演習2 英語ノートを使った 担任による授業 英語ノートの位置付け 「英語ノート」は ① 教科書ではありません。 ② 教えなければならないものではなく ③ 教材として活用するものです。 ④ 授業づくりに活用できるもの! とはいうものの・・・ ○ 「英語ノート」の中の活動は、すべてやら なくてはいけないものではありません。 ○ 「指導資料」に示されたとおりに行う必要 もありません。 学級の子供の実態に合わせて、子供の学 習意欲を喚起するために、学級担任が、活 動を取捨選択し、アレンジしていくことが大 切! 英語ノートの構成 Let’s Listen Let’s Chant Let’s Sing Let’s Play Activity 考え方は ゴールから さかのぼる形 英語ノート活用のヒント ー英語ノート指導資料ー ① 展開例等の 資料の活用 参 考 に す る こ と で ② CD教材や デジタル教材 との併用 円滑な授業 例えば・・・・・・ ー授業展開例からー ① ◎印の評価を参考に評価の仕方を ーLesson末の「文化背景解説」からー ② Lesson末の「文化背景解説」から 英語の雑学を 実際の活動について 今から、 「英語ノート」に盛り込まれた活動 英語の歌 チャンツ クイズ ゲーム などの実際について、研修しましょう 歌やチャンツの紹介 <Let’s Sing> ① 動作をつけながら ② 授業のウォーミングアップとして 遊びの一環として ③ 児童の発達段階に合わせて ◆「英語ノートⅠ」 Let’s Enjoy 1 Let’s Sing,♪Head, Shoulders, Knees and Toes 《実演》 さあ、一緒にやってみましょう! <LET’S CHANT> ① リズムの楽しさを体験 ② 表現に慣れるためのドリル活動 ③ 不自然にならないように配慮 ◆「英語ノートⅠ」 Lesson4 Let’s Chant 《実演》 さあ、一緒にやってみましょう! クイズとゲームの効果 <Enjoy Quiz> 1 記憶力・集中力アップ! 2 次の活動へスムーズにつなげる ◆「英語ノートⅡ」 LESSON 3 P16 ACTIVITY ○ 絵を貼って「何月かな?」 日本文化とつなげる、児童の思い出とつなげる ○ 曜日の下に数字(日にち)を貼って 「何月だと思う?」 誕生日につなげる 一人一人が「My カレンダー」を作成 「命を大切にする」道徳の授業につながる ◆「英語ノートⅡ」 LESSON 1 P4,5 アルファベットで遊ぼう ○ 色つきのマグネットシートで、 大きなアルファベット文字を作成 それを、2・3枚に切り離す 児童は、協力してパズルのように合体させ、 アルファベット1文字を完成する ◆「英語ノートⅠ」 Lesson 6 外来語の導入として ○ あらかじめ、身の回りにあるアルファベット を使った言葉を探してもってくるように指示 児童がヒントを作り、クイズ形式で発表 外来語かあるいは日本が世界に発信したもの か(例:sushi)など、文化の違いを取り上 げることもできる <Enjoy Game> ゲームを行う際の注意点ー ① 全員参加が原則! ② ねらいを明確に! 聞く or 話す or 両方 ③ 指示は短く、活動をたっぷり ④ 競争を目的としない! ※消極的な子どもに配慮を ⑤ 自然に身に付く工夫を <聞くこと中心のゲーム> ★ キーワードゲーム ○ ペアを決め、机に消しゴムを置く キーワードを決める(例:cherry) 指導者が食べ物を英語で発音し、時々キーワー ド(cherry)というと児童が消しゴムを取り合う ★ スリーヒントゲーム ○ 職業を表す絵を貼る 情報を3つ英語で言う 児童が絵の中からその職業を英語で答える 発音練習につなげる ★ 指さしゲーム(かるた) ○ ペアを決め、机にカードを置く 指導者の英語を聞いてカードに指を置き (例:red)、取る ※ この時、理解の早い子は素早くさせるので、遅 い子も参加できるように条件を付けるとよい ★ ビンゴゲーム ○ 机にカードを置く 指導者の英語を聞いてカードをひっくり返す ※ カードを置く位置で偶然性が出るので、誰でも 参加可能。1人でもペア、グループでも可 <話すこと中心のゲーム> ★ 聖徳太子(ステレオ)ゲーム ○ 教室の前に数人並んで、自分の誕生月を一斉に 言う 2、3回繰り返して「誰が何月か」聞き取れた ことを発表する ★ 伝言ゲーム ○ 列を決める 教室の前に代表者を呼んで伝言を伝える 列の最後の児童が、指導者に伝える <両方を生かせるゲーム> ★ ミッシングゲーム ○ 絵カードを黒板に貼る 1枚あるいは数枚はずす “Close your eyes.” “Open your eyes.” はずしたカードを児童が発表する ★ 記憶力ゲーム ○ 児童に絵カードを配る 《実演》 さあ、御一緒に! 指導者が英語をゆっくり順番に言う(数回) 児童は絵カードを聞いた順に並べ替え、発表する 最後に・・・ ○ 「英語ノート」には、たくさんのアイディアやヒン トが盛り込まれている ★ 授業の目標や扱う題材、子供の姿を思い描きながら ★ どんな活動をどんな順序でつなげていったらスムーズ にいくだろうか ★ 一つ一つの活動にどんな工夫を加えたら、子供の目が 輝くだろうか そんなこと考えて、英語活動の授業を つくっていきたいものですね! まずは 第2回目の研修・・・ 「マイクロティーチング(授業案作成)」に チャレンジしましょう。 最初は難しいかもしれませんが、 やればできます。 そうです! Yes, we can! ・・・期待しています!
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