ネットワーク技術II 第9.2課 インターネットアドレス http://www.info.kindai.ac.jp/NetEngII 38号館4階N-411 内線5459 [email protected] 連絡 中間試験 試験日: 12月1日(月) 出題範囲 : 7.1課~9.2課 試験時間 : 60分 持ち込み : 可 OSI第3層 アドレス ? ? 通信には相手を特定するための アドレスが必要 00 11 アドレス 22 44 33 55 To: 11 アドレスがあれば 宛先に応じて振り分けられる 99 一意なアドレス ? 99 ? To: 99 アドレスは同じものがあってはならない MACアドレス 11-AA-22 -BB-33-CC 88-77-DDFF-99-EE 44-GG-55 -FF-66-EE 22-44-66 -88-AA-CC FE-DC-BA -12-34-56 88-77-DD -99-88-77 22-44-66 -88-AA-DD FE-DC-BA -98-76-54 MACアドレスは ネットワークごとの統一性無し MACアドレス MACアドレスは氏名 鈴木 山田さんって 何処にいるの? 斉藤 〒 郵便局 高橋 田中 山田 山田さんへ 佐藤 IPアドレス 192.168.1.2 192.168.1.3 192.168.1.1 192.168.1.100 192.168.1.0 ネットワーク 172.16.1.2 172.16.3.4 172.16.0.1 172.16.100.200 172.16.0.0 ネットワーク IPアドレスは ネットワークごとの統一性あり IPアドレス MACアドレスは住所 大阪府 豊中市 待兼山 奈良県 奈良市 左京 大阪府宛は 左へ送ろう 大阪府 大阪府 大阪市 北区 大阪府 東大阪市 小若江 〒 郵便局 大阪府 東大阪市 小若江 奈良県 奈良県 橿原市 八木町 奈良県 吉野郡 十津川村 MACアドレスとIPアドレス レイヤ アドレッシ 割り振り ング方式 タイミング サイズ 表現 MACアドレス 2 平面型 製造時 6B 3 階層型 ネットワー ク設定時 32b IPアドレス (IP v4) 12個の 16進数 (0~F) 4個の 10進数 (0~255) IPアドレス (IPv4) 10000011011011000111101011001100 32b 8ビットごとに区切り4つの 10進数(0~255)で表す 10000011 01101100 01111010 11001100 131 108 122 131.108.122.204 204 10進数と2進数 11000000.10101000.00000001.00001000 と 11000000.10101000.00000001.00001001 192.168.1.8 と 192.168.1.9 10進数表記の方が分かり易い 2バイト(16bの数) 215 214 213 212 32768 16384 8192 211 210 29 4096 2048 1024 512 28 256 27 26 25 24 23 22 21 20 128 64 32 16 8 4 2 1 10進→2進変換 d : n ビット 10進数 begin i := n + 1 no i ≧ 0? no 左から順に 書き出す end yes d≧ yes 2i? ‘1’を書く ‘0’を書く d := d - 2i i := i -1 10進→2進変換例 104 例 : 104 104 40 8 8 0 0 0 < 128 ≧ 64 ≧ 32 < 16 ≧ 8 < 4 < 2 < 1 0 1 104 - 64 1 40 - 32 0 1 8-8 0 0 01101000 0 10進→2進変換 d : n ビット 10進数 begin no yes d > 0? d := d / 2 右から順に 書き出す end no ‘0’を書く 余り 1 ? yes ‘1’を書く 10進→2進変換例 104 例 : 104 52 26 13 6 3 1 0 / 2 = 52 余り 0 / 2 = 26 余り 0 / 2 = 13 余り 0 / 2 = 6 余り 1 / 2 = 3 余り 0 / 2 = 1 余り 1 / 2 = 0 余り 1 / 2 = 0 余り 0 01101000 2進→10進変換 b : n ビット 2進数 begin d := 0, i := n + 1 no i ≧ 0? no yes i ビット目=1? yes end d := d + 2i i := i -1 2進→10進変換例 例 : 01101000 27 26 25 24 23 22 21 2 0 01101000 64 8 32 64 + 32 + 8 = 104 通信パス 大阪府宛は 右へ送ろう 大阪府宛は 右へ送ろう 東大阪市宛は 下へ送ろう 岡山県 兵庫県 大阪府 京都府 〒 〒 〒 〒 郵便局 郵便局 郵便局 郵便局 大阪府 東大阪市 小若江 大阪市 〒 東大阪市 郵便局 〒 門真市 〒 郵便局 郵便局 小若江宛は 下へ送ろう 長堂 小若江 小阪 通信パス ネット3宛は 右へ送ろう ネット3宛は 右へ送ろう ネット1 サブネット2宛は 下へ送ろう ネット2 ネット3.