低炭素都市の経済学 都市版ミニ・スターンレビュー 現在 毎年域内GDPの10%が地域経 済からエネルギー費に費やさ れている。これが2012年には 15%になる見通し GDPの10% が経済から 漏出 未来 毎年GDPの 1%を投資 10年間毎年、GDPの1%を 有効投資する。商業的にも 魅力のあるエネルギー効率 向上と低炭素の機会を開拓 その結果 エネルギー GDPの1.6%に相当するエネルギー費を削減 財政的な実行可能性 投資回収期間は4年 雇用 低炭素関連の商品・サービス市場でより多くの雇用・スキル 広範囲におよぶ経済的恩恵 エネルギーの保障、競争力の増加、プラスアルファのGDP 広範囲におよぶ社会的利益 燃料貧困の減少、健康改善 都市版ミニスターンレビューからの報告 Headline Outputs from a City-Scale Mini-Stern Review 2010年には、リーズ都市圏(Leeds City Region)の経済か £5.4 billion (c10% of GDP) left the LCR economy in 2010 ら54億ポンド(GDPの10%に相当)がエネルギー費に費や through payment of the energy bill. This figure is forecast to されている。この額は、2022年までに72億4000万ポンドに grow to £7.24 billion by 2022. なると見込まれている。 There is a commercially attractive opportunity to bring 49億ポンドをリーズ都市圏(LCR)経済に投資し、費用対効 £4.9 billion of investment into the LCR economy to exploit 果の高い低炭素・エネルギー効率に関する市場を開拓する cost effective low carbon and energy efficient options. という、商業的に魅力ある好機がある。 Such investments would pay for themselves in 4 years, cutting LCR energy bills by £1.2 billion a year. これらの投資は4年で回収できる予定であり、リーズ都市 圏(LCR)のエネルギー費を、年間12億ポンド削減する。 They would also create 4,443 jobs and an extra これにより4,443の雇用が生み出され、より広域なGDPに毎 £211 million in wider GDP every year. 年2億1,100万ポンドが追加される。 The Carbon Impact 炭素排出量への影響 ベースライン排出量 価格効果による需要削減 価格効果および送電系統改善による削減 費用対効果の高い対策 コストニュートラル(原資に対し過不足を生じさせない)対策 十分に見込める削減可能性 次のステップ Next Steps • Mini-Stern reviews for every city and town in the UK; 英国の全市町村のためのミニスターンレビュー • Investor workshops - developing new finance models and 投資家のワークショップ-新たなファイナンスモデルや delivery vehicles; メカニズムの開発 • Roll out of the method to networks of world cities 世界の都市ネットワークに本手法を紹介 謝辞 Acknowledgements Presenter: Jon Price, CEO Centre for Low Carbon Futures 発表者:ジョン・プライス、センター・フォー・ローカーボン・フューチャーズ CEO email: [email protected] Eメール: [email protected] The Centre is a multidisciplinary University based research organisation that focuses on センター・フォー・ローカーボン・フューチャーズは、総合大学をベースとした研究機関であ sustainability for competitive advantage. り、競争優位の持続性に着目している。 The research was led by Professor Andrew Gouldson of the University of Leeds, supported by 本研究は、リーズ大学のアンドリュー・ゴールドソン教授が指揮を執り、ヨーク大学(ストック Johan Kuylenstierna Director of University of York (Stockholm Environment Institute), Niall Kerr, ホルム環境機関)のヨハン・キューレンシュティルナ学長、ニアル・ケア、コーラド・トッピ、エ Corrado Topi, Ellie Dawkins, Richard Pearce and Katherine Robison リー・ダーキンス、リチャード・ピアース、キャサリン・ロビンソンからのご協力を頂きました。 The research was commissioned by the Centre for Low Carbon Futures, with supporting funds また本研究は、センター・フォー・ローカーボン・フューチャーズに委託され、リーズ都市圏、 from Leeds City Region, the Department for Energy and Climate Change of the UK Government 英国エネルギー・気候変動省、ハル大学、リーズ大学、シェフィールド大学、ヨーク大学から Regional Development Authority, University of Hull, University of Leeds, University of Sheffield のご支援を頂きました。また、英国の外務・英連邦省および労働組合会議のご協力・ご支援 and University of York. The Centre is also grateful for funding and support from the Foreign に感謝します。 Commonwealth Office of the United Kingdom and The Trades Union Congress.
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