鍋によるコミュニケーション 社会学部 メディアコミュニケーション 学科4年 細川 祥 鍋料理の特徴 作りながら食べる 共同で食事をする ↓ 共同で作りながら食べる ↓ コミュニケーションが不可欠 鍋を食べるときには『鍋をする』という表現を 使う 「する」と表現する料理の 例。 鍋 バーベキュー 鉄板料理 等 「する」と表現しない料理の 例。 カレー すし 等 一般的な料理はだいたいこ ちら 鍋の歴史年表1 江戸時代 七輪・火鉢の登場で大鍋から小鍋立てへ 京都に初の湯豆腐店「奥丹」開店 江戸で料理文化大盛況 安永・天明年間(1772年~1789年) 浅草にどじょう鍋店「駒形どぜう」開店 江戸の食い倒れ 文化・文政年間(1804年~1830年) 神田にあんこう鍋店「いせ源」開店 横浜に初の牛鍋屋「伊勢熊」開店 明治時代 仮名垣魯文『案具楽鍋』出版 東京瓦斯株式会社発足 家庭用ガス供給始まる (ガスは鍋に適した燃料) 牛鍋屋がガスを調理に利用 1891年 チャブ台の機能を持つ「卓子」 特許出願 (チャブ台も鍋に似たコミュニケーション機能がある) 大正時代 1924年頃 関東大震災後、「牛鍋」が「すき焼き」と呼ばれるようになる。 東京におでん店「お多幸」開店 鍋の歴史年表2 昭和時代 札幌にジンギスカン鍋店「横綱」開店 戦後 チャブ台の普及 1963年 坂本九「スキヤキソング」ヒット 1965年頃 カセットコンロの販売開始 カセットボンベの年間販売本数 約3000万本 「家族ゲーム」上映 平成時代 1989年 週刊現代に「鍋奉行」の表記 都市部の家庭で冬場に平均週一回の鍋 1992年 モツ鍋ブーム 1994年 キムチ鍋ブーム なべセット好評 「一人鍋」浸透しはじめる 2008年 カレー鍋ブーム 鍋をする時に、普段の人間関係が反映され ると思うか 3% 3% 13% 反映する 少し反映する あまり反映しない 反映しない わからない 27% 54% どこで鍋をするか(複数回答) 自宅 友人・知人の家 居酒屋などのチェーン店 専門店 0 20 40 60 % 80 100 鍋奉行のイメージ 鍋以外の食べ物でも自分の食べ方を押し付ける人 何事に関しても自分流のこだわりがある人 周りを見て周りのために行動してくれる人 仕切りたがり屋 神経質でマイペースな人 気が利く人 鍋の食べ方を一から指導する人 一つのことにこだわりがある人 几帳面 具をよそう人 取り仕切れる人 何でもテキパキ仕切れる人 自分が食べやすいからやる人 自己中心 引っ張るのが好きな人(リーダーシップがある人) 責任感のある人 おとなしいイメージ 世話好き 強引な人 鍋の具を入れ、煮えたら回りに配る人 あまり人の前にたつことのない人 自分の事を顧みず、他だけに気を配れる人 丁寧な人
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