サブネット2.PC2 ネット3 サブネット1 ネット4 サブネット2 PC2宛は 下へ送ろう PC1 PC2 PC3 サブネット3 ホストのアドレス付け ネットワーク1 ネットワーク2 PC1 ネットワーク3 PC3 PC2 ネットワーク2.PC1 ネットワークアドレス+ホストアドレス インターネットアドレス 256個の グループ 256個の サブグループ 256個の サブサブグループ 256個の ホスト IPアドレス ネットワークアドレス+ホストアドレス(合計32b) ネットワーク 192.168.1.0ネットワークにある 192.168.1.2 2番のホスト ホスト ネットワーク 172.16.3.4 ホスト 172.16.0.0ネットワークにある 3.4番のホスト どこまでがネットワークアドレスなのかは アドレスクラスに因る Web教材の間違い 9.2.3 図4 16,777,216 → 16,777,214 (224 -2) 65,535 → 65,534 (216 -2) IPアドレスクラス クラス 用途 ネットワーク数 各ネットワークの ホスト数 224-2 8 =16,777,214 216-2 16 =65,534 28-2 24 =254 28 - A 大規模 ネット ワーク B 中規模 ネット ワーク C 小規模 ネット ワーク 27-2 =126 214 =16,384 221 =2,097,152 D マルチ キャスト - E 実験用 - - ネットワーク アドレスビット数 - アドレスクラスの識別 クラ ネットワーク数 ス ホスト数 27-2 =126 B 214 =16,384 C 221 =2,097,152 D - 224-2 1~126 =16,777,214 00000001~01111110 216-2 128~191 10000000~10111111 =65,534 28-2 192~223 11000000~11011111 =254 224~239 - A E - IPアドレス範囲 (最初のオクテット) 上位 ビット 0 10 110 1110 11100000~11101111 - 240~255 11110000~11111111 1111 アドレスクラスのプレフィックス クラスA オクテット ネットワーク ホスト 1 2 3 4 クラスB オクテット ネットワーク 1 2 ホスト 3 4 クラスC オクテット ネットワーク 1 2 3 ホスト 4 クラスD オクテット マルチキャストアドレス 1 2 3 4 クラスE オクテット 実験用アドレス 1 2 3 4 ネットワーク部とホスト部 例 : クラスBアドレス 172.16.22.204 クラスB オクテット ネットワーク 172 16 8ビット ホスト 22 8ビット 8ビット 204 8ビット ネットワーク 172.16.0.0 のホスト 22.204 例 : クラスCアドレス 192.168.31.2 クラスC オクテット ネットワーク 192 168 8ビット 8ビット ホスト 2 31 8ビット 8ビット ネットワーク 192.168.31.0 のホスト 2 クラスAアドレス クラスA オクテット ネットワーク ホスト 0……. 8ビット ネットワーク数 ホスト数 IPアドレス範囲 24ビット 126 16,777,214 1~126(※) 00000001~01111110 上位ビット ネットワークアドレスビット 0 8ビット (※)127.0.0.0 はループバック(自分自身に送り返す)アドレス クラスBアドレス クラスB オクテット ネットワーク 10…… ホスト 16ビット ネットワーク数 ホスト数 IPアドレス範囲 16ビット 16,384 65,534 128~191 10000000~10111111 上位ビット ネットワークアドレスビット 10 16ビット クラスCアドレス クラスC オクテット ネットワーク 110….. ホスト 24ビット ネットワーク数 ホスト数 IPアドレス範囲 2,097,152 254 192~223 11000000~11011111 上位ビット ネットワークアドレスビット 110 24ビット 8ビット クラスDアドレス クラスD オクテット マルチキャストアドレス 1110…. IPアドレス範囲 224~239 11100000~11101111 上位ビット 用途 1110 マルチキャスト 1つのデータストリームを複数 の受信者に同時に送信する クラスEアドレス クラスE