携帯電話のセキュリティ価値の 増大とビジネスプラン 立命館大学第1回学生ベンチャーコンテスト 「優秀賞」から 2004/10/4 携帯電話のセキュリティ価値の増大と ビジネスプラン 1 携帯の機能展開と将来 情報・セキュリティ管理ツール 電子キー・個人認証 情報管理・ セキュリティ センターへ 電子マネー インターネット メール コミュニケーション 機 能 の 追 及 通話 1990 1995 2004/10/4 2000 2005 2010 2015 携帯電話のセキュリティ価値の増大と ビジネスプラン 2020 (単位 年) 2 携帯電話の紛失に関する意識 携帯電話を失くした場合のショック は財布と同じぐらいに感じる!! *詳しくは手元資料の最後に掲載 携帯の内容(メールやアドレス)を見知らぬ 人に見られたくない。 データの流失=個人資産の盗難 2004/10/4 携帯電話のセキュリティ価値の増大と ビジネスプラン 3 携帯データ保護の方策 携帯をなくした時はどうする? データ消去 携帯の 位置探索 データロック 2004/10/4 携帯電話のセキュリティ価値の増大と ビジネスプラン 有効な方策は これらの連携 4 本提案サービスの流れ ダウンロード (プレインストールが目標) 携帯紛失 ショップ or webサイト データロック 位置探索 携帯発見 盗難等で携帯を取り戻すことが出来ない場合 データ消去 2004/10/4 携帯電話のセキュリティ価値の増大と ビジネスプラン ロック解除 5 競合相手 au お探しナビ 位置情報検索サービス。携帯電話やパソコ ンから,検索することができる 。 ボーダフォン JーT04 紛失した際に端末に向けてメールを送信するとダイヤ ルロックがかかる。 ドコモ AOL 画面に紛失届けを記載、機能をロック。 本プラン 2004/10/4 位置探 索 データ ロック データ 消去 ○ × × × ○ × × ○ ○ ○ × ○ 携帯電話のセキュリティ価値の増大と ビジネスプラン 6 他のサービスとの優位性 先行性: 現在、データロック、位置探索、データ消去の 全てを一貫して行っているところはない。 ビジネス保護のしくみ: データロック、位置探索、データ消去を インターネット上で統合するサービスに関する ビジネスモデル特許出願。 2004/10/4 携帯電話のセキュリティ価値の増大と ビジネスプラン 7 市場・顧客 携帯電話を紛失した経験のある人。 携帯電話の契約数は8271万台( 2004年 6月)。うち、10台に1台以上が紛失経験あり。 年間80万台(推定)の紛失。 市場は10億円規模に。 (紛失時の手数料収入を1000円と 想定した場合) 2004/10/4 携帯電話のセキュリティ価値の増大と ビジネスプラン 8 将来のビジネス展開の可能性も 携帯データ保護 携帯データバックアップ 犯罪に対する 位置探索によるSOSサービス 2004/10/4 携帯電話のセキュリティ価値の増大と ビジネスプラン 9 事業計画 実施 1年目 第1四 半期 事項 携帯電話に 関する技術 開発 2年目 第2四 半期 第3四 半期 3年目 第4四 半期 第2四 半期 第2四 半期 第2四 半期 第2四 半期 1年で技術 確立 特許出願 出願 携帯電話 会社への 交渉 サービス 展開 auへ 交渉 開始 ドコモへ 交渉 開始 ボーダ フォン へ交渉 開始 サービス 開始 各メーカーへプレインストールの交渉 2004/10/4 携帯電話のセキュリティ価値の増大と ビジネスプラン 10 この段階で ビジネスの 売却あるいは 大手との提携 収支予測 万円 10000 売上高 利益 潜在市場規模の 約10%の 顧客獲得を 想定 40000台 7000 4000 70000台 目標利用台数 15000台 5000台 1000 -2000 2004/10/4 1年目 3年目 携帯電話のセキュリティ価値の増大と ビジネスプラン 5年目 こ の 後 市 、 場 規 模 、 売 上 が 大 幅 拡 大 す る 携 帯 の セ キ ュ リ テ ィ セ ン タ ー 化 に よ り 11 本提案のまとめ ビジネスチャンス 5年後携帯がセキュリティセンター化 紛失時のリスク増大 優位性 探索・ロック・消去のインターネット上での統合のビジ ネスモデル特許出願予定 市場 現在の市場規模10億円 5年後には市場規模倍増+α 2004/10/4 携帯電話のセキュリティ価値の増大と ビジネスプラン 12 参考資料 携帯電話の紛失に関するアンケート 2003年9月24日 調査概要 2003年9月12日(金)~2003年9月13日(土)に実施された携帯電話を所持している全国の男女 520名に対する携帯電話に関するアンケートの一部です。 