携帯電話を利用した グループスケジューリング

携帯電話を利用した
グループスケジューリング
鹿児島大学法文学部経済情報学科
4年 下園ゼミ所属
寺谷友里
背景
携帯電話の普及と発展
グループウェア
携帯電話とグループウェア
スケジューラ
研究目的と方法
携帯電話の普及と発展

携帯電話契約数7565.7万件
<出典:平成15年版情報通信白書>
ハード面での発展
 ソフト面での発展

携帯電話は、身近なコミュニケーションツールになった。
グループウェアとは
集団における強調活動を支援するソフトウェアのこと

主な機能



掲示板
ライブラリ
スケジュール
etc…
グループウェアの歴史
1980年ごろから一般的になった
パソコンの利用
環境が改善
個人作業から仲間
同士の協力作業へ
作業を効率よく進めるための道具の模索
コンピュータを利用して何かできないだろう
か?
グループウェアの最近の動向
イントラネット、インターネットとの連携・統合


webブラウザからアクセスできるもの
サーバがwebサーバ機能を持つもの
業務の効率化
ユーザへの平等な情報提供
により、コミュニケーションの
活性化もはかる
コミュニケーションツール
としての携帯電話
携帯電話の利用
通話
 メール
 Webブラウザ

メールの利用度が最も高く、
メールによるコミュニケーションが
一般的になったと言える
携帯電話とグループウェア
携帯電話から、グループウェアを利用
Webベースのグループウェア
携帯電話のメール
を利用するユーザ
は多い
グループ内でメールを
利用したコミュニケ-
ションを支援できない
か?
スケジューラ
本研究では、グループウェアの中でも特に、
コミュニケーションを必要とする機能として、
スケジューラを取り上げる

携帯電話のメールでのコミュニケーションを前提とする
研究目的と方法
携帯電話のメールを利用したコミュニケーション
について考察し、それを支援するグループウェアを
導入することで、コミュニケーションの活性化が
はかれるのか、また、メールによるコミュニケーショ
ンはグループウェアに適応できるのかと言うことに
ついて、検証する。
グループスケジューリング
スケジュール調整
イベントの共有
コミュニケーションモデル
携帯電話を利用したコミュニケーション
スケジュール調整
スケジュールを調整すること
時間
 場所
 何をするか?

イベント
行動する上での指標となる情報を管理する
イベントの共有
発案者から参加者への情報提示
参加者が情報を受け取る
参加者が受け取った情報を採用する
コミュニケーションモデル(非共有)
個人の範囲で完結するイベントを採用すること

スケジュール帳に書き込むかどうかは、
個人の自由に任される
コミュニケーションモデル(共有)
他者とのイベント共有がある
提案
提案
ユーザA
ユーザC
ユーザB
不採用
採用
共有
携帯電話を利用したコミュニケーション
メールの利用
スケジュール情報の交換
グループウェアの導入
導入するグループウェア
導入に際して
注意点
提条件特徴
期待される効果
導入するグループウェア
名称:「e-手帳」
フリーウェア
webベース(HTML、iモード、Ezweb対応)
導入に際して(e-手帳)
グループ内でメールによるコミュニケーション
をとる状況があるかどうか確認する
コミュニケーションの形態にあわせて、現在と
の変更点を考える
注意点
グループに所属している人物の
ほぼ全員が使う必要がある
利用方法に対する教育を徹底しなければ
ならない
特徴
コマンドメールによってスケジュール登録
できる
自分のスケジュールを、メールで受け取る
ことができる
期待される効果
イベントの企画をしやすくなる
イベントの変更ををグループ内で
一括でできるようになる
導入前試験
想定するコミュニケーション
提供機能
導入形態の考慮
想定するコミュニケーション
メールによるコミュニケーション
下園ゼミ内では、メーリングリストで、
メール情報を共有できる環境にある
 ゼミイベントが多いため、連絡、イベントの変
更作業が煩雑になる傾向にある

現在との変更点
現状
1.
2.
メーリングリストでイベントの提案をし、変更点など、連
絡を取り合う
各自、最終的に決まったイベントの内容を手帳に書き
込む
変更後
1.
2.
メーリングリストでイベントの提案し、変更点など、連絡
を取り合う。
幹事が自分のスケジューラに共有スケジュールとして
予定を書き込む
提供機能
メール機能
スケジュール機能
アドレス帳
メモ帳
ToDo
ブックマーク
ブリーフケース
BBS
メーリングリストとの連携
今回導入を考えているe-手帳ではスケ
ジュール内容を、メンバーが参照したり、変
更したりできる
メールの送信先をメーリングリストアドレ
スにすることで、スケジュール管理から
容易にグループ全員への伝達ができる
導入形態の考慮
グループメンバーの入れ替わりが定期的
なので、プライベートグループとして扱う
共有のデータに変更を加えた場合、メーリ
ングリストで、変更箇所を連絡する必要が
ある
まとめ
現状報告
12/27から、グループウェア「e-手帳」を
試験的に導入予定
導入にあたってのゼミ内規約を現在作成中
予測
ゼミ生が積極的に利用すれば、より円滑なスケ
ジュール調整ができるだろうと思われる
今後の予定
ゼミ内でのグループウェア導入
携帯電話でのコミュニケーションの有用性
の検証
ご清聴ありがとうございました