昇格考試学科試験問題

拳
の
三
訓
拳
の
三
要
名古屋なるこ道院
守
破
離
拳の三訓とは、
物事を学ぶ上で守らなければならない三つの訓え。
「学ぶ」ことには、
「行き着くところ、究めること、決まり」の
意味を持つ「格」がある。
「守」とは、「師の格に至ること」
正しく師の教えに従い、師の形を学び、我流に走
ることなく、師の形の「格」に到達する事
「破」とは「師の格を変形すること」
修練を繰返し師の格を得て、自分の特色を加えて
「法(自然の原理・人道)」にかなう範囲で変形
してもよい
「離」とは、「師の格を出て己の格を生み出す」
技の目的に適していて、無理むだがなく、正しい
姿勢からはみ出していなければ、師の格を越え自
分なりの自由な創意工夫を加えてもよい。
「法(自然の原理・人道)」にかなう範囲で変形
してもよい
三つの段階に共通した原則は「法にかなうこと」
拳の三要
「技」「術」「略」
拳の三要は技術運用の要諦である
「技」とは
身体と手足を用いる動作。突き方、蹴り方、受け方、
投げ方などの基本動作
「術」とは
練磨された「技」の活用法です。修得した技を適切かつ
有効に効果を得るための運用のこと
「略」 とは
「技」や「術」を効果的に使うための「智略」であり
戦わずして多勢を制圧し危機を脱する
「拳の三要」の意義
拳の三要(技・術・略)とは、技術を学ぶにあたって、
もっとも肝心な点
技術を学ぶには基本を知り、用法を学び自分の知恵を活
用して各自の特性に合った境地を開発する。
基礎となる正しい「技」を修得しないうちに「術」や
「略」を使おうとすると「技」が崩れ正しい境地に到
達できません。
「拳の三要」の応用
まず、基本となる正しい技を習得し(「技」)、その
組合せ方や用法を学び(「術」)、英知を活用して技
と術を効果的に使う(「略」)
修練においては「技、術、略」の順序で高め、
運用においては「略、術、技」の順で対応します。
少林寺拳法は、「行」であることを考えれば、運用にも
おのずと正しいあり方が要求されます。