ロールプレイの進め方

IIHOEって?

組織目的: 地球上のすべての生命にとって、
(1994年) 調和的で民主的な発展のために

社会事業家(課題・理想に挑むNPO・企業)の支援
隔月刊誌「NPOマネジメント」発行
 育成・支援のための講座・研修

 地域で活動する団体のマネジメント講座(年100件)
 行政と市民団体がいっしょに協働を学ぶ研修(年60県市)

企業の社会責任(CSR)の戦略デザイン
ビジネスと市民生活を通じた環境問題の解決
2020年の地球への行動計画立案

専従3名+非常勤1名、東京(新川)、約3500万円


(1)目的と目標の再確認(班別作業25分+全体共有20分)
(2)協働の意義と相乗効果の再確認(班別作業25分)
(昼食休憩)
(3)拡がり・継続性の再確認(班別作業25分+全体共有20分)
(4)講師から個別フィードバック(30分)
(休憩)
(5)実施スケジュールの見直し(40分)
(6)各班から「確認・合意できたこと」「修正すること」発表
(各3分以内、計15分)聴いている人は、付箋でコメント。
(7)講師から総括コメント
「NPOが社会を変えられない5つの理由」
(せんだい・みやぎNPOセンター)
 権利を知らない
 情報公開制度と市民の権利
 制度を知らない
 行政の仕組みを知ろう!
 調べられない
 市民による調査の技術
 形にできない
 思いを提案にまとめる力
 伝えられない
 広報と提案戦略
浜田市も、これまで20年と、これから20年は違う
1990年
2000年
2010年
計(人)
69411 65463 61713
0~14歳
12444
15~64歳(A)
2020年
54863
7148
5870
(生産人口)
29361
25100
▲30%
▲17%
19632
18168
30.0%
+31%
35.8%
37.9%
▲1%
75歳~
2.2人 1.9人
7712 10603
1.5人
10565
1.3人
11481
+37%
▲0%
+8%
85歳~
1915
3190
4361
4277
+66%
+36%
▲1%
65歳~(B)
高齢者率
A÷B
13104 17237 18503
4714
▲34%
▲42%
43826 39015 36063
47982
▲22%
▲11%
9206
2030年
18.9%
3.3人
26.3%
介護ニーズは80歳代で急増する
計
人数
介護+予防
65-69
70-74
75-79
80-84
85-89
90-94
29,484 8,272
7,018
5,992
4,376
2,454
1,029
342
3,825
318
620
969
1,004
620
268
1,892
3,968
170
人口比
13.5%
2.1%
要介護3-
1,661
68
121
226
人口比
5.6%
0.8%
1.7%
3.8%
95-
85-
4.5% 10.3% 22.1% 40.9% 60.2% 78.2% 49.4%
351
407
331
176
895
8.0% 16.8% 30.3% 51.5% 23.4%
2020年の浜田市は?

高齢者率は?→ 35.8%(全国より20年早い)!


高齢者1人を支える生産人口は、わずか1.3人!
75歳以上は?→10565人(5人に1人)!
ヘルパーなど、福祉の担い手をどれだけ必要?
 社会保障(医療・介護)費は、いくら増える?
 高齢者の健康=地域の資源+資産!


生産人口は?→18%減(00年比 24%減) !


既存インフラの補修コストは?



