世界コンテナ輸送船隊及び就航状況から見た海運アライ

世界コンテナ輸送船隊及び就航状況か
ら見た海運アライアンスの比較
97739 寺川慧
研究背景
定期船市場
の変化
コンテナリーゼー
ションの発展
アライアンスの
結成
アライアンスの変遷
14
個
6
個
研究目的
• 国際ハンドブックのデータを基に基本
集計をし、アライアンスの現状分析を
行う。
• アライアンスの現状比較から特徴を
明確化する。
使用データ及び分析方法
航路の
データ
船舶の
データ
集計結果の一覧表
アライアンスごと
• コンテナ船の隻数、船腹量航路
数の比較
• アライアンスの就航概要
• コンテナ船航路数、Weekly航路
数週一回以上の寄港数
• 一航路あたりの隻数、寄港回数、
船社数
航路区分ごと
1. コンテナ船隊の状況 • 航路区分の就航船舶の概要
• 航路区分の就航船舶の船腹量
2. 就航船舶の概要
の比較
3. 就航船舶の寄港頻度
• 船社の就航船舶の状況
• 船社の就航船舶の概要
• アライアンスの船社の航路分担
船隊ごと
1. コンテナ船隊の状況
2. 就航船舶の概要
3. 就航船舶の寄港頻度
4. 一航路あたりの船社数
就航隻数、寄港回数。
コンテナ船の積載量
グループ名
The New World Alliance
Grand Alliance
United Alliance
COSCO+K-Line+Yangming
Maersk+Sealand
Evergreen+LT
平均
コンテナ船の積載量(TEU)
2913
96%
2779
92%
3287
109%
2418
80%
3459
114%
3460
114%
3023
100%
一航路あたりの船社数
グループ名
The New World Alliance
Grand Alliance
United Alliance
COSCO+K-Line+Yangming
Maersk+Sealand
Evergreen+LT
平均
一航路あたりの船社数
1.109
97%
1.486
130%
1.056
92%
1.031
90%
1.000
87%
1.111
97%
1.146
100%
構成船社の規模のばらつき
グループ名
The New World Alliance
Grand Alliance
United Alliance
COSCO+K-Line+Yangming
Maersk+Sealand
Evergreen+LT
平均
標準偏差
118460.7 47252.11
78283.67
60665.7
112576
163974
76172.5 62013.24
－
－
－
－
変動係数
0.398884
0.774947
1.456563
0.814116
－
－
アライアンスの集計結果の基準表
各航路の配分
コンテナ船の一航路あたり
一航路あたり
船腹量(TEU) 平均積載量平均寄港回数
平均船社数
三大航路アジア地域その他
(TEU)
（回）
構成船社の特徴
規模のばらつき
110%以上大と多
25%以下小、(5%以下は極小)
変動係数0.4以下小
9１%-110%中
25%-40%中
変動係数0.4-1.0中
91%以下小と少
40%以上大、(60%以上は極大）
変動係数1.0以上大
アライアンスの集計結果
グループ名
The New World Alliance
コンテナ船の
一航路あたり平
船腹量(TEU) 平均積載量
均寄港回数（回）
(TEU)
中
大
大
小
大
小
中
少
Grand Alliance
中
多
United Alliance
中
多
COSCO+KL+Yangming
小
中
Maersk+Sealand
大
中
Evergreen+LT
大
多
各航路の配分
グループ名
三大航路アジア地域
その他
The New World Alliance
大
中
中
Grand Alliance
大
中
中
United Alliance
大
中
小
COSCO+KL+Yangming
大
小
中
Maersk+Sealand
大
小
中
Evergreen+LT
極大
極小
中
一航路あたり
平均船社数
中
多
中
中
―
―
構成船社の特徴
規模のばらつき航路分担
小
中
大
中
―
―
少しあり
少しあり
あり
少しあり
―
―
集計結果の一覧表
アライアンスごと
• コンテナ船の隻数、船腹量航路
数の比較
• アライアンスの就航概要
• コンテナ船航路数、Weekly航路
数週一回以上の寄港数
• 一航路あたりの隻数、寄港回数、
船社数
航路区分ごと
1. コンテナ船隊の状況 • 航路区分の就航船舶の概要
• 航路区分の就航船舶の船腹量
2. 就航船舶の概要
の比較
3. 就航船舶の寄港頻度
• 船社の就航船舶の状況
• 船社の就航船舶の概要
• アライアンスの船社の航路分担
船隊ごと
1. コンテナ船隊の状況
2. 就航船舶の概要
3. 就航船舶の寄港頻度
4. 一航路あたりの船社数
就航隻数、寄港回数。
クラスター分析による分類
航路
船舶
規模
10 寄港回数
9 就航隻数
7 船速(ノット)
6 冷凍プラグ数
5 積載量(TEU)
8 船社数
4 建造年(年)
3 航路数
2 船腹量(TEU)
1 隻数
海運アライアンスの比較
1.6
平均値に対する1
航路あたり寄港回
数の比
United Alliance
1.4
Evergreen+LT
1.2
Grand Alliance
Maersk+Sealand
1
0.6
0.8
1
1.2
1.4
COSCO+K-Line+Yangming
0.8
The NewWorld Alliance
0.6
0.4
平均値に対する
積載量の比
各海運アライアンスの位置付け
1.6
平均値に対する一
航路あたり寄港回
数の比
U nited A lliance
1.4
G rand A lliance
Evergreen+LT
1.2
M aersk+S ealand 経済性（船社、荷主）
1.0
0.6
0.8
1.0
C O S C O +K -Line+Y angm ing
0.8
1.2
1.4
平均値に対する
コンテナ船の積
載量の比
T he N ew W orld A lliance
0.6
高速性（荷主）
0.4
総合評価
（理想的発展方
向）
まとめ
国際輸送ハンドブック2000年版のデータを用
い、海運アライアンスの特徴を明確にした。
各海運アライアンスの位置付けを示した。
今後の課題
1. 貨物も含めて検討する。
2. 健全な競争を維持するためのアライアン
スの作り方を検討する。
3. 2000年以前のデータと比較する。
4. 経済利益も含めて検討する。

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