2006.12.9-10第6回科学教育ボランティア研究大会 病院での天文活動 一星 昌利 (天文学とプラネタリウム) 『なぜ』病院なのか? • 天文学をすべての人に! たくさんの人に天文学の面白さを知ってもらいたい! 普段、天文とはあまり関わることのない分野にも積極的にア プローチを試みる。 • 少しでも力になりたい! 自分たちの得意分野を使って、少しでも患者さんの力になる ことができれば、また、天文に興味を持ってもらえればやる 意味はある! 現在お世話になっている病院 • 現在お世話になっている病院 東京都 東京医科歯科大学付属病院 小児科 神奈川県 北里大学病院 小児科 小児科だけ?? • 今のところは・・・ 今は“まだ”小児科だけの開催です。 立ち上げたばかりのプロジェクトなのでまずは、反応の素直な 低年齢層から。 しかし、ゆくゆくは大人病棟での開催も目指しています。 何かアドバイスなどがあればぜひ! 東京医科歯科大学付属病院での開催 • 最初30分、プレイルームというところで、病室から出 られるこどもたちを対象に、Mitaka(天文シュミレー ションソフト)を使ってお話しました。 その後、病室から出ることのできないこどもたちのた めに個別に病室を回りました。 東京医科歯科大学付属病院での開催 ←ここがプレイルームです。 こんな感じのところでやりまし た! (どんな感じで進めていくかを 検討中・・・) 東京医科歯科大学付属病院での開催 ←病院内で張り出してもらっ た宣伝用のポスターです! (自分たちでつくりました) 東京医科歯科大学付属病院での開催 • 開催してみて・・・ 初めての開催ということもあり、さぐりさぐりでの開催でしたが、 天体の写真をみて喜んでくれたり、シュミレーションソフトを楽 しそうにいじる子がいたりとまずまずの出来だったのではな いかと思います。 また、患者さんを見ていた看護士さんが 「あの子が笑ったのははじめてみた!」 ということも! 北里大学病院での開催(予定) • 現在、交渉中です。 • 予定している内容 Mitakaなどを使った星空解説 実際の星空の画像や動画をみせる こどもたちが参加できる天文クイズ 天ぷらグッズのおみやげ (トイレットペーパー、かるたなど・・・) 北里大学病院での開催(予定) 開催するまでに・・・(北里での場合) やはり病院という特殊なところでの開催なので 色々と条件があります。 • 長時間の拘束はさける(目安として30分くらい) 病人であり、子供でもあるので体への負担を考える。 • おみやげは慎重に! 患者によっては食事制限や水分制限などがあるので 飲食系の類はタブー!! 北里大学病院での開催(予定) • 過去の感染症暦の有無 病院側からいくつかの感染症のリストを渡され、参加者は今 までにそれらの感染症にかかったことがあるかを記入する。 これは、患者さんからスタッフへの感染を危惧 してのもの。 • 持ち込み機材の制限 外部から物を持ち込むため、菌が進入する可能性がある。 これは病棟との話し合いで持ち込んでいいものを決める。 こちらは、患者さんへの感染を危惧してのもの。 課題 • なんといっても実践不足! まだ、実践したのはわずかに1回だけなのでこれから徐々に 開催回数をのばしていきたいです。 • メンバー不足! いざ開催!となってもメンバーがそろわなければできません。 メンバーにも都合があるのでどんな日程でもある程度の人数 はそろうように人数を増やしていきたいです。 • 患者さんとの接し方 相手は患者さんです。それなりの対応はしなければいけませ ん。しかし、過剰な接し方は「差別」になる恐れがあるので あくまで自然体で! 課題 • 病院による条件の違い 2つの病院には微妙な条件の違いがありました。 東京医科歯科大 北里大学病院 付属病院 開催時間 (全体) 個別病室訪問 1時間 30分 有り 無し これらの条件の違いに対応してプランを考えていかなければ行けない これから・・・ • 色々と課題はありますが1つずつクリアーしていき、 ゆくゆくは全国的に開催していきたいです。 • 当面の目標としましては・・・ • まずは北里大学病院での開催。 • 東京医科歯科大学付属病院での第2回目の開催。 • 大人病棟での開催 といった感じです。 お願い • この分野において、まだまだ未熟な僕たちですが この発表をみて、何か感じたことやアドバイスなどが ありましたら、ぜひおっしゃってください。 また、協力してくださる方や一緒に何かやってみたいと 思っている方もぜひぜひおっしゃってください! m(_ _)m
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