
•T2K向けは順調に納品中、HPKでの選別で
多少落としている。
•現在はラインナップを増やす方に注力している
(多様なパッケージ、array、ペルチェ素子付きのもの等)
•性能向上も行っていく。
•Dynamic rangeの向上については、とりあえずは
ピクセル数を増やす方向で。
(ピクセル自体をいじりたくなさそう)
Future plan (山村さん)
• The list of improvement demand from customer’s
evaluation
result.
–
–
–
–
–
–
–
1) small dark count rate
2) temperature stability
3) low cross-talk and after-pulse
4) extend operation bias voltage region
5) high timing resolution
6) development of red sensitive type
etc
• We concentrate on improving these theme from the
usability.
• Dynamic rangeについては触れていない。
• それを要求するのは我々ILCCALだけなので、HPKにとっては
優先度が低いようだ。
議論
•
rdphotonとHPKの間に、そろそろもう一歩
踏み込んだ関係を作れないか?
必要であれば守秘義務を結ぶのはどうか?
HPKはrdphotonに何を期待しているか?
答 : 原理などの実証に関するサンプルに関しては
協力する(キャパシタ追加、放射線耐性改良等)。
ユーザとしてのフィードバックを頂ければ充分。
rdphotonに最も期待することは、MPPCをたくさん
買って頂くことと需要の開拓。