農家のみなさんへ -農地の利用についてのご相談- 《農地利用集積円滑化事業》 農地の貸し付け(借り受け)や農作業受委託などの 相手先探しをお手伝いします! 《農地を貸したい方》 おらの田んぼ、 耕してくれる人 いねべがぁ ○最近、農作業がきびしくありませんか ○手塩にかけた農地は、荒らしたくないですね (相手先探しを、公的機関の円滑化団体に、お任せ したい場合) 農地利用集積円滑化団体 農地を貸したい方、借りたい方など、 ご本人に代わって、両者の仲介をします 受付期間 H23.12.1~H24.1.31 ご相談・お問合せ先:八郎潟町役場 産業課 お電話:018(875)5803 《農地を借りたい方》 面積を増やし たいなぁ ○まとまった農地を引き受けて、経営面積 を大きくしたいと思っていませんか (自分で農地を探す必要はありません) 一定の要件(農地の連坦化など)を満たす場合、面積に応じた助成制度があります。 -詳細は、上記のお問合せ先まで- Ⅰ 農地利用集積円滑化事業の概要 平成21年12月の農業経営基盤強化促進法の改正により、農地利用集積の一層の促進 を図るため、農地利用集積円滑化事業が制度化され、これに伴って出し手と受け手を仲介 する農地利用集積円滑化団体が創設されました。 また国では、農業者戸別所得補償制度を導入しておりますが、加算措置としまして、規 模拡大に対する支援措置(利用権設定)が設けられております。本県では、こうした国の制 度を活用しながら、農作業受委託や所有権移転に対する支援(農地利用集積緊急対策事 業:平成23~25年)も行いながら、農地の効率的利用を加速的に推進し、農作業の効率 化を図ることとしております。 Ⅲ 農地売買等事業 Ⅱ 農地所有者代理事業 農地利用集積円滑化団体が、農地所有者から 委任を受けて、所有者を代理して農地の売渡し、 貸付け等を行う事業(委任を受けた農地の保全の ための管理を含む。) 農地利用集積円滑化団体が、農地を買い入れ 又は借り受けて、売り渡し又は貸し付け等を行う 事業 権利移動 農 地 の 出 し 手 委 任 農地の貸付 け等に関する 代理権の付 与 農 円地 滑利 化用 団集 体積 協議・調整 農 地 の 受 け 手 農 地 の 出 し 手 権利移動 農 円地 滑利 化用 団集 体積 権利移動 協議・調整 農 地 の 受 け 手 Ⅱ 農地所有者代理事業のメリット ○中間保有リスクの解消 円滑化団体は、権利に係わる中間保有リスクがないため、出し手と受け手の 仲介に専念することができ、迅速に契約を進めることができます。 Ⅲ 農地売買等事業のメリット ○出し手と受け手間の貸し付け希望時期のズレを解消 中間保有機能を活用して、両者の希望時期のズレを解消します。 (例えば、出し手と円滑化団体の契約が10年、円滑化団体と受け手の契約が5年 など) ○農地集約による団地化の実現 複数の出し手農家からの農地を、中間保有することで、まとまった農地の貸し付 けが可能になります。 ○農家の相対契約に対する抵抗感の解消 公的機関が間に入りますので、相対契約で感じる心理的な抵抗感を解消します。 Ⅳ 出し手のメリット ○自分で相手先を探す必要がなく、 安心して託すことができます。 ○貸した農地は、契約満了に伴い 戻ってきます。 Ⅴ 受け手のメリット ○複数の出し手農家と交渉する必 要がないため手間が減ります。 ○経営規模の拡大、連坦化で作業 効率がアップします。 ※所有権移転や貸し付けに伴う、農地法の手続きは不要になります Ⅵ 補助事業(農地の連坦化) 《事業概要》 【国:規模拡大加算交付金】 ①新たな利用権設定で、契約期間が6年以上 ②当該年度の2月末日までに公告が行われた利用権設定 ③集積対象者:戸別所得補償制度の加入者(制度の対象措置とならない農地を除く) ④交付金単価:受け手へ10a当たり2万円<交付ルート:国 → 受け手> 【県:農地利用集積緊急事業】 ①新たな農作業受委託(基幹3作業以上)で契約期間が6年以上または所有権移転 ②当該年度に契約されるもの ③集積対象者:戸別所得補償制度の加入者(制度の対象措置とならない農地を除く) であって認定農業者または農業生産法人 ④交付金単価:円滑化団体へ10a当たり1万円<交付ルート:県 → 円滑化団体(→出し手・受け手)> 【県:規模拡大団地化形成事業】 ①国の規模拡大加算交付金または農地利用集積緊急事業により1ha以上の団地形 成が図られること(ただし、新たに集積する農地面積が0.3ha以上) ②交付金単価:集積対象者へ10a当たり5千円 <交付ルート:県 → 円滑化団体 →受け手> 【県】規模拡大団地化形成事業 (5千円/10a) 1ha以上の団地形成 【国】規模拡大加算交付金 (20千円/10a) 利用権設定 【県】農地利用集積緊急事業 (10千円/10a) 農作業受委託・所有権移転 ※認定者・農業生産法人 《農地の連坦化(面的集積)要件》 【国:規模拡大加算交付金】 ○経営する農地(農作業受託を除く)が、2筆以上のまとまりを有するもの。 【県:農地利用集積緊急事業】 ○経営する農地(農作業受託を含む)が、2筆以上のまとまりを有するもの。 《ただし、1ha以上の面積を有する農地は、1筆であっても可》 <事例①> <事例②> <事例③:特例的なもの> 農道 排 水 路 2筆以上の農地が畦畔で 接続しているもの 2筆以上の農地が農道又は 水路等を挟んで接続してい るもの Ⅶ 補助事業活用上の留意(委任契約書の作成) 農地所有者代理事業 - 同じ進入路に面した2筆の農 地の間に、1筆の農地が存在 しているもの 農地の所有者から円滑化団体に対して、契約(利用権、所有権移転、農 作業委託)の相手先の選定及び農用地利用集積計画への同意(農作業委 託を除く)について委任する旨が書面により意志表示されていること。
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