地殻内でのマグマ活動

火山災害
代表的な例で
火山ガス
伊豆諸島三宅島
– 4年5ヶ月の避難指示
– 中心火道からの亜硫酸ガス
 カメルーンのニオス湖
– 谷沿いの住民1700名と家畜3000頭が犠牲
– 二酸化炭素
 草津白根山
– スキーヤー,高校生死亡
– 硫化水素と二酸化炭素

山体崩壊 〜水蒸気爆発

1888年会津磐梯山
– 山体500m崩壊 爆発カルデラの形成
– 麓の集落461名死亡
– 檜原湖など大小100個以上の堰止め湖
– 新規マグマに由来するものは無かった。
– すべての爆発は1分以内。
津波 〜山体崩壊

1792年雲仙眉山の崩壊
– 地震で熔岩円頂丘の一部が崩壊
– 有明海で津波。島原半島では最大50m。
– 対岸の肥後で10m。島原大変肥後迷惑。
– 15,188人の死者・行方不明者。
火山泥流

1985年コロンビアのルイス山火山泥流
– 海抜5321mの山頂には大量の雪氷
– 火山から47kmのアルメロなどを襲っ
て,2万3千人が死亡。
– 国際的な共同作業でハザードマップ
が作成されていたにもかかわらず。
– 1980年セントヘレンズは最小の犠牲。
熔岩流とメラピ型火砕流
1942年マウナロア噴火
– 流下中の熔岩に爆弾投下
 1973年アイスランド隣のヘイマエイ島
– 季節港の閉塞を防ぐために注水
 1991〜1996年普賢岳
– メラピ型火砕流(熱雲)や乾燥なだ
れ
– マスコミ関係者など43名の犠牲。

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降下火山砕屑物

79年ベスビオ火山の(元祖)プリニー式
噴火
– 噴煙柱32000m
– 火砕流も目撃
– 遺体は高温の火山灰で炭化
– 火口近くのヘルクラネウム 層厚23m
– 南東10kmのポンペイ 層厚3m
– 死者1万人ほど(ポンペイ2000/20000
人)
大型の火砕流クレーターレーク型
カルデラ
多くの大型カルデラがこれに該当 eg.九州
中南部
 1883年クラカタウ(中規模)
– 噴煙柱高度3.3〜8km
– 津波波高35m 溺死者36,417人
 1815年タンボラ(歴史時代最大級)
– 大規模爆発が始まってカルデラが完成する
のにほぼ1日
– 9万2千人死亡 うち8万人が餓死と疫病

成層圏エアロゾル1〜大規模爆発
1783年アイスランドのラキ熔岩噴泉と
フランクリン
 1815年タンボラによる世界の平均気温
3℃低下 year-without-a-summer
 1880〜1975火山活動と成層圏エアロゾ
ルと北半球平均気温の関係が明瞭
 赤道付近の火山噴火後2〜3年 世界の
気候に影響

成層圏エアロゾル2

1883年クラカタウ
– 噴煙柱30〜80km 成層圏
– 赤道上の成層圏を東風にのって平均
32.5m/秒で周って約2週間で一週
(26ヶ月で東風と西風に交互)
– 爆発の3ヶ月後には日本や欧州でも
昼間も薄暗く濃い朝焼けや夕焼けさ
らにビショップ環が観測される
– 噴煙柱内の二酸化硫黄や亜硫酸ガス
がエアロゾルとなって50kmだと約
5年滞留
天保の大飢饉

1835年中米ニカラグアのコセグイナ
– 宮城県涌谷町の花井安列の天候日記
– 1836年の天保の大飢饉
– 仙台藩だけで30万人が餓死という
数字も?
– 1837年大坂の大塩平八郎の乱,
全国的な一揆・うちこわし
以
上