オクテット 実験用アドレス 1111…. IPアドレス範囲 240~255 11110000~11111111 上位ビット 用途 1111 実験用 実験用に予約されており、イン ターネット上での使用は不可 予約済ホストアドレス ホスト数 : クラスA : 224-2, クラスB : 216-2, クラスC : 28-2 各ネットワークに予約済ホストアドレスが2個ずつ ネットワークアドレス ネットワーク自身を指すアドレス ブロードキャストアドレス ネットワーク上の全てのデバイスに送信する ためのアドレス ネットワークアドレス ホスト部のビットが全て0 クラスB ネットワーク 172.16.1.2 172.16.1.1 172.16.1.4 172.16.1.3 172.16.0.0 クラスC ネットワーク 192.168.1.1 192.168.1.2 192.168.1.4 192.168.1.3 192.168.1.0 ブロードキャストアドレス ホスト部のビットが全て1 クラスB ネットワーク 172.16.1.2 172.16.1.1 172.16.1.4 172.16.1.3 172.16.255.255 クラスC ネットワーク 192.168.1.1 192.168.1.2 192.168.1.4 192.168.1.3 192.168.1.255 予約アドレス クラス ネットワークアドレス A B C ブロードキャストアドレス 0???????.00000000 .000000000.000000000 0???????.11111111 .11111111.11111111 *. 0. 0. 0 *.255.255.255 10??????.???????? .000000000.000000000 10??????.???????? .11111111.11111111 *.*. 0. 0 *.*.255.255 110?????.???????? .????????.000000000 110?????.???????? .????????.11111111 *.*.*. 0 *.*.*.255 ユニキャストとブロードキャスト ユニキャスト 単一のデバイスへの送信 ブロードキャスト ネットワーク上の全てのデバイスへの送信 ユニキャスト 192.168.1.4 192.168.1.1 192.168.1.3 192.168.1.2 192.168.1.5 192.168.1.4 受信 192.168.1.6 ブロードキャスト 192.168.1.255 192.168.1.1 受信 受信 192.168.1.3 192.168.1.5 192.168.1.2 受信 192.168.1.4 受信 192.168.1.6 受信 一意なホストアドレス 198.150.11.2 198.150.11.3 ? 198.150.11.4 198.150.11.2 198.150.11.3 ? 198.150.11.4 To: 198.150.11.4 ホストアドレスは 重複してはいけない 一意なネットワークアドレス 198.150.11.7 198.150.11.11 198.150.11.9 ホストアドレスは 全て異なる 198.150.11.6 198.150.11.10 198.150.11.8 To: 198.150.11.8 ルータはパケットを送れるか? 一意なネットワークアドレス クラスCネットワーク 198.150.11.7 198.150.11.11 ? 198.150.11.9 198.150.11.0 クラスCネットワーク 198.150.11.6 198.150.11.10 ? 198.150.11.8 198.150.11.0 To: 198.150.11.8 ネットワークアドレスは 重複してはいけない IANA (Internet Assigned Numbers Authority) アドレス管理組織 公的に使われているネットワークアドレスが 重複しないように管理している IPアドレス空間の割り当てとドメイン名の割り 当てに関する権限を、NICおよびその他の組 織に委任することができる パブリックIPアドレス (グローバルIPアドレス) インターネット上の一意なアドレス ISP(Internet Service Provider)から取得 できる クラスBのネットワーク アドレスをください 近畿大学 163.51.0.0 を 使ってください ISP プライベートIPアドレス ローカルでのみ使用できるアドレス インターネットへの直接接続はできない ホストは無いが ここにもアドレスが必要 WAN プライベートIPアドレス プライベートIPアドレス 10.0.0.4 10.0.0.8 プライベートIPアドレス RFC1918 クラ ネットワーク ネットワーク ス 数 アドレス A 1 B 16 C 256 