減価償却とは・・・? 建物や車などは使っていくうちに傷んでくるし、故障や汚れなども出てきます。 このようにして価値が減少していくことを、減価といいます。 しかし、減価額を正しく測定するのは 難しい!!! そこで 使用する期間にわたって、取得原価を一定の方法で費用として配分する。 この一連の手続きを・・・ という。 ☆定額法 計算式: 毎期の減価償却費= 取得原価-残存価格 耐用年数 問: 取得原価¥1,000,000 耐用年数 5年 ◎減価償却費 \1,000,000-(\1,000,000×10%) 5年 減価償却費 残存価額 10% = \180,000 重 要 ◎毎期一定額を償却 減価償却費 取得原価 期末評価額 (次期繰越高) \1,000,000 \820,000 未償却残高 期末評価額 (次期繰越高) \640,000 ◎1期目 ◎2期目 ☆定率法 計算式: 毎期の減価償却費= 期末の未償却残高 × 償却率 問: 取得原価 ¥2,800,000 償却率 25% ◎2期目減価償却費 ◎1期目減価償却費 (\2,800,000×-0.25 = \700,000 ) × 0.25 = \525,000 \2,800,000 減価償却累計額 \1,225,000 \700,000 重 要 減価償却費 取得原価 期末評価額 (次期繰越高) ◎減価償却する金額が 少なくなっていく 減価償却費 未償却残高 \2,800,000 期末評価額 (次期繰越高) \2,100,000 \1,575,000 ◎1期目 ◎2期目 \530,000-\675,000 固定資産売却損 = -\145,000 2年後・・・ 売却 \530,000(引き取り額) \1,200,000-\525,000= \675,000(評価額) ☆仕訳☆ (借) 車両運搬具 (貸) 車両運搬具 ◎2期目減価償却費 車両運搬具1,500,000 1,500,000 車両運搬具1,200,000 1,200,000 2期目 \225,000 ☆仕訳☆車両運搬具減価償却 車両運搬具減価償却 (1,200,000-300,000)×0.25 525,000 累 計 額 970,000 未払金 525,000 累 計 額 (借) 減価償却費 (貸) 車両運搬具減価償却 300,000 300,000 累 計 額 \1,500,000 固定資産売却損 145,000 固定資産売却損 145,000 ☆仕訳☆ ◎注意点(借) 減価償却費 ◎1期目減価償却費 (貸) 225,000 1,200,000×0.25 車両運搬具減価償却 累 計 額 \300,000 1期目 225,000 支払額は取得原価から 引き取り額をひいて求める 車両運搬具減価償却累計額 支払額 525,000 300,000 \1,500,000-\530,000 225,000 =\970,000 (未払金) 525,000 525,000 買い入れ ¥1,200,000 2年後・・・ 廃棄物処理場 \1,200,000-\525,000= ☆仕訳☆ (借) 減価償却費 ☆仕訳☆ \675,000 (評価額) ◎2期目減価償却費 300,000\225,000 (貸)備品減価償却累計額2期目 (1,200,000-300,000)×0.25 備品減価償却累計額525,000 (借)備品減価償却累計額 (貸) 備 525,000 備 品 品 1,200,000 1,200,000 除却損 廃棄処分 除 却 損 ☆仕訳☆ (借) 減価償却費 300,000 675,000 1期目 ◎1期目減価償却費 225,000\300,000 備品減価償却累計額 (貸) 225,000 1,200,000×0.25 ◎注意点 備品減価償却累計額 『廃棄』という言葉がでたら除却損 525,000 300,000 という勘定を用いること!! 225,000 525,000 525,000 ¥1,200,000
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