市税収入は?
道路、橋、公営住宅、上下水道、庁舎・施設、・・・・
市債残高は?
消費税は、いくら必要?
浜田市の高齢者・後期高齢者のくらしは?
2000年
65,463
2005年
63,046
2010年
61,713
2015年
58,245
2020年
54,863
高齢者
17,237
18,061
18,503
19,496
19,632
後期高齢者
7,712
11.8%
9,435
15.0%
10,603
17.2%
10,626
18.2%
10,565
19.3%
世帯数
24,724
25,023
24,769
23,509
22,207
高齢者単身
2,672
2,999
3,308
3,610
3,697
498+2174 619+2380
753+2555
856+2754
894+2804
1,754
2,111
2,186
2,208
208+1181 312+1442
417+1694
451+1734
465+1743
人口(人)
後期高齢者
単身
1,389
後期単身率
18.0%
18.6%
19.9%
20.6%
20.9%
高齢者夫婦
2,432
2,694
2,694
2,804
2,806
560
898
1,077
1,113
1,124
高齢世帯率
20.6%
22.8%
24.2%
27.3%
29.3%
後期世帯率
7.9%
10.6%
12.9%
14.0%
15.0%
後期 夫婦
浜田市の財政はどう推移する?
単位:億円
05年度
歳入
市税(対 歳入)
個人(同)
法人(同)
固定資産(同)
地方債
373
79(21%)
17( 4%)
6( 1%)
50(13%)
49(13%)
歳出
職員給与
371
44
10年度(05比)
394
76(19%)
22( 5%)
6( 1%)
42(10%)
62(15%)
11年度(同)
377
75(20%)
22( 5%)
5( 1%)
41(11%)
55(14%)
389
373
37(-16%)
37(-16%)
726
職員数
661(- 9%)
648(-10%)
64
55
55
公債
32
33
35
公営事業繰入
(国民健康保険)
( 5)
(4)
(5)
(上下+簡易水道)
(11)
(9)
(10)
(観光施設)
( 0.5)
(0.4)
(0.3)
(他(介護保険等)) (14)
(18)
(19)
42(11%)
扶助費(対 歳出)
54(14%)
58(15%)
将来負担(対 税収)
地方債残高
支出予定
積立金
500(6.3倍) 430(5.6倍)
534
501( - 6%)
81
20(-74%)
114
91(-19%)
447(5.9倍)
508( - 4%)
41(-48%)
102(-10%)
15年度?
10年 個人住民税
36,181円/人
生産人口
10年比 -10%
05年比 -12%
人件費・扶助費・
公債費を除く
歳出額(≒調達額)
198億円(53%)
後期高齢者
10年比 + 0%
05年比 +12%
10年 697,767円/人
協働とは? 協働事業のねらいは?
協働(collaboration)とは?
「共通の目標の実現」のために、
「責任と役割を共有・分担」し、
「ともに汗をかき、成果を共有する」こと。
→ 「相乗効果」は市民にもたらされるか?
協働実践事業のねらい ≒ 審査基準
公共性・公益性が高く、地域社会への貢献が期待される
協働による事業の相乗効果の高まりや、
地域課題の解決につながることが期待できる
先進性に富むとともに創意工夫が凝らされ、
他の地域にも役立つモデル性がある
協働の目的は「自治の回復」であり、
「まち・むらの課題を、
まち・むらの力で解決する」ために行う

1+1>2が必須
だから協働は、
→ 持続する相乗効果が期待できるか?
そもそも、相互が「自働」しているか?
 互いの強みを理解し、活かしているか?


