環境調査法概論 実験実習の調査

環境調査法概論
実験実習の調査
和歌山大学 システム工学部
2008年7月7日(月)
調査の計画
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何を調べるか(目的)
どうして調べるのか(背景)
どこを調べるのか(調査場所)
どうやって調べるのか(調査方法,調査項目)
いつ調べるのか(調査日)
何を調べるか?
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水
木
草
虫
土
空気
地理
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水量,水流,水質,水温,色
種類,位置,大きさ,数
種類,位置,大きさ,数
種類,位置,大きさ,数
種類,位置,粒径,密度,含水,温度
気温,湿度,光,熱
傾斜,斜面方向,気象,土地利用
調べられるものはたくさんあるが,調査時間に限りがあ
るので,目的に応じて項目を決める.
何を調べるか?
• どこにどのような生物がいるのだろうか?
• なぜこの植生になっているのか?
• 土地利用と水質の関係はどうなのか?
• 人と水質の関係
• 人と植物
• 日射量と快適性の関係は?
• 生物の種類と水環境の変化について
• 植物の水質への影響
• 傾斜と植生の違い
• 水環境と植生の種類との流下方向の変化
など・・・
どうして調べるのか?
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人が快適な植生と土地利用法の提案
水の管理法と植生の管理
傾斜と土の含水量と植生の関係
生活排水の水質への影響
里山の蝮にかまれないようにする管理法の提案
人工池の植生,水質への影響
土砂災害が起こらないための土地利用法
水の流れと植生の変化
生物と植物の関係-何があると何が集まるか
どこを調べるか?
• 調査の1日目は何が起こっているか分からな
い→全体をカバーするように調べる
• どこが変化したのかを把握する
• どうしてそこが変化したのかを考える.
• どうやってそこが変化したのかを原因を解明
できるように調査方法を考える