10.0.0.0 IPアドレス範囲 10.0.0.0 ~10.255.255.255 172.16.0.0 172.16.0.0 ~172.31.0.0 ~172.31.255.255 192.168.0.0 192.168.0.0 ~192.168.255.0 ~192.168.255.255 IPアドレスの割り当て クラスAとBで全体の75%を占める IPアドレスの枯渇 アドレス総数 : 32ビット = 4,294,467,295 約43億個 : 世界の総人口(63億)より少ない クラスA,Bを割り当てられる組織数 僅か 126 + 16,384 = 16,510 IPアドレスが足りなくなってきた (特にクラスA,B) IPアドレスの枯渇対策 長期的対策 IPv6 (Internet Protocol version 6) 短期的対策 NAT (Network Address Translation) CIDR (Classless Interdomain routing) IPv6 (Internet Protocol version 6) IPv6 ビット数 IP 32ビット v4 表記 0~255の10進数4個 例 : 33.134.193.3 IP 128ビット 4桁の16進数8個 例 : 3ffe:1900:6545:3:230:f804:7ebf:12c2 v6 現在 IPv6 が実装されつつある IPv6アドレス 128ビットのアドレス ネットワークプレフィックス(48 or 64ビット) +インタフェイスID(80 or 64ビット) 2001:2a0:4ff:0:a00:46ff:fe45:700 ネットワーク プレフィックス インタフェイスID インタフェイスIDはMACアドレスからの自動設定も可能 IPv6のメリット 十分な数のアドレス IPアドレスの自動設定 ホストには自動的にIPアドレスとデフォルト経路が設 定される (Macアドレスから計算) セキュリティの確保 ユーザ認証、パケットの暗号化及びなりすまし防止等 をサポート エラー検出 IPv6ではエラー検出はレイヤ4以上で行う →ルータの負荷が軽減 IPv6のデメリット IPv4と互換性無し バックボーンがまだあまり充実していない IPアドレスの逆引きの管理が困難 現時点では様々な障害はあるが、 アメリカ国防省の「IPv6化宣言」により 今後IPv6が広まっていくと予想される NAT (Network Adress Translation) LAN内ではプライベートIPアドレスを使用、 外部へ出るときにパブリックIPアドレスに変 換する From 192.168.1.2 192.168.1.2 192.168.1.4 WAN 192.168.1.6 192.168.1.1 163.51.20.1 From 163.51.20.1 192.168.1.3 192.168.1.5 192.168.1.7 アドレスの無駄遣い クラスB: ホスト65534台可能 クラスC: ホスト254台接続可能 ホスト500台接続したい クラスCでは足りない クラスBを使用すると65034台分が無駄 ネットワークをサブネットに分割する CIDR (Classless Interdomain routing) ネットワークをサブネットに分割する 効率が良い 管理し易い ブロードキャストドメインを小さくできる コリジョンドメインを小さくできる サブネットワーク クラスBネットワーク 163.51.0.0 64分割 各ホスト1022台接続可能なサブネット 163.51.0.0 163.51.4.0 : 163.51.252.0 CIDRが有効な例 例 : 各定員10名である研究室12個それぞ れにLANを設定, 各人に1個ずつIPアドレ スを割り当てたい クラスCネットワークを12個使用 IPアドレスは 10*12 個しか必要無いのに、 256*12 個ものIPアドレスを専有してしまう 1個のクラスCネットワークを、 それぞれホスト14台接続可能な 16個のサブネットワークに分割する サブネット化 ホスト部の一部をサブネット部として借りる IPアドレス ネットワーク ホスト サブネット化 ネットワーク サブネットワーク ホスト Web教材の注意点 9.2.7 図3 4,8,16,32,64,128,256 サブネットアドレスには全て0,全て1も使って良い サブネットゼロ クラスCのサブネット化 サブネッ ト数(※) ホスト数 ネットワーク サブネット ビット数 ビット数 ホストビット 数 20=1 21=2 22=4 23=8 24=16 25=32 26=64 28-2 = 254 27-2 = 126 26-2 = 62 25-2 = 30 24-2 = 14 23-2 = 6 22-2 = 2 24 24 24 24 24 24 24 8 7 6 5 4 3 2 0 1 2 3 4 