制度経済学Ⅰ

第8講
• Q1 FX取引とはなにか?
• Q2 FX取引の背景?
• Q3 どう改善?
• 2008.10.7.放映
感想
• 103043、113155、113180、113217、
• 就職支援、技能訓練のイニシアチブを
国から、地域レベルに移す
・ 地域、住民のイニシアチブの確立へ
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FX取引の特徴
ハイリスク・ハイリターン
大きな儲けは大きな損失と裏表
為替相場、株式市場を予測する
それ自体、職業の対象となる
アマが入り込む危険とチャンスー金融自由化
もうける機会が増える=損失の機会も増える
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金融自由化のロジック
=社会の全員が投資家になる
基本的に困難、それが常識として通用
先物市場、商品市場など
ハイリスク・ハイリターン
「少ない資金で大きな資金を動かす」
1970年代以降の流れの歴史的転換=現在
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貨幣とは何か
貨幣物神、商品物神(マルクスの指摘)
資本主義における「フェティシズム」の問題
呪縛に取りつかれる→ハイリスクハイリターン
金融投機に向かう心理
投機、相場などの言葉が意味する世界
正業か虚業か
• マルクスの分析
• 「人間と人間の関係が、商品と商品の関係と
して現れ、しかも、商品と商品の関係が人と
人の関係に取って代わるようになる」
・ 資本主義の特性がますます強くなる
・ その例ー家事労働が商品化される
・ 家電製品、外食産業、塾・教育産業など
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貨幣物神、貨幣の魔力からいかに脱するか
金融自由化の行き過ぎを正す
短期資金の規制を復活する
投機、ハイリスクハイリターンを限定させる
貨幣は市場経済に不可欠だが、・・・
金融自由化は貨幣の暴力性を含む
→2008年 リーマンショック 世界中に波及
貨幣の発生
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価値関係 A商品x量とB商品y量の交換
もっとも基本的関係
資本論冒頭文章
「資本主義経済の分析は、商品の分析から
始まる」
・ 商品とは何か? もっとも基本的な富の形態
貨幣の発生
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A商品=B商品
Ⅰ
左辺の商品の価値は自分自身で表現不可能
なぜなら、A商品=A商品は無意味
A商品の価値は、B商品という相手を必要
この価値方程式ではB商品でしか表現できな
い
• これを拡大したい・・・
• Ⅰ A商品=B商品
• Ⅱ A商品=B商品
=C商品
=D商品
以下つづく
Ⅱの意味 価値表現の拡大、市場社会
まだ貨幣は生まれていない 無限につづく
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Ⅰ A商品=B商品
Ⅱ A商品=B、C、D、・・・・商品
Ⅲ B、C、D、・・・商品=A商品
意味 価値表現がⅡからⅢで逆転
いまや数多くの無限の商品がA商品で価値を
表現できる 特定の商品が唯一価値を表現
特権的商品・・・商品世界から排除→
• Ⅰ A商品=B商品 簡単な価値形態
• Ⅱ A=B、C、D、・・・展開された形態
• Ⅲ B、C、D、・・・=A 発展した形態
• Ⅳ A、B、C、D、・・・=金(ゴールド)
意味 これが貨幣形態であり、貨幣発生
すべての商品の価値は貨幣で表現される
最終的には、価格形態へ。
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法律的な制度、経済と法
市場機能だけでは不十分 「ヤミ市場」
いかにして市場の機能を高めるために
制度を充実させるか
市場と制度の往復運動
言い換えれば、経済と法の関係
AIJ投資会社による年金資金の不正運用