そこで、イエスは 彼といっしょに でかけられたが、 多くのぐんしゅうが イエスについてきて、 イエスにおしせまった。 イエスさまー! ところで、十二年の間 長血をわずらっている 女がいた。 この女は多くの医者から ひどいめにあわされて、 自分の持ち物をみな 使いはたしてしまったが、 何のかいもなく、かえって 悪くなるいっぽうであった。 彼女は、イエスのことを 耳にして、ぐんしゅうの中に まぎれこみ、うしろから、 イエスの着物にさわった。 さわれば なおるわ! 絶対! ぺたっ! 「お着物にさわることでも できれば、きっとなおる。」 と考えていたからである。 すると、すぐに、 血のみなもとがかれて、 ひどい痛みが なおったことを、 からだに感じた。 すごい! 痛くないわ! なおったわ イエスも、すぐに、 自分のうちから 力が外に出て行ったことに 気づいて、 ぐんしゅうのなかを ふりむいて、 「だれがわたしの着物に さわったのですか。」 と言われた。 だれが わたしのきもの に さわったのか? そこで弟子たちは イエスに言った。 「ぐんしゅうがあなたに おしせまっているのを ごらんになっていて、 それでも 『だれがわたしに さわったのか。』と おっしゃるのですか。」 イエスは、 それをした人を知ろうとして、 見まわしておられた。 女はおそれおののき、 自分の身におこったことを 知り、 イエスの前に出てひれふし、 イエスに真実を あますところなく うちあけた。 じつは... わたしは12 年間も病気 で、 そこで、イエスは彼女に こう言われた。 「娘よ。あなたの信仰が あなたをなおしたのです。 あんしんして帰りなさい。 病気にかからず、 すこやかでいなさい。」 イエス様 なおして ください! びょうきのとき 「むすめよ。 あなたの信仰が あなたをなおしたのです。 あんしんして帰りなさい。 病気にかからず、 すこやかでいなさい。」 マルコの福音書 5章34節
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