5 6 (※)サブネットゼロを使用した場合 クラスBのサブネット化 サブネッ ト数 ホスト数 ネットワーク サブネット ビット数 ビット数 ホストビット 数 20=1 21=2 22=4 23=8 216-2 = 65,534 215-2 = 32,766 214-2 = 16,382 213-2 = 8,190 16 16 16 16 0 1 2 3 16 15 14 13 24=16 25=32 26=64 212-2 = 4,094 211-2 = 2,046 210-2 = 1,022 16 16 16 4 5 6 12 11 10 16 16 16 7 8 9 9 8 7 27=128 29-2 = 510 28=256 28-2 = 254 29=512 27-2 = 126 クラスAのサブネット化 サブネッ ト数 ホスト数 ネットワーク サブネット ビット数 ビット数 ホストビット 数 20=1 21=2 22=4 23=8 224-2 = 16,777,214 223-2 = 8,366,606 222-2 = 4,194,302 221-2 = 2,097,150 8 8 8 8 0 1 2 3 24 23 22 21 24=16 25=32 26=64 220-2 = 1,048,574 219-2 = 524,286 218-2 = 262,142 8 8 8 4 5 6 20 19 18 8 8 8 7 8 9 17 16 15 27=128 217-2 = 131,070 28=256 216-2 = 65,534 29=512 215-2 = 32,766 サブネットマスク ネットワークアドレス =ネットワーク部+サブネット部+ホスト部 サブネット部の長さは可変 =どこまでがサブネットなのか区別が必要 サブネットマスクを使用 サブネットマスク 32ビット ネットワーク部, サブネット部 : 1 ホスト部 : 0 例 : クラスBネットワーク 136.32.0.0 で サブネットに6ビット使用 ネットワーク IPアドレス サブネットマスク 10101000 00100000 11111111 11111111 サブネット ホスト 00000000 00000000 111111 00 00000000 サブネットマスク 255.255.252.0 サブネットマスク 例 : クラスBネットワーク 148.36.0.0 で サブネットに5ビット使用 ネットワーク: 16ビット サブネット: 5ビット 11111111.11111111.11111000.00000000 255.255.248.0 サブネット ネットワークアドレス サブネットマスク 1 148.36.0.0 2 3 4 148.36.8.0 148.36.16.0 148.36.24.0 ホストアドレス 255.255.248.0 148.36.0.1~7.254 255.255.248.0 148.36.8.1~15.254 255.255.248.0 148.36.16.1~23.254 255.255.248.0 148.36.24.1~31.254 サブネットの表記 IPアドレスの後ろに / (ネットワークのビット数)+(サブネットのビット数) を書く 例 : クラスCネットワーク 195.22.15.0 で サブネットに2ビット使用 ネットワーク: 24ビット サブネット: 2ビット サブネット ネットワークアドレス ホストアドレス 1 2 3 4 195.22.15.0 / 26 195.22.15.64 / 26 195.22.15.128 / 26 195.22.15.192 / 26 195.22.15.1~62 195.22.15.65~126 195.22.15.129~190 195.22.15.193~254 サブネット化の例 例 : クラスBネットワーク 135.25.0.0 を 62(=26-2)台のホストを接続できる1024 (=210)個のサブネットに分割 ネットワーク 16ビット ホスト 16ビット ホスト部から10ビット借りる ネットワーク 16ビット サブネット 10ビット ホスト 6ビット サブネット化の例 IPアドレスの範囲 ホスト部が6ビットなので、ネットワークアドレス は 26 = 64 ごと 1つめのサブネット : 135.25.0.0 / 26 2つめのサブネット : 135.25.0.64 / 26 3つめのサブネット : 135.25.0.128 / 26 4つめのサブネット : 135.25.0.192 / 26 +64 +64 +64 サブネット化の例 サブ ネット ネットワーク アドレス ホスト アドレス ブロードキャスト アドレス 1 135.25.0.0 /26 135.25.0.1~0.62 135.25.0.63 2 135.25.0.64 /26 135.25.0.65~0.126 