天文台

NROと大学の関係
久野成夫(NRO)
今後10年:いかに45m鏡を使い倒すか?
1.大学が主導するレガシープロジェクト
– 大学が自前の装置を持つように45m鏡を使う
• まとまったデータでサイエンスの拠点づくり
– データを確保して院生を育てる
• 運用に参加することで、実際に装置に触れる
(ただし、ある一定期間となるが)
背景
• NRO
– まとまったデータによるサイエンス
• レガシープロジェクトで成果が出ている
– ALMA体制へのシフト
• NROのスリム化
• どう研究・運用体制を補強するか?
• 大学
– 自前の装置を持つことの負担
– 最先端のサイエンスができるか?
– 学生を引き付けるため必要
補いあえるのでは?
実行の枠組み
• 観測所がテーマを提示し参加希望を募る/公募制
• プロ小@ユーザーズミーティングでレビュー
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サイエンステーマ
実行体制(大学連合でも可)
院生の教育プラン(M論、D論含め)
観測からデータ公開までの観測所との作業分担
運用への貢献
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運用会議参加(TV)
観測時のトラブル対応
立ち上げ測定
各種開発に参加
– 外部資金の獲得戦略
– 協定?
2.45m鏡を使った観測実習
– 45m鏡を自分で扱える指導者が必要
– 実習マニュアルは提供できる