長期学校改築計画策定に向けた取り組み 『学校給食のあり方を 考えるワークショップ』 1 郷土料理の給食(小諸市HPより) <メニュー> 1. 長期学校改築計画が必要な理 由 2. 将来の推計人口(全体) 将来の児童・生徒数の推計 3. 小諸市の財政状況 4. これらの現状を踏まえる と・・・ 5. 長期学校改築計画の策定方法 6. 給食費の構造 7.給食の調理方式 8.御代田町の例 2 1.長期学校改築計画が必要な理由 坂の上 美南ガ丘 小諸東 野岸小 水明小 千曲小 芦原中 小 小 中 学校名 東小 建築年 S43 S45 S39 S49 3 S56 S41 H2 H11 2.将来の推計人口(全体) 50,000 45,000 (単位: 人) 43,997 42,281 40,507 40,000 38,572 36,517 35,000 34,401 32,220 30,000 25,000 20,000 15,000 10,000 5,000 0 2010年 2015年 2020年 2025年 2030年 2035年 2040年 (出典:国立社会保障・人口問題研究所による平成25年3月の推計) 4 将来の児童・生徒数の推計 H26 東小 野岸小 坂の上小 水明小 千曲小 美南ガ丘小 小諸東中 芦原中 415 342 368 357 103 709 667 472 H31 397 291 283 352 87 676 669 417 H36 376 233 244 303 84 685 631 349 (出典:小諸市教育委員会事務局の推計) 5 H46 302 187 177 262 54 645 599 298 (単位: 人) H56 238 157 129 235 34 591 549 245 各学年1クラ ス 複式学級 小諸東と芦原 の差が2 倍 3.小諸市の財政状況 平成18年 度から支出 が収入を上 回る 3 、 都 市 再 生 整 備 2 、 ご み 焼 却 施 設 建 設 1 、 市 庁 舎 等 の 整 備 ◆ 主 な 大 型 事 業 ☆H23とH32の比較☆ 6 ■基金:98億→41億 ■市債:143億→193億 4.これらの現状を踏まえると・・・ × 全8校の建て替え × 場当たり的な改修 長期的な改築計画が必要 長期学校改築計画の内容は? ①通学区の見直し・再編 将来推計人口や財政状況を勘案して学校数と児童・生 徒数が適正となるように調整する。 ②給食のあり方の検討 小諸市の長期的な財政状況を勘案し、学校の建て替 えと併せて給食の調理・配給方法を検討する。 7 5.長期学校改築計画の策定方法 ×従来の手法 市が単独で計画案を策定して住民説明 ○今後の手法 市民が話し合った(市民討議)した結果を計画に反映 今年度は学校ごとにワークショップ形式で実施し、 住民の皆さんと話し合い、アイディアを出し合うな かで来年度に予定している計画策定委員会などを経 て計画を策定していきます。 8 6.給食費の構造 1日の給食数:約3,900食 1人当調理数:約86.7食 支 出 給食会計 (PTA会計) 収 入 材料費 相互関係 人件費 (小256円、中301円) な し 一般会計 (小諸市会計) 給食費 19市の中 で 2番目に低 額 (税収のみ) 維持管理費 9 税収が下がると人件 費、施設維持管理費 も下げないといけな い 7.給食の調理方式 方 高 式 自校方式 親子方式 内 容 各校に調理場を設けて調理。 小諸市の方式。 大きな学校が周りの小さな学 校分を調理して搬送。(例)御 代田町 経 費 低 特 徴 光熱水費が全校分かかるほ か、人件費も多くなる。地 産地消には最適。 既存の調理場を生かして運 営可能。近くの学校に運ぶ ため出来たてに近い状態で 喫食可能。 センター方式 給食センターで全校分若しく は数校分を調理。(例)佐久市 初期投資は掛るが一括調理 のため人件費、維持管理費 が安い。保温食缶により温 度も保てる。 外部調理場方式 民間の食品製造業者などに 調理委託して搬送してもらう。 施設維持管理等がかからな いため安く抑えられる。地 産地消や食育には不向き。 注)センター方式は初期投資が多く、親子方式は調理場を設置する数により経 費が変わるため、導入方法によって経費に差が生じる。 10 8.御代田町の例(親子方式) (1)調理方法:中学1校、小学2校分を中学併設の 共同調理場で調理。 小諸市は86.7食で19 (2)食 数:1,539食(1人当調理数118.4食) 市中2番目に少ない (3)配送時間:南小、北小ともに5分(ともに2㎞) (4)アレルギー食:48名(小34名、中14名) 小諸市で建てる場合は (5)給 食 費:小255円、中285円 約13億円(約2.5倍)必要 (6)建 築 費:約4.9億 (7)備 品 等:ソーラーシステム5.7千万、備品8.3千万 配送車(2台)860万、小2校搬出入口工 事2.9千万 11 御代田町の例(経費の比較) 人件費 電気 ガス 光 熱 水道 水 費 下水道 計 配送委託料 建築前(3校自校方式) 建築後(共同調理場) 正職分の人 件費が増額 3,360万 4,450万 (補佐1、復帰 1) (正職4名、臨時4名、嘱託 7名) (正職5名、臨時4名、嘱託 6名) 520万 240万 350万 295万 620万 370万 170万 140万 1,400万 1,300万 ― 192万 注)建築前の光熱水費は学校全体から按分して計算している。 12 都市ガス に移 管 シルバー 人材セン ター ご清聴ありがとうございました 13
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