135.25.0.127 3 135.25.0.128 /26 135.25.0.129~0.190 135.25.0.191 4 135.25.0.192 /26 135.25.0.193~0.254 135.25.0.255 5 135.25.1.0 /26 135.25.1.1~1.62 135.25.1.63 6 135.25.1.64 /26 135.25.1.65~1.126 135.25.1.127 1024 135.25.255.192/26 135.25.255.193~255.254 135.25.255.255 サブネット化例題1 クラスBネットワーク150.50.0.0を、各ホ スト100台接続可能なサブネットに分割 する 1. 2. 3. サブネットマスクは? 何個のサブネットに分割できるか? 各サブネットに割り当て可能なIPアドレスの 範囲は? サブネット化例題1 1. サブネットマスクの計算 100 ≦ 27 - 2 なのでホスト部には 7ビットあれば良い 11111111,11111111,11111111,10000000 255.255.255.128 ( / 25 ) 2. サブネットの個数 サブネット部は 16 - 7 = 9 ビットなので 29 = 512 個のサブネット サブネット化例題1 IPアドレスの範囲 ホスト部が7ビットなので、ネットワークアドレス は 27 = 128 ごと 1つめのサブネット : 150.50.0.0 / 25 2つめのサブネット : 150.50.0.128 / 25 3つめのサブネット : 150.50.1.0 / 25 4つめのサブネット : 150.50.1.128 / 25 +128 +128 +128 サブネット化例題1 サブ ネット ネットワーク アドレス ホスト アドレス ブロードキャスト アドレス 1 150.50.0.0 /25 150.50.0.1~0.126 150.50.0.127 2 150.50.0.128 /25 150.50.0.129~0.254 150.50.0.255 3 150.50.1.0 /25 150.50.1.1~1.126 150.50.1.127 4 150.50.1.128 /25 150.50.1.129~1.254 150.50.1.255 5 150.50.2.0 /25 150.50.2.1~1.126 150.50.2.127 512 150.50.255.128/25 150.50.255.129~255.254 150.50.255.255 サブネット化例題2 クラスCネットワーク200.100.50.0を、5個 のサブネットに分割する 1. 2. 3. サブネットマスクは? 各サブネットに接続可能なホスト数は? 各サブネットに割り当て可能なIPアドレスの 範囲は? サブネット化例題2 1. サブネットマスクの計算 5 ≦ 23 なのでサブネット部には 3ビットあれば良い 11111111,11111111,11111111,11100000 255.255.255.224 ( / 27 ) 2. 各サブネットのホストの台数 ホスト部は 8 - 3 = 5 ビットなので 25 -2 = 30 台のホストが接続可能 サブネット化例題2 IPアドレスの範囲 ホスト部が5ビットなので、ネットワークアドレス は 25 = 32 ごと 1つめのサブネット : 200.100.50.0 / 27 2つめのサブネット : 200.100.50.32 / 27 3つめのサブネット : 200.100.50.64 / 27 4つめのサブネット : 200.100.50.96 / 27 +32 +32 +32 サブネット化例題2 サブ ネット ネットワーク アドレス ホスト アドレス ブロードキャスト アドレス 1 200.100.50.0 /27 200.100.50.1~30 200.100.50.31 2 200.100.50.32 /27 200.100.50.33~62 200.100.50.63 3 200.100.50.64 /27 200.100.50.65~94 200.100.50.95 4 200.100.50.96 /27 200.100.50.97~126 200.100.50.127 5 200.100.50.128/27 200.100.50.129~158 200.100.50.159 8 200.100.50.224/27 200.100.50.225~254 200.100.50.255 サブネット化の例 ④ WAN ⑤ ホスト5台 ホスト4台 ⑧ ⑥ ① ⑦ ② ホスト100台 ホスト50台 ③ ホスト10台 このネットワークに 195.20.10.0 を割り当てるには? サブネット化の例 ビッ サブネットマスク ト数 サブ ネット ホスト 数 1 2 3 100 7 50 6 