携帯を利用した 詐欺の実例

携帯を利用した
詐欺の実例
・中学生が遭遇した
詐欺の実例
始まりはこれだけ
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平成n年3月8日
携帯でへんなサイト(エッチ系)を見ていた。
「登録しました」というページはなかった。
第1段階 3月20日
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電話がかかってきた。木村と言った。男性30代ぽい。
「うち会員になっている。サイトの利用料を払ってくださ
い。3月8日以降使われていないので、解約しますか?
解約するなら手続きをしてください。では住所、名前を
言ってください」と言われたので言ってしまった。
「解約するのに\78000払ってください。住所は後でメー
ルで送ります。郵便書留で送ってください。」とのこと。
Cメールで「105-0001 東京都港区虎ノ門3-18-6 朝日
虎ノ門ビル5F 株式会社トライバル 03-6430-0506」
(この部分のデータは実名です)。
第2段階 3月21日
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自分で、トライバルにかけて 「解約したいんで
すけど」といった。
「木村さんいますか。」と言ったら、別の「長崎」と
いう人が出てきた。
「どうすればいいですか」と聞いたら「現金書留で
住所に送ってください」といった。
「3月31日を過ぎると高くなるのですぐ送ってくだ
さい。営業時間は6時までですのでそれよりも前
にお願いします。」
ここで連絡をもらいました
さあ、反撃開始!
1 会社名を確認
架空会社だ!
2.住所を確認
住所はニセモノ!
3 郵便番号は?
こいつは本物だ
4 電話番号は?
電話番号帳に載ってない
5 携帯番号から判明することは?
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「090- 643 は J-Phone西日本 の番号です」
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関西の人だ。
架空請求であることはほぼ間違いなし。
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第3段階 また、メールが来ました
3月22日 メール3通
1通目 12:55
解約センターです。携帯電話より3月9日ご登録の
「盗撮ロリータ」料金未納の為、登録継続中です。
 2通目 12:56
契約更新日が近づいております。解約ご希望の方は
当社まで電話にて解約処理の申請をしてくださいませ。
 3通目 12:57
東京都港区虎ノ門3-18-6 担当織田 03-6430-0506
営業時間10:00~18:00
メールでは解約できません。
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第4段階 専門家に相談、報告
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ヤングテレホン (県警 少年課) 026-232-4970
「電子契約法では、「未成年」と「確認画面がな
い」ことで、契約無効と言えるよ」」
第5段階 最終処置
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1 とにかく無視
2 携帯を解約
3 家人に怪しい電話が来たら
「警察を呼びます」と言うように頼むこと
教訓
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知識として理解していても、実際にトラブルに遭
遇すると、正常な思考ができなくなる。
まわりに「困っちゃった!~」と騒ぐこと。
出来るだけ早く、とにかく早く。
恐い電話、メールにひるむな。
対処できる人、専門家に相談すること。