セカンドライフにおけるビジネス特徴 および将来性に

セカンドライフにおけるビジネス特徴
および将来性に関する研究
A research on the current features and future possibilities
of the internet business regarding “Second Life”
1DS04190R チョ暁樺
児玉研究室
背景と目的
WEB2.0時代のネット特徴:双方向
MIXI
YouTube
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バーチャル世界 SecondLife
(SL)
セカンドライフとは
インターネット上に仮想的に作られた
街、生活空間である。
他の住民とコミュニケーションをしたり、
さまざまなイベントに参加したり、
ショッピングしたりすることができる。
セカンドライフの現状
ユーザー数1,000万人を超え
一ヶ月の通貨供給量は
約27億リンデン・ドル(約12億円)
仮想世界における心理
簡単に満足感を得られる
マズローの欲求5段階説
ビジネス特徴
1、リアル・マネー・トレーディング(RMT)
リンデンデックスを通じてリンデン・ドルとドルの交換
2、シミュレーション文化を活用した経験マーケティング
リアル世界より、簡単に経済効果を生み出す
3、マシニマ
グラフィックエンジンを用いて、PCでアニメやCGを制作する
「漆紅」という島がロケ地として、2007年4月オープン
シミュレーション文化を活用した経験マーケティング
本来の手法:
出来上がった商品を売り出す
(ベンツの試乗例)
新たな手法:
商品を作るプロセスにユーザーを巻き込む
(アロフトホテルの例)
問題点
1、知的財産権と著作権
ユーザーに帰属し、紛争が起きた場合現実社会(裁判
所)で解決
クリエイティブ・コモンズ・ライセンスを導入する方針
2、リンデックスの安定性
リンデン・ラボ社が中央銀行の役割を果たし、ユーザーに
さまざまな制限を行うことによって、相場の安定を保って
いる。
将来性
「オープンソース化」
無料でソース・プログラムを提供し、ユーザーが
自分の好きなように土地を作り上げたり、操作し
たりできる。
SLは3Diの壮大な実験舞台に欠かせない存在
である。