歯の健康と歯科健診の受診について〈６月４日は「虫歯予防デー」です〉２０１３年６月出光興産健康保険組合１．歯の衛生週間歯の衛生週間６月４日(火)～６月１０日(月) 「健康は食から歯から元気から」（厚労省・文科省・日本歯科医師会）全国各地で公告掲載やシンポジウムなど様々な啓蒙活動が実施されます。２-１．出光健保の歯科医療費（２０１２年度）① 【歯科医療費】上位１０疾病順位疾病名 1 循環器系疾患 2 がんなど新生物 3 歯科疾患 5 筋骨格系疾患 4 呼吸器系疾患 5 神経・精神系疾患 6 内分泌・代謝疾患 7 消化器系疾患 8 眼科系疾患 9 妊娠・出産・周産期の病態 10 皮膚及び皮下組織の疾患その他合計単位：千円金年齢別歯科医療費単位：千円額 655,080 477,430 454,780 364,950 298,950 206,130 183,840 173,780 135,230 112,350 94,490 1,076,300 4,233,310 • 歯科医療費総額/年 • 医療費全体に占める割合 • 加入者一人当り/年 ※対象者：2１,７９８名（含む家族）４５５百万円１０．７％２０，８６３円２-２．出光健保の歯科医療費（２０１２年度）② 【年齢階層別（年間一人平均）】年齢に比例して歯科医療費は増える傾向にあります。単位：円３-１．歯周病と疾病の関係① １．歯周（炎）病に罹患している人は罹患していない人に比べて心臓血管疾患になる率が１．５～２．８倍と高くなる。２．歯周病は糖尿病の発生リスク要因になるといわれている。※ ３．心筋梗塞、脳梗塞、高血圧など糖尿病の合併症は、重症の歯周病の人ほど高頻度に発現しているとの報告がある。４．歯周病に罹患した妊婦は、早産や低体重児を出産するリスクが高い。など ※メカニズム炎症歯周組織から持続的に生産されるTNF－αが血中に移行し、そのTNF－αの影響を受けて、骨格筋細胞や脂肪細胞による糖の取り込みが阻害される、いわゆるインスリン抵抗性が悪化することにより病状が悪化する。３-２．歯周病と疾病の関係② 歯の残存数と医療費の関係【参考：長野県国民健康保険組合・約１０万人のデータ】 ※６５歳以上 25,000 20,000 円 15,000 ／年 10,000 医歯科科 5,000 0 ０～４５～９１０～１４残存歯の本数１５～１９２０～歯の残存数が多いと医療費全体も少なくなる傾向にあります。４．歯科健診受診と歯科医療費の関係【歯科健診受診者と未受診者の歯科医療費の比較】 25,000 【一般被保険者・円/年】半分! 20,000 15,000 10,000 5,000 0 未受診者受診者歯科健診を受診することによって早期発見・早期治療。もちろん歯科医療費も抑えられます。５．出光健保の歯科健診受診率【２０１２年度・一般被保険者（特退者含む）】受診率２０．６％未受診者集団健診を受診できない人も、最寄りの歯科医院で受診して健保に申請することにより、４，０００円/（年）までの実費を補助いたします詳しくは健保機関誌「さわやか」春号をご覧下さい参考：被扶養者の受診率約１０％受診率は１／５程度にとどまっています。６．最後に歯の健康は、全身の健康に繋がります。定期的に歯科健診を受診しましょう！ブラッシング指導を受け、正しい歯磨きを励行しましょう！いつまでも食事をおいしく食べましょう！以上