集落の暮らしと祈り・祭り

日本人の祈り、不思議に思うこと
1、日々の感謝と願い事(家内安全・商売繁盛 等)は、
どちらも‘祈り‘!?
集落の暮らしと祈り・祭り
澁澤 寿一
2、自分は自然(環境)の一部、それとも自然は相対するもの!?
3、自分は八百万の神の一員、それとも神の国は別世界!?
4、一神教的・多神教と本来の多神教の違いは!?
5、神、宇宙、自然、真理、愛、ことわり、の連続性と同質性は!?
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食の暦
4月
5月
6月
畦塗り
田
7月
田植え
田起し・代掻き
8月
二番草
一番草
ヒエ取り
三番草
9月
10月
稲刈り
脱穀
もみすり
精米
大豆・あずき・ささげ
ジャガイモ
畑
漬物作り
ナス・とうもろこし
ねぎ・大根
山
雪起こし 山菜
こごみ・うど・しどけ
ぜんまいみず
山菜
うるい
いぬどうな
下草刈り
塩漬け
きのこ
トビタケ
クリモダシ
ナメコ
サワモタシ
カヌカ
植林
草木塔への感謝
(お爺さんのリアリティー・実在の世界)
おおいなるいのち(神)に重なる心
(お不動さん、庚申さん、馬頭観音、草木塔)
農耕の神
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下園の十五夜の世界
神の世界
人の世界
→
(通過儀礼)
0-6才 (茅抜き) → 7-15才 (元服) → 16-28才
映像(下園の十五夜)
神
神>人
幼児
→
山(神)
→
森
→
子供
神<人(若者)
→
神の化身 →
カヤ
→
→
29才以上
人(大人)
二才衆
→
三才衆
人の姿の神
→
神々しい人
綱
→
暮し(畑の肥料)
綱引きはすべての要素の融合(重なり)
重なるもの
里山 (山と農地・肥料、人間にとって生存の基本)
一神教的多神教と本来の多神教
{一神教的多神教}
商売繁盛の神
家内安全の神
縁結びの神
学業成就の神
自然
宇宙
神と人 (6才までは神のうち、神>人、神<人、人)
人
暮らしの確認 (人・植物、祭りの準備)
自然の原理 (神と人、綱引き、清めと不浄、心の平穏)
相撲 (大地のエネルギー)
↓
すべてが重なって、祭りの空間を生み出す。
重なる = 多様でありながら、1つにつながっていることの確認
{本来の多神教}
神
祭り
宇宙(ことわり)
自然(風、水、植物、水、動物、山、岩、太陽・・)
コミュニティー
暮らし
自分(人)
重なり
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