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Ⅱ.産業間連携の促進
四国経済産業局
少子化、高齢化などの人口減少に伴い国内市場が縮小し、かつ変質しつつある。引き続き経済発展を遂げていくためには時代の変化をチャンスと
捉え順応していくことが求められている。農業、水産業、林業などの一次産業、製造業などの二次産業、サービスや流通業などの三次産業が相互の
強みを組み合わせて“ダイナミックな連携”(ここでは「産業間連携」と称する)を促進し「生活先進圏『四国』」のモデルを提示する。
企業・行政・経済団体等と連携し、地域の強みを再発掘・再発見、地域で重要な地位を占める農業と商工業、流通業などの産業間連携を進める。
具体的には、ものづくりやITの技術を利活用した農業の産業化、中心市街地を舞台にした農商工連携、ダイレクトに地域企業が海外と連携促進する
取り組みの支援などを通じ産業間連携を進め、内需拡大やグローバル需要の取り込みのモデル化を試み、発信していく。
◆ビジネスに繋がる地域の強みの再発掘
四国の各地域には様々な地域資源の存在。ビジネスに繋がる
地域の強みを再発掘し、プロジェクト化、事業化の支援などによ
り、地域経済の活性化に繋げていく。併せて、キーパーソンなど
の人材の発掘とネットワーク化も検討していく。
◆農業と商工業等との連携
地域で重要な地位を占める農業や商工業などの産業間連携を推進。
関係者が有機的に連携をとりつつ、相乗効果を発揮できるよう、具体
的取組を推進。
1.農業の産業化支援
(1)中心市街地を舞台とした農商工連携等
(2)IT利活用による農業産業化モデルの創出
2.中小企業の海外展開
柚子を活用したマーマレード
◆内需拡大、グローバル需要の取り込み
グローバルな視点
市場の拡大に向けて、地域間、産業間
の連携、さらには、アジアを中心とした
海外市場をもにらんだ取組などが進み
つつあり、こうした取組を地域経済活動
の先進的モデルとなるよう推進。
現下の課題
少子、高齢、人口減少、グローバル経済の進展による
『国内需要縮小』『担い手不足』『空洞化』『競争激化』など