力と圧力 1班 安藤世莉奈 上田観 加藤秀人 八谷凌平 広本亜希帆 指導要領解説分析 • 目標 • (ア)力の働き 物体に力を働かせる実験を行い,物体に力が働くとその物体が変形したり動き始 めたり,運動の様子が変わったりすることを見出すとともに,力は大きさと向きに よって表されることを知ること。 • (イ)圧力について • 圧力についての実験を行い,圧力は力の大きさと面積に関係があることを見い だすこと。また,水圧や大気圧の実験を行い,その結果を水や空気の重さと関 連付けてとらえること。 問題点として ・重さは下向きにかかっており,あらゆる向きに働く水圧や大気圧には結びつけに くいのではないか。 教科書分析 • 実験の内容や学習の流れなど各社で異なっていた。 • 学習の流れとして… 力 の は た ら き い ろ い ろ な 力 力 の 表 し 方 重 さ と 質 量 の 違 い 力 の 大 き さ と ば ね の の び 圧 力 水 圧 浮 力 大 気 圧 力と圧力の実験 ①圧力の実験 物体同士がふれあう面積が小さいほどかかる力は大きい。 ②フックの法則についての実験 ばねの伸びは,ばねにはたらく力の大きさに比例する。 水圧を体感する実験 水圧に関する実験 • 実験の目的 ゴム膜をはった円筒を水中に沈め,深いところ ほどゴム膜のへこみが大きくなることから,水圧 と水の深さに関係があることを理解させる。 • 実験方法 ゴム膜をはった円筒を向きを同じにしたまま水 中に沈め,その深さを変えて,ゴム膜のへこみ 方を観察する。 深いほどへこみが大きい 実験の結果から, ・水圧は,水の深さが深いほど大きい。 ・あらゆる方向からはたらく。 浮力の実験 (1)水中の物体にはたらく浮力を調べる実験 ①物体をばねばかりにつるし,空気中のときの ばねばかりの目盛りを読む。 ②つるした物体を少しずつ水中に入れ,ばねば かりの目盛りがどう変化するのか観察する。 ③物体が全部水に入ったときのばねばかりを 読む。 ④さらに水に沈めたとき,ばねばかりの目盛り の値はどうなるのか観察する。 ⑤つるす物体を重さ,形の違うものに変えて, 再度実験を行う。 (2)浮力と容積の関係性についての実験 ①水槽に水をはり,ペットボトルのフタとペットボトルの底を切り取った ものを浮かべる。 ②同じ個数ずつおもりであるビー玉をのせていき,沈んだときの個数 を数える <留意点> 浮沈子のしくみ 浮力 大気圧の実験 「空気に質量があるかどうか調べよう」 方法 スプレー缶の空気を抜き,抜く前と抜いた後の質量を比べる。 目的 空気には質量があることから,空気の重さによって圧力が生じていること に気付く。 配慮 ・空気を抜く際に,水中で抜くことで目に見えて空気が出ていくことが分か る。 ・空気を事前に大目に入れておくことで,比較が行いやすい。 ・水をしっかりとふき取る(スプレー缶を水につけすぎない。) ・スプレー缶を手で押すと,空気が抜けきると少しへこませることができる。 大気圧に関する実験 「真空調理機を使った実験」 方法 膨らませた風船を真空調理機の中に入れ,空気を抜いていく。 目的 空気には質量があり,空気の重さによって大気圧が生じていることを とらえることができる。 配慮 ・空気に質量があることを電子ばかりで確認できる。 ・手ごたえの変化から実感的に大気圧の力を体感できる。 ・用具の取り扱いに気を付ける。 ご清聴ありがとうございました。
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