だから失敗の3要因は、
「単年度」 、「思いつき」 、「官主導・依存」
審査時の質問とコメント 【障碍者情報機器利活用】
・大阪・京都視察4名のメンバー?
・ITセンターの将来的な継続のための予算?
・行政側としての率直な感想(事業の可能性)?
・障碍児に直接ではなく、教員を対象にした理由?
・次年度以降、行政としての支援の考え?
・次年度以降、団体単独で実施する見通し?
・今年度取得する機器は、来年度以降も活用?
※障がい者は、社会で自立して生活することを望んでいる。
今回、特別支援学校で IT 機器の普及を図ることにより、若
い世代から IT 機器が普及していけば、障がい者のコミュニ
ケーションツールとして定着して、障がい者の社会参加が
進むことにつながる。将来的には研修にとどまらず、その
先の普及を目指していただきたい。
審査時の質問とコメント 【集いと運動での介護予防】
・ニュースポーツを継続させる仕掛け?
・この1年間は調査研究する試行期間?
・先進地視察6回は、どこに何を見に行く?
・「参加者負担金1千円」は1回?全回? 1回100円でも
徴収すべきでは?
・支出中62%が用具購入費だが、終了後の管理は?
・浜田市と同市社協の役割が同じ。介護保険事業者との
協働の方が有効では?
・継続性について、「謝金・会場は市・社協の支援」?
・団体の自主財源がないが、来年度以降は?
・将来ビジョンは?
・団体活動は来年度以降も自主的に継続?
審査時の質問とコメント 【集いと運動での介護予防】
※事業スケジュールが甘すぎる。
高齢者が元気に過ごすことは非常に大切。
同じ場所で30回にわたり試行・実施する計画だが、市内
全公民館を巡回して啓発し、来年は大会を開く1年に。
競技種目は1・2に絞っても良いのでは。
市役所と市社協の関与の具体的な明示を。
審査時の質問とコメント 【子育て環境づくり】
・行政に関する事業は、講演会1回だけ?
・解決しようとする地域課題を、詳しく明確に。
・「市子育て支援センター再建の提案」という印象。
・支出経費積算が甘い。旅費安すぎ、文具単価高すぎ。
・講師とアドバイザーが同一人物だと偏るのでは?
・アルバイト代は、事業当日以外にも関わるのか?
・旅費の目的?
・アルバイト代=事務局人件費?
・子育て支援センター実行委には行政も参加するか?
・当事者意識の低い人を巻き込む工夫は?
※協働としての行政の姿勢が見えない。
最大原因は県の努力不足。市町村との協働の働きかけを。
審査時の質問とコメント 【癒しの森】
・200キロ離れた2か所での実際の協働?
・なぜ首都圏にこだわる?
・ターゲットは、智頭町では企業。飯南町では?
・潜在的な市場の数字は把握しているか?
・智頭町内のセラピー実績減少と飯南町増加の原因?
・事業インパクトが弱い。連携のメリットを明確に。
・リピーター率はどれぐらい?
・山陰が全国から選ばれるための特長?
・両町のガイドのレベル差は具体的に言うと?
・首都圏にこだわるなら、特化すべきでは?
・県行政担当者の意見は?
・行政として、この事業で具体的に何をする?
審査時の質問とコメント 【癒しの森】
※離れた2町でどう事業を発展させるか心配。
1年で終わらず、今後の発展のためぜひ成功してほしい。
過去の体験者へのアンケート、効果の根拠を示すなど、
都市部に向けた強い発信に工夫を。
熱意は伝わったが、旅費の効果に疑問。地元にPRし、
平日利用者増の努力を。
アンケートなどのデータがあれば説得力が増す。
単年度で終わらないしくみづくりを。
経営面が弱いが可能性に共感。大きなことを描いてほしい。
両町間に基地や巻き込みを。中国市場にもねらいを。
行政は任せきりにしないこと。
年度末には「やったこと発表」ではなく「成果報告」を。
確認のため、「成果目標」と「行為目標」とは?
例:日本財団の福祉車両助成
移動に支援が必要な方たちの
成果(アウトカム)
生活品質(QOL)の向上
目標
→特定集落での定住継続率
= 実現する状況
→節減できた負担、生んだ価値
利用者:属性、目的、頻度
2次的な行為
走行距離
(アウトプット)目標
協力者:数(運転、資金など)、
= 波及的な効果
機関数(場所・機能の提供)
1次的な行為
助成(=全国で利用)される
(アウトプット)目標
車両の台数
= 初期的な効果
(1)目的と目標の再確認
(班別作業25分)
~11:40
提案書の「1.提案事業の目的」から、
「解決しようとする地域課題」を3つ以内、
今回の事業期間中にもたらす
「直接的な効果」と「副次的な効果」を
それぞれ3つ以内で挙げて、
効果については、指標も挙げる。
(2)協働の意義と相乗効果の再確認(班別作業20分)
