えびピラフ サラダ フルーツゼリー

えびピラフ、サラダ
フルーツゼリー
ピラフの作り方
終了
ゼラチンの扱い方
サラダのポイント
マヨネーズソースの作り方
えびピラフ
◇ピラフ・・・米を油で炒めてさらっと炊き上げたトルコ
風飯料理のこと。西欧では、米は野菜と同
様に料理の付け合わせとして用いる場合が
多い。
【炒め方のポイント】
◇水気を十分とる
水気があると油がはねる、こげつく、米が割れる、など
の原因となる
◇厚手の鍋で、米が壊れないように、油がしみて透き通るまで
静かに炒める
サラダ
【調理のこつ】
水洗いして 冷蔵庫でよく
◇新鮮な野菜を色取りよく使い、水洗いして冷蔵庫でよく
冷やしておく。
◇よく切れる包丁で手早く切る(包丁の金気が風味を損な
う)。レタス、サラダ菜は手でちぎるとよい。
◇刻んだ野菜は水に放し、パリッとさせる。たまねぎのよ
水に放し、パリッとさせる。
うな刺激性野菜のにおいやあくをぬく意味もある。
Clean
サラダの3Cポイント
Cold
Crisp
熱凝固性
加
熱
温
条
件
卵
度 時 間 卵
100℃
の
白
状
卵
態
黄
3(分) ほぼ凝固 生
4
周囲凝固、内部生
全熟卵 5
周囲凝固、内部半熟
10
凝
固、中心部やや半熟
温泉卵 13
凝
固
熟 半
熟
凝
固
70℃
15
65~66℃ 30
半
生
松本文子「調理と水」による
温泉卵を観察してみよう

卵白は75~80℃、卵黄は約68℃で凝固する。
この凝固温度差を利用したのが温泉卵である。
卵白の状態は?
卵黄の状態は?
卵黄の周囲が黒ずむのは?
◇卵を高温で長時間加熱すると硫化第一鉄を生成して卵黄
の周囲が暗緑色になる。
卵白:硫黄(硫化水素)
卵黄:鉄
化合
◇85℃で30~35分加熱した場合はあまりみられない。
◇沸騰水中で15分加熱した卵を直ちに冷却すると、硫化第
一鉄の生成を防ぐ。
・発生した硫化水素が温度の低い方に拡散するため
◇新しい卵より古い卵に硫化水素が発生しやすい。
・pHが高いため
マヨネーズソース
◇少量の水に多量の油が分散した水中油敵型のエマルジョ
ンである。
卵黄(レシチン)→ 乳化剤
酢 → ソースをやわらかくする
レモン汁(ペクチン)→ エマルジョンの安定剤
食塩、からし → 防腐性を与える
◇分離の原因
・器具に水分がついてる
・はじめに加える油の量が多すぎる
・卵黄の鮮度が低下している
・油と卵黄の温度が低すぎる
・食塩やこしょうの量が多すぎる
乳化作用

乳化剤の分子
親水基 親油基
水と油を混ぜ合わせると
 乳化剤は、分子中に
親水基と親油基を共
油
有していて水と油の
ように互いに拡散し
にくく交じり合わな
い二つの液体を混合
水
させ、安定に保つこ
とができる。
分離
水中油滴型
油
油
油
卵黄(レシチン)
水(酢)
マヨネーズソース(乳化作用)

卵黄には約50%の水分と30%の脂質が含
まれている。卵黄中に含まれるレシチンが乳
化剤となり、卵黄も水中油滴型のエマルジョ
ンを形成している。

乳化剤は、一つの分子中に親水基と親油基を
共有している。

この性質を使って水分と油分を均一に混和す
ることができる。
ゼラチンの扱い方
◇沸騰させない
・加熱しすぎると組織が壊れて凝固力を弱める
◇煮ながら混ぜすぎない
・泡立って粘りがでて、なめらかさがなくなり、凝固力
が弱まる。
◇果汁、牛乳、卵白などを混ぜるときはゼラチン液を40~
50℃に冷やしてから混ぜる
・果汁・・・ビタミンCの破壊
・牛乳、卵白・・・たんぱく質の変性