調査方法: インターネットリサーチ 調査対象: マクロミルモニタ、携帯電話を所持している男女 対象地域: 全国 調査日時: サンプル数: 2003年9月12日(金)~2003年9月13日(土) 520 (男性:49.8% 女性:50.2%) 結果概要 携帯電話を失くした場合のショック度 「財布を落とした位ショック」 66.7% 金額に換算すると、「1万円~3万円未満」の財布を落としたショック度 40.3% 携帯電話の紛失によるショックの度合いを聞いてみると、「財布を落とした位ショック」が66.7%でトップであった。 この外、「友達を失くす 位ショック」が男性20代で14.8%、女性10代で10.8%であり、この年代にとって、日常生活の中で携帯電話が友人とのコミュニケーショ ンに欠かせないツールであることがうかがえる。 また、ショックの度合いをいくら入っている財布を失くした時に相当するかを尋ねたところ、「1万円~3万円未満」と回答した人が40.3% と最も多かった。 女性30代以上では、「5万円以上」と回答した人が30%前後を占め、この年代にとって、携帯電話は特に価値のあるも のであることがわかる。 2004/10/4 携帯電話のセキュリティ価値の増大と ビジネスプラン 13 携帯電話の登録データのバックアップ保存、 「していない」が76%! 保存している人の登録データのバックアップ方法は、 ソフト利用 50.4% 自分でメモして保存 40.0% 携帯電話に登録した電話番号、住所などの電話帳データを保存しているかどうかを尋ねた結果、「保存してない」と 回答した人は76%であった。 「保存していない」という人の割合を年代別に見ると、20代男性が65.6%と一番低く、 10代女性で84.8%と最も高い。 また、「保存している」と回答した人に登録データのバックアップ方法を聞いて見ると、男性は「市販またはメーカーが 配布しているソフト」を使用する人が半数以上を占め、一方、女性は「自分でメモして保存している」が半数以上に上り、 男女間でのデータ保存の違いが顕著に現われている。 携帯電話のデータ保存 「保存していない」 ⇒ 76% 「保存している」 ⇒ 10代女性はわずか15.2% 携帯電話の電話帳や写真など個人データのバックアップを取っているかどうかを尋ねたところ、「保存している」と回 答した人は、全体の24.0%で、7割以上がデータを保存していなかった。 これを性年代別で見ると、20代が男女共に他年代と比べ「保存している」率が最も多く、男性が34.4%、女性は 29.7%であった。 10代女性は84.8%が「保存していない」と回答しており、データを保存する意識が非常に薄い ことがうかがえる。 また、40代男性はデータのバックアップを取っている人が同年代女性より4ポイント高く (23.4%)、背景として、仕事で使用する機会が多いということがあるだろう。 携帯電話を失くした時のショックは、 1万円~3万円入りの財布を失ったくらい 40.3% 携帯電話を失くした時のショック度を、いくら入った財布を失くした時に相当するかを尋ねたところ、全体では「1万円 ~3万円未満」が40.3%で最も多く、次いで「3万円~5万円未満」が22.6%で続いた。 また、3万円以上の金額幅で見ると、男性は「3万円~5万円未満」が20代で26.2%、40代では29.5%と、他の年 代に比べて高かった。 女性は年代と共に金額も上がり、「10万円以上」と回答した人は、30代が12.3%、40代では 16.1%となり、携帯電話はお金と同じ位大切なものと考える意識が強いようだ。 参考 ネットリサーチ「マクロミル」 http://www.macromill.com/client/r_data/20030924keitai/index.html
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