果物の腐敗と 糖度・CO2量の 変化の関係 2015/10/1 1 実験Ⅰ 目的 ・果物の糖度と腐敗の関係を 調べる。 ・また、その腐敗に伴い発生す るCO2量を調べる。 2015/10/1 2 実験方法 果物を小さく切り、 袋詰めする。 糖度・・糖度計 CO2・・検知管 を用いて1日おきに 測定する。 2015/10/1 3 経過日数と糖度の変化 カビの発生が 見られた 結果 (1) 25.0 糖度(プリックス) 20.0 カビの発生が 見られた 15.0 糖度が増加 カビを確認 糖度の減少 10.0 5.0 0.0 1 2 3 4 5 経過日数(日) 6 7 8 ばなな みかん 2015/10/1 4 結果 (2) 経過日数と二酸化炭素の発生量 12000.0 カビの発生が 見られた 二酸化炭素濃度(ppm) 10000.0 8000.0 CO2濃度増加 カビを観察 CO2濃度減少 CO2濃度大幅増 6000.0 4000.0 2000.0 0.0 1 2 3 4 5 6 7 8 経過日数(日) 二酸化炭素(バナナ) 2015/10/1 5 考察 カビの呼吸が糖を消費し CO2を多量に発生した。 カビ発生直後のCO2濃度減少 に注目した。 →1つの強い菌Aが他の菌を駆逐 → CO2 総量減少 →菌Aが繁栄した結果CO2 増加 2015/10/1 6 イメージ 他の菌を駆逐してCO2 総量減少 10 10 10 10 2015/10/1 10 A B A A 10 10 A CA A 10 A 7 実験Ⅱ ①1種類のカビを植え付けたバナナ ②カビなしバナナ について (1)糖度の変化 (2) CO2濃度 を比較した。 2015/10/1 8 実験Ⅱの結果 カビの有無と糖度変化 20 18 糖度(ブリックス) 16 14 12 10 カビ無しバナナ→糖度増加 カビ有りバナナ→糖度減少 →菌の活動が糖を消費した と考えられる 8 6 4 2 0 1 2 経過日数(日) カビあり カビなし 2015/10/1 3 CO2濃度は大幅増加 →1種類のカビが繁栄する 時CO2濃度は単純に増加す る。 9 実験Ⅱの考察 2015/10/1 実験Ⅰのように数種類の菌が存在 すると生存競争を行い、他の菌を駆 逐する。その結果、総量は一時的 に減少したと考えられる。 →菌の種類を増やして検証する必 要がある。 10
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