日本建設界の潮目 Business Modelは変わったか? 技術士(建設)一級建築士 建築構造士 宮原 宏 第35回日韓技術士会議発表 1 目 次 まえがき §1.序論 日本の建設設界 1 2~3 (1)日本型のBusiness Modelの原型 (2)多様化しているBusiness Model §2.建設界の使命と課題 3~5 (1)建設界の使命(Mission) (2)公益と私益の総括 §3.技術士の評価と使命 5~6 むすび 6 第35回日韓技術士会議発表 2 まえがき :戦後60年日本社会の全般にParadigm変革が 起きている。 :建設界も例外でなく軌道修正(構造改革)が進行 している。 :建設系技術士(者)、SeniorからJuniorまで Global観点からの行動規範が求められる。 受身でなくVMPAを肝に銘じて貰えればと願う。 第35回日韓技術士会議発表 3 §1.序論 日本の建設界の特質 (1)日本型Business Modelの原型 C.事業主 D.設計者 C.生産(施工)者の相 互関係での分類 A.直営方式-1 B.直営方式-2 C.一括請負方式-1 設計と生産の分離 D.一括請負方式-2 建築主体、各種設備 E.設計施工・一括請負方式 第35回日韓技術士会議発表 4 (2)多様化しているBusiness Model A 日本型PFI-1 都市再開発法1969 ①第1種市街地開発事業 権利変換方式 ②第2種市街地開発事業 用地買収管理方式 B 日本型PFI-2 民間資金等の活用による公共施設等の整備の 促進に関する法律(PFI法 1999制定、 2005.8改定) 第35回日韓技術士会議発表 5 §2.建設界の使命と課題 (1)建設界の使命 :過去・現在・近未来: (2)課題 公益と私益の総括 ①課題の背景 ②公共事業に残る問題(公共調達) *設計者の選定 *施工者の選定 第35回日韓技術士会議発表 6 §3.技術士の評価と使命 ①社会的なStatus 技術士法(制定1983.4最終改定2000.4) ②Mission IJPA.「技術士Vision21」公表 満1歳 1.科学技術創造立国と技術士の役割 2.職域別の技術士の位置づけ 3.技術士の義務と責任 4.日本技術士会の役割と課題 第35回日韓技術士会議発表 7 むすび Senior技術士宣言 ①複数の草鞋をはくことの薦め ②他の職能者との協働(Collaboration) ③活動の軌跡 自分流の社会支援 ④Albert Einstein の「つぶやき」を受け 継ぐ覚悟 第35回日韓技術士会議発表 8 縮む未来の衝撃(Impact)考 潮流の変化 ①減る人口、低下する人間力 出生率 日本1.26 韓国1.16 ②増える借金、災害と不祥事 国・地方債 800兆円、地震、水害、犯罪、遵法違反 ③劣化が進む公共財 潜在する欠陥 Asbestos、耐震・耐風不適格建築 第35回日韓技術士会議発表 9 2005愛知 「地球博覧会」愛・地球賞100件 1.地球温暖化防止とEnergyの確保(22件) 2.環境汚染物質対策(5件) 3.飲料水と水資源保全(12件) 4.資源の有効利用とRecycle(17件) 5.Biomass資源の活用(7件) 6.木材資源を活用(9件) 7.自然保護と再生(12件) 8.新なら発展のための技術(16件) 第35回日韓技術士会議発表 10 第35回日韓技術士会議発表 11
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