スポーツウエア等の 調達、物流、販売システム に関する課題 常に効率化、スピードアップ、精度向上 を考えていく為に 2010年2月19日 株式会社デサント 情報システム室 鈴木 講師(自らの略歴) • • • • • • • • • • 1980年 1982年 1984年 1988年 1992年 2001年 2004年 2007年 2009年 2010年 デサント入社 【マーケティング課】 サラリーマンでも買えるPC 会社のPC(オフライン処理) 【営業企画】 受発注WEB構築 【SIN推進部】 SKIバブル、業務フロー、物流 【業務課】 基幹システム再構築 プロダクトアウト⇒マーケットイン 中国での直納ロジ構築 インフラ変更計画 【情報システム室】 システムオープン化、ハウジング 今日 情報システムの流れ ■時代背景 • • • • • • 1987年 1996年 2000年 2007年 2009年 2010年 電算⇒情報システム windows95,インターネット 情報システム⇒IT 内部統制、IT統制 金融不況、投資抑制 2015年IFRS(国際会計基準) スポーツ業界での流れ 「情報システム」期での 標準化取り組み • スポーツ統一伝票 • JANコード附番促進活動 • S研フォーマットでのデータ交換促進 ■環境変化 • 汎用機、端末機 • サーバー、パソコン、ネットワーク、Web 当社のロジスティック概要図 【生産地】 取引先 【日 本】 フロント処理 販売システム (課別在庫) 工場 EDI 取引先 システム 第三者 検品場 入荷報告 フォワダー 通関 受発注Web 取引先 出荷指図(承認) 通関 海上輸送 ドレージ 取引先の指定場所 (倉庫/店舗) 物流システム (ロケーション在庫) 入荷処理 出庫 指図書 値札発行 専用伝票 ピッキング 物流 センター JANコードスキャン 出庫検品 路線便引渡し 付帯加工 出庫指図 ITFスキャン 納品書 配送処理 外装明細 ラベル ASN/SCM処理 送り状 梱包処理 当社のシステム概要 仕入先 取引先 ①生産指図 ⑦納品処理 ⑤発注 ②入荷処理 調達システム ⑥出荷指図 物流システム 販売システム ③入荷実績 ③⑧入出荷実績 ④仕入 ⑨売上 財務システム 販売システムに関して • • • • 社内フロント処理の効率アップ 取引先との接続強化 在庫状況、売上状況レスポンスアップ 様々なビジネスモデルへの対応 • 営業ニーズに左右されるがシステム化、ネッ トワーク化は進む 物流システムについて • • • • • • 在庫管理 物流加工 取引先の指定する納品形態 取引先の指定する情報付加 出荷リードタイム維持改善 棚卸し業務(資産確定) • 取引先のニーズに左右されるがシステム化 は進む 調達システムについて • 生産指図発行 • 入荷計上での照合 • 生産(工場)管理とは違う側面であり、積極的 なシステム化が進められていない さてシステム(IT)の目的とは? • 効率化 • スピードアップ • 精度向上 • 新たなモデルの 実現ツール • コスト削減 • 成長戦略 システム(IT)の役割は? その① • コストセンターか? • プロフィットセンターか? • システム(IT)無しでは、ビジネスは動かない • 取引先のシステムオファーは避けられない • システム(IT)は高額投資である • 物流システム、販売システムでは実現済み システム(IT)の役割は? その② • コストセンターか? • プロフィットセンターか? • ネットワーク化にシステム(IT)の意味がある • 労力軽減のためにシステム(IT)は使われる • 物とドキュメントと情報は常に一致する • 調達分野にシステム(IT)本来の価値が創出 されているか? システム(IT)の役割は? その③ • 生み出される効果が試算可能であること • あらゆる試算にトライすること • 漠然、曖昧は困る • 可能性の追求はいくらでもできる • 付加価値を追いすぎると実行不能となる • ITはどんどん複雑になり、ビジネスでの依存 度益々上がる システム(IT)効果が出る可能性 • システム(IT)のミッシングリングは無いか? • 人系の処理が多く介在していないか? • 独自のフォーマットが横行していないか? • e-mail依存しすぎていないか? • 情報開示、情報共有の思想があるか? 一つの考察(調達部分) 企画 企画制定 MD領域 発注 生産 受注活動 (受注集計) 生産指図 発行 社内仕入担当領域 工場ライン 設定 材料投入 ロジステック 製造 第三者 検品 貿易処理 海上輸送 仕入先担当領域 仕入計上 在庫開示 物流センター 入荷処理 営業配分 物流領域 営業領域 事前の入荷情報が無い、 手書き明細で入荷処理工数大 【 シス テム連携 】 受注集計システム 物流システム 調達システム 「システムの空白エリア」 ★情報錯綜、確認工数多大 ここをシステム的に埋めることで、 効率化、スピードアップ、精度向上が生まれないか? 販売システム システム(IT)でのP/Lを考えると • システム(IT)は安くはない(高い投資) • 今の時代、システム(IT)は強力なアドバン テージを生まない • トータルコスト削減に寄与する可能性はある • トータルコストを十分解析するセンスとスキル • 最適なパートナー選び<規模の大小ではない> (長い取組み、センス、スキル、マインド、ギブ・アンド・テイク)
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