第1回 JavaScriptゼミ ・ ・ ・ ・ scriptエレメント 記述における諸注意 古いブラウザへの対応方法 外部ファイルとしての運用 発表日:06/10/06 発表者:鈴木 朋央 scriptエレメントとは Webブラウザにどの部分がJavaScriptのコードである かを示してやる必要がある <script> タグと </script> タグの間にスクリプトを記述 → このタグ間を scriptエレメント と呼ぶ scriptエレメントの指定(1/2) scriptエレメントは、記述するコードや使用する webブラウザによって、型を指定する必要がある <script>タグ内の・・・ ・ typeアトリビュート ・ languageアトリビュート のほか、 <metaタグ>などで指定 scriptエレメントの指定(2/2) JavaScriptのコードを記述する場合(HTML4.0以降) <script type=“text/javascript”> *この部分にJavaScriptのコードを記述 </script> 古いブラウザ(HTML4.0以前)への対応方法 → languageアトリビュートで指定 <script language=“JavaScript” type=“text/javascript”> <meta>タグによる指定 デフォルトのスクリプト言語の指定 HTML4.01の仕様では、<meta>タグによるデフォルトのスク リプトを指定すべきであるとされている 指定方法として・・・ <meta http-equiv=“Content-Script-Type content=“text/javascript”> JavaScriptのスクリプト例 <!DOCTYPE HTML PUBLIC “-//W3C//DTD HTML 4.01 Transitional//EN” http://www.w3.org/TR/html4/loose.dtd> <html> <head> <meta http-equiv=“Content-Type” content=“text/html;charset=Shift_JIS”> <meta http-equiv=“Content-Script-Type” content=“text/javascript”> </head> <body bgcolor=“#ffffff”> <script language=“JavaScript” type=“text/javascript”> document.write(“<hr>”); document.write(“<h1>JavaScriptのテスト</h1>”); document.write(“<hr>”); </script> </body> </html> 実行結果 記述における諸注意(1/2) クォーテーション内のクォーテーション document.write(“<img src=“new.gif”>”); このように2重になってしまう場合は、シングルクォーテーショ ンを適用する → document.write(“<img src=‘new.gif’>”); 大文字と小文字 正常:document.write(“Hello”); エラー:Document.write(“Hello”); 記述における諸注意(2/2) コメント ・「//」以降のその行のすべての文字 ・「/*」から「*/」までのすべての文字 ステートメントの終わり セミコロン「;」で判断する。 例: document.write(“<h1>”,”JavaScriptの例です”,“</h1>”); 記述における諸注意(3/3) 記述位置 bodyエレメントだけでなく、headエレメントにも記 述可能である。 古いWebブラウザを用いる場合(1/2) <script></script>タグを解釈できない場合がある → 対処法として、スクリプト部分をHTMLのコメ ントタグである「<!--」と「//-->」で囲む 例: <!-document.write(“center”) document.write(“<hr>”); document.write(“<h1>これはJavaScriptです</h1>”); document.write(“<hr>”); //--> JavaScript対応のブラウザでは正常に表示され、非対応の ブラウザでは無視される 古いWebブラウザを用いる場合(2/2) JavaScriptに対応していない、もしくは無効にしてい るWebブラウザで表示させたい場合 → <noscript></noscript>タグで囲む 例: <noscript> <h1>このページはJavaScriptを有効にしていないと一部機 能が使用できません。</h1> </noscript> *JavaScriptの有効/無効の設定に注意しましょう! スクリプトを外部ファイルにする(1/2) スクリプトの部分を別ファイルとしておくことが可能 (スクリプトファイルの拡張子は必ず「.js」とする) 読み込むには・・・ <script>タグのsrcアトリビュートによりスクリプト ファイルのパスを指定 例:ext.jsの中身(ファイルの場所がカレントディレクトリの場合) document.write(“<hr>”); document.write(“<h1>これは外部のJavaScriptです</h1>”); document.write(“<hr>”); スクリプトを外部ファイルにする(2/2) <html> <head> <meta http-equiv=“Content-Script-Type” content=“text/javascript”> <title>外部JavaScriptの呼び出し</title> </head> <body bgcolor=“#ffffff”> <script type=“text/javascript” src=“ext.js” > </script> </body> </html> 補足~JavaScriptのエラー表示 Webブラウザの設定によっては、JavaScriptに エラーがあっても何も表示されない場合がある JavaScriptのスクリプトをデバッグするにあたっ て、どこがどう間違ってるのかわからずに困るこ とがあるため、改善しておきましょう。 firefox、Internet Explorerともにツールメニュー からのオプションでエラーの表示を設定できます 練習問題 以下の画像が表示されるようなスクリプトを作成しなさい。そ の際、スクリプトファイルを外部ファイルとし、HTMLドキュメ ント内で読み込むようにしなさい。
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