10 4 4 5 5 4 6 2 7 8 2 2 3 3 2 2 2 ネットワークアドレス ホストアドレス 255.255.255.128 195.20.10.0/25 1~126 255.255.255.196 195.20.10.128/26 129~190 255.255.255.240 195.20.10.192/28 193~206 255.255.255.248 255.255.255.252 255.255.255.252 255.255.255.252 255.255.255.252 195.20.10.208/29 195.20.10.216/29 195.20.10.224/30 195.20.10.228/30 195.20.10.232/30 209~214 217~222 225,226 229,230 233,234 サブネット化演習問題1 クラスBネットワーク160.40.0.0を、各ホ スト400台接続可能なサブネットに分割 する 1. 2. 3. サブネットマスクは? 何個のサブネットに分割できるか? 各サブネットに割り当て可能なIPアドレスの 範囲は? サブネット化演習問題1 1. サブネットマスクの計算 400 ≦ 29 - 2 なのでホスト部には 9ビットあれば良い 11111111,11111111,11111110,00000000 ( / 23 ) 255.255.254.0 2. サブネットの個数 サブネット部は 16 - 9 = 7 ビットなので 27 = 128 個のサブネット サブネット化演習問題1 IPアドレスの範囲 ホスト部が9ビットなので、ネットワークアドレス は 29 = 512 = 2.0 ごと 1つめのサブネット : 160.40.0.0 / 23 2つめのサブネット : 160.40.2.0 / 23 3つめのサブネット : 160.40.4.0 / 23 4つめのサブネット : 160.40.6.0 / 23 +2.0 +2.0 +2.0 サブネット化演習問題1 サブ ネット ネットワーク アドレス ホスト アドレス ブロードキャスト アドレス 1 160.40.0.0 /23 160.40.0.1~1.254 160.40.1.255 2 160.40.2.0 /23 160.40.2.1~3.254 160.40.3.255 3 160.40.4.0 /23 160.40.4.1~5.254 160.40.5.255 4 160.40.6.0 /23 160.40.6.1~7.254 160.40.7.255 5 160.40.8.0 /23 160.40.8.1~9.254 160.40.9.255 160.50.254.1~255.254 160.40.255.255 128 160.40.254.0/23 サブネット化演習問題2 クラスCネットワーク210.200.100.0を、 12個のサブネットに分割する 1. 2. 3. サブネットマスクは? 各サブネットに接続可能なホスト数は? 各サブネットに割り当て可能なIPアドレスの 範囲は? サブネット化演習問題2 1. サブネットマスクの計算 12 ≦ 24 なのでサブネット部には 4ビットあれば良い 11111111,11111111,11111111,11110000 255.255.255.240 ( / 28 ) 2. 各サブネットのホストの台数 ホスト部は 8 - 4 = 4 ビットなので 24 -2 = 14 台のホストが接続可能 サブネット化演習問題2 IPアドレスの範囲 ホスト部が4ビットなので、ネットワークアドレス は 24 = 16 ごと 1つめのサブネット : 210.200.100.0 / 28 2つめのサブネット : 210.200.100.16 / 28 3つめのサブネット : 210.200.100.32 / 28 4つめのサブネット : 210.200.100.48 / 28 +16 +16 +16 サブネット化演習問題2 サブ ネット ネットワーク アドレス ホスト アドレス ブロードキャスト アドレス 1 210.200.100.0/28 210.200.100.1~14 210.200.100.15 2 210.200.100.16/28 210.200.100.17~30 210.200.100.31 3 210.200.100.32/28 210.200.100.33~46 210.200.100.47 4 210.200.100.48/28 210.200.100.49~62 210.200.100.63 5 210.200.100.64/28 210.200.100.65~78 210.200.100.79 16 210.200.100.240/28 210.200.100.241~254 210.200.100.255
© Copyright 2024 ExpyDoc