~12:00
「3.協働の内容」から、
「協働による相乗効果」と、
「団体・行政 それぞれの特に重要な役割」
「団体・行政以外の団体・機関の役割と、
協働の働きかけ」を
挙げる。
他の事業体の
「ねらいと直接・間接効果」と
「相乗効果、重要な役割、巻き込み」
を見て、付箋でコメントする
(13:25まで)
【青】の付箋に、「助言・提案」か
「気付きを与える質問」を。
×「感想」 ×「励まし・ねぎらい」
助成機関などとの関係では、
・セブン-イレブン記念財団公募助成 最終審査員(05年~)
・トヨタ環境基金 一次選考担当(07年~)
・科学技術振興機構 社会技術研究開発センター
実装支援プログラム(08年~)
・あの「エコポイント」アドバイザー委員!
・日本郵便 年賀寄附金 評価委員(10年~)
・文部科学省 公民館等社会教育活性化支援P 審査委員(13年~)
・社会起業塾イニシアティブ 塾長/シニアメンター(02年~)
(旧・NEC社会起業塾、10年~NEC・横浜市・花王)
・東海若手起業塾(08年~)
・パナソニックNPOサポートファンド
環境分野 選考委員(04年~)、委員長(06-11年度)
・経産省ソーシャル/コミュニティ・ビジネス支援事業 など
資金提供者は何を期待しているか?
状況の緩和・改善
→ ニーズに対する効き目
原因の解消
→ 再発の抑制・防止
基盤の整備
→ 団体内でも、社会にも
担い手の成長
→ 特に、自主財源率の改善
【1枚目】
~14:05
「解決しようとする地域課題」3つ以内、
今回の事業期間中にもたらす
「直接的な効果」と「副次的な効果」を
それぞれ3つ以内。効果は指標も挙げる。
【2枚目】
「協働による相乗効果」と、
「団体・行政 それぞれの特に重要な役割」
「団体・行政以外の団体・機関の役割と、
協働の働きかけ」を挙げる。
(3)拡がり・継続性の再確認
(班別作業30分+全体共有20分)
~14:45
「5.地域への拡がりと継続性」から、
「地域に拡げるための働きかけ」
(対象と手法 例:PTAとの定期協議)と
「来年度以降の継続の必要性と、
必要な場合の働きかけ」を挙げる。
例:今回事業の一部有料化(10月~)
〇市・▽町での来年度予算化(~8月)
◇財団・□基金申請(~12月)
目標ごとに業務を書き出す!(15:25まで)
■NPO側が担当 ■行政側が担当
6
主な予定
7 8 9
10 11 12
①セミナー ○回
③研修実施
②テキスト案確定
■■■■
■■■■■
1 2 3
報告会
→テキスト修正
直接効果
①・・・・・
■■
■■■■■
■■■ ■■■■
■■■■■
■■■■
直接効果②
・・・・・
■■
■■■■■■ ■■■■■
■■■ ■■■■
■■■■
直接効果③
・・・・・
■■
■■■■
■■■ ■■■■■
■■■■
■■■■
■■■■■■ ■■■■■■
管理業務
■■
■■■■■
■■■ ■■■■■
■■■■
■■■■■■
■■■■■■ ■■■■
■■■■
■■■■■■
継続が必要なら、来年度以降を見据えて、
市町・議員・企業・団体をいつ・どう巻き込むかも明記
15:40から、2分半で発表してください!
①
今日、合意・確認
できたこと
②
今日、合意・確認
できなかったこと
④
NPO側の主な
行政側の主な
持ち帰り課題(5項目) 持ち帰り課題(5項目)
(急ぐものから順に)
(急ぐものから順に)
③
障碍者ICT利活用
集いと運動で介護予防
子育て環境づくり
癒しの森
目標:各校→個別に
3タイプ
合 ・対象の絞り込み
意 ・研修内容・方向
済
目標:健康な高齢者増
参加者の半数以上
・まちづくり参加
地域リーダー5名
・予防活動実施
・保健師派遣
※継続率向上!
・地域課題の共有可否
・計画を予定通り実施
※定量!
・関東20・関西10
・2年後までに+1000人
・広報:共有で↓
・対象:都市部+関心
・スケジュール
・次年度予算働きかけ
未 ・日程(視察繰上げも)
合
意
・社協サロンCo+バス
派遣
・実行委員会 構成
・子ども座談会 内容
・講演会日程
・次年度以降内容
行 ・学校側ニーズ把握
政 ・実施上の調整
の ・対象校への連絡
宿
題
・高齢者「健康」情報
(地区ニーズ)提供
・Ctr建設予定確認
N ・実施要項作成
P ・効果・事例
O ・機器準備
の
宿
題
・企画内容、募集方法
・課題調査方法
(効果測定は別途)
(民間でランキングも)
報告すべき成果・残すべき実績は、「参加人数」ではなく「育った人材」→育てるためにどんな事業を?
「続く」事業にとって重要なのは、有料化(初年度から「誰からいくらいただけるか」を徹底的に)