2008年度 情報科学序論 ~ 補数とイクセス表現 ~ 担当教員: 幸山 直人 2008年度 情報科学序論 補数表現 10 0 9 -1 8 -2 7 -3 6 -4 5 -5 4 4 3 3 2 2 1 1 0 0 絶対数(通常) 相対数(補数表現) 負の数 正の数 2008年度 情報科学序論 オーバーフローとアンダーフロー アンダーフロー 表現可能な数 0 正の数 オーバーフロー 絶対数の最大値 負の数 (補数表現) 絶対数にしろ、相対数にしろ、表現可能な数を 越えた数はコンピュータで扱うことが出来ない。 2008年度 情報科学序論 補数の例 0 0 0 0 0 -1 -1 -1 -1 -1 -2 -2 -2 -2 -2 -3 -3 -3 -3 -3 -4 -4 -4 -4 -4 -5 -5 -5 -5 -5 4 4 4 4 4 3 3 3 3 3 2 2 2 2 2 1 1 1 1 1 0 0 0 0 0 -9 (負の数) -8 (負の数) -7 (負の数) -6 (負の数) -5 (負の数) 2008年度 情報科学序論 補数による演算 0 0 0 0 -1 -1 -1 -1 -2 -2 -2 -2 -3 -3 -3 -3 -4 -4 -4 -4 -5 + -5 = -5 + -5 4 4 4 4 3 3 3 3 2 2 2 2 1 1 1 1 0 0 0 0 4 -3 1 0 (=10) 2008年度 情報科学序論 表現可能な数を越えた演算(1) 0 0 0 0 -1 -1 -1 -1 -2 -2 -2 -2 -3 -3 -3 -3 -4 -4 -4 -4 -5 + -5 = -5 + -5 4 4 4 4 3 3 3 3 2 2 2 2 1 1 1 1 0 0 0 0 4 3 7 0 2008年度 情報科学序論 演算を行う際の注意事項(1) 表現可能な数 負の数 0 正の数 0 負の数 (補数表現) 正の数 足し算や引き算などの演算を行なった際は、 演算結果が表現可能な数の範囲に収まって いることをチェックする必要がある。 2008年度 情報科学序論 表現可能な数を越えた演算(2) 0 0 0 0 -1 -1 -1 -1 -2 -2 -2 -2 -3 -3 -3 -3 -4 -4 -4 -4 -5 + -5 = -5 + -5 4 4 4 4 3 3 3 3 2 2 2 2 1 1 1 1 0 0 0 0 -4 -3 -7 0 2008年度 情報科学序論 演算を行う際の注意事項(2) 表現可能な数 負の数 0 正の数 0 負の数 (補数表現) 正の数 足し算や引き算などの演算を行なった際は、 演算結果が表現可能な数の範囲に収まって いることをチェックする必要がある。 2008年度 情報科学序論 イクセス表現 10 5 9 4 8 3 7 2 6 1 5 0 4 -1 3 -2 2 -3 1 -4 0 -5 絶対数(通常) バイアス (ゲタ) 相対数(イクセス表現) バイアスは5とする 2008年度 情報科学序論 イクセス表現された数の例 5 5 4 4 3 3 2 2 1 1 0 -1 -2 -3 > 大小関係が 直ちにわかる 0 -1 -2 -3 -4 -4 -5 -5 3 -1
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