スライド 1

雇用政策
富山県の労働雇用
雇用の変遷と政策
富山県の労働・雇用
•
雇用の変遷と政策
高度成長期
• ~1970年代
• 1960s半
•
新卒一括採用、定年制、ライフステージ対
応賃金体制の確立
• 終身雇用、年功序列賃金、企業内組合
1960半ばに確立
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高度成長時代に可能 戦後形成
• 1960s末まで
• 雇用の流動化策
• 雇用対策法'67
•
(人口の社会移動、経済成長率の変化
を念頭に置いて捉える)
• 1970s
• 地方分散への対策
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農村工業導入
•
工場再配置
• 1970s末 公共事業
グローバル化経済期
• (1973~)1980年代~
• バブル経済
• バブル経済崩壊
• 1980
• 企業内部の調整に依存
新自由主義の中での変化
バブル経済崩壊と重複
• 1990s
• 企業の姿勢の変化
• 雇用の自由化 新自由主義的風潮
長期的雇用慣行の放棄
舞浜会議 1994年
• 日本の雇用重視の経営システム
今井敬・新日本製鉄会長
• 米国的な株主価値優先の経営システム
宮内義彦・オリックス会長
雇用慣行変革
• 賃金見直し
年俸制
• 労働時間見直し
★ホワイトカラーエグゼンプション
• 採用慣行見直し 中途採用
• 人員削減
• 雇用の多様化
★派遣労働の条件緩和
• アウトソーシング
• 外国人雇用
★研修入国許容
• 女性への対応の変更
★男女均等待遇
雇用の削減
雇用形態の変化
• 非正規化
• 派遣化
• 請負化
機動的対応
雇用責任・福利厚生の回避
人材派遣のシステム
人材派遣会社
• 総合化 専業化
• 雇用方式 登録方式
• 請負業務 派遣業務
改正派遣法
• 製造業派遣許容
• 派遣期間延長
• 事前面接解禁
テンプ・トゥ・パーム
新卒派遣
請負
• 構内請負
• 一人事業主
1.手数料(報
酬)の支払い
人材派遣
構内請負
派遣社員数に応 成果物の質・
じて
量に応じて
2.仕事上の指 派遣先会社が行 受託会社が行
示・命令
う
う
3.業務効率化 派遣先会社が享 受託会社が享
受
による人員削 受
減効果
4.就業規則の 人材派遣会社の 受託会社の規
適用
規則
則
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就職氷河期
フリーターの変容
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アウトソーシング
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雇用の多様化・・派遣労働、請負、外国人 →
非正規化
雇用体制の崩壊
一時的か長期的か?
正規職員
フリーター
平均年収
387万円/年
106万円/年
生涯賃金
2億1500万円
5200万円
283万円/年
104万円/年
146,000円/月
66,000円/月
消費額
年金受取額
UFJ総合研究所試算 2004年3月
入管法の運用
• 研修受入れ
企業の海外進出支援が本来の趣旨
• 日系人
請負会社での就業
賃金水準の変化
地域雇用開発促進法
• 1980s末
• 地域雇用開発促進法1987
• ただし、国指定
• 3つの類型該当地域での計画に雇用補助金
• バブル崩壊で発展せず
地方分権期
• 2000年~
地方分権での変化
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地方事務官の引き上げ → 地方労働局
県の体制の弱体化と責務の明記
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雇用能力開発機構のあり方検討
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地域にとって、基本は産業振興
地方分権以前の雇用労働政策体制
地方事務官
社会保険
16,521人
職業安定
2,234人
国の労働政策の体制
地方労働局
基準行政
安定行政
雇用・能力開発機構
紛争の解決
• 労働組合法
労働委員会(国・地方)
使用者・労働者・公益の3者構成
独立行政委員会
雇用政策
• 雇用促進・安定
職業紹介
ハローワーク
失業対策
雇用保険
地域雇用開発 産業振興
• 職業能力開発
各種機関、専門学校等
• 職業紹介
• 失業対策
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各種臨時的雇用拡大事業
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雇用保険
• 改正職業安定法2006
改正職業安定法の概要
平成16年3月1日から
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職業紹介事業の許可・届出制の見直し
手数料徴収の対象となる求職者の範囲の拡大
兼業禁止規制の撤廃
保証金制度の廃止
職業紹介責任者の選任要件の見直し
職業紹介事業の許可の欠格事由の追加
委託募集の許可の見直し
• 2001 改正地域雇用開発促進法
県の策定
• 2008 規制緩和の揺り戻し議論
• 職業能力開発
職業能力開発促進法
富山県の公共職業能力開発施設一覧
■ 県立職業能力開発施設
(職業能力開発課の出先機関)
技術専門学院
富山職業能力開発センター
黒部職業能力開発センター
福野職業能力開発センター
■雇用・能力開発機構立職業能力開発施設
北陸職業能力開発大学校
富山職業能力開発促進センター
富山県総合的雇用対策
1 新産業の創出等による雇用の受け皿づくり
2 金融・雇用対策の強化による雇用の維持・安
定
3 雇用のミスマッチの縮小を図る雇用支援
4 活力とやまを担う若者への就業支援の強化
5 多様な就業ニーズに対応した雇用の確保
6 職業能力の向上支援
今後の雇用対策
• 職業生活設計の再考
• 今後の就職
• 学卒後、
•
キャリアを積みながら各人がネットワークを
形成し、
• しかるべき職場を得ていく。
地域として何ができるか
•
経営者、労働者(組合)、行政、学校等の連
携した組織
• 雇用需要にあった能力開発
• NPO (→キャリア・ラダーの構築)
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生活できる賃金保障
雇用対策の研究
(→産業政策?)
生涯設計をどうするか
• 日本的雇用の終焉
• グローバル化の中での雇用の自由化
→生涯設計の困難化
新卒就業の変化
• 新卒一括採用の崩壊?
• インターンシップ制
• 派遣試用
• フリーター
• 大学院等へのモラトリアム
インターンシップ
富山県経営者協会
富山県インターンシップ推進協議会
職業生活への構え
• スキルを持つ
一通りの能力
• コアを持つ
得意分野の深い能力
• アイデンティティを持つ
教養に裏打ちされた自らの生き方
→キャリアを形成していく
授業の内容を踏まえて、いずれかに
答えてください。
1.商業活動の活性化施策の困難性について説明
するとともに、感想を述べなさい。
2.景気政策の困難性について説明するとともに、
感想を述べなさい。