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ネットワーク技術II
第9.2課
インターネットアドレス
http://www.info.kindai.ac.jp/NetEngII
38号館4階N-411 内線5459
[email protected]
連絡
中間試験
試験日: 12月1日(月)
 出題範囲 : 7.1課~9.2課
 試験時間 : 60分
 持ち込み : 可

OSI第3層
アドレス
?
?
通信には相手を特定するための
アドレスが必要
00
11
アドレス
22
44
33
55
To: 11
アドレスがあれば
宛先に応じて振り分けられる
99
一意なアドレス
?
99
?
To: 99
アドレスは同じものがあってはならない
MACアドレス
11-AA-22
-BB-33-CC
88-77-DDFF-99-EE
44-GG-55
-FF-66-EE
22-44-66
-88-AA-CC
FE-DC-BA
-12-34-56
88-77-DD
-99-88-77
22-44-66
-88-AA-DD
FE-DC-BA
-98-76-54
MACアドレスは
ネットワークごとの統一性無し
MACアドレス
MACアドレスは氏名
鈴木
山田さんって
何処にいるの?
斉藤
〒
郵便局
高橋
田中
山田
山田さんへ
佐藤
IPアドレス
192.168.1.2
192.168.1.3
192.168.1.1
192.168.1.100
192.168.1.0
ネットワーク
172.16.1.2
172.16.3.4
172.16.0.1
172.16.100.200
172.16.0.0
ネットワーク
IPアドレスは
ネットワークごとの統一性あり
IPアドレス
MACアドレスは住所
大阪府
豊中市
待兼山
奈良県
奈良市
左京
大阪府宛は
左へ送ろう
大阪府
大阪府
大阪市
北区
大阪府
東大阪市
小若江
〒
郵便局
大阪府
東大阪市
小若江
奈良県
奈良県
橿原市
八木町
奈良県
吉野郡
十津川村
MACアドレスとIPアドレス
レイヤ アドレッシ 割り振り
ング方式 タイミング
サイズ 表現
MACアドレス 2
平面型
製造時
6B
3
階層型
ネットワー
ク設定時
32b
IPアドレス
(IP v4)
12個の
16進数
(0~F)
4個の
10進数
(0~255)
IPアドレス (IPv4)
10000011011011000111101011001100
32b
8ビットごとに区切り4つの
10進数(0~255)で表す
10000011 01101100 01111010 11001100
131
108
122
131.108.122.204
204
10進数と2進数
11000000.10101000.00000001.00001000
と
11000000.10101000.00000001.00001001
192.168.1.8
と
192.168.1.9
10進数表記の方が分かり易い
2バイト(16bの数)
215 214 213 212
32768 16384 8192
211
210
29
4096 2048 1024 512
28
256
27
26
25
24
23
22
21
20
128
64
32
16
8
4
2
1
10進→2進変換
d : n ビット
10進数
begin
i := n + 1
no
i ≧ 0?
no
左から順に
書き出す
end
yes
d≧
yes
2i?
‘1’を書く
‘0’を書く
d := d - 2i
i := i -1
10進→2進変換例
104
例 : 104
104
40
8
8
0
0
0
< 128
≧ 64
≧ 32
< 16
≧ 8
< 4
< 2
< 1
0
1 104 - 64
1 40 - 32
0
1 8-8
0
0
01101000
0
10進→2進変換
d : n ビット
10進数
begin
no
yes
d > 0?
d := d / 2
右から順に
書き出す
end
no
‘0’を書く
余り 1 ?
yes
‘1’を書く
10進→2進変換例
104
例 : 104 52
26
13
6
3
1
0
/ 2 = 52 余り 0
/ 2 = 26 余り 0
/ 2 = 13 余り 0
/ 2 = 6 余り 1
/ 2 = 3 余り 0
/ 2 = 1 余り 1
/ 2 = 0 余り 1
/ 2 = 0 余り 0 01101000
2進→10進変換
b : n ビット
2進数
begin
d := 0, i := n + 1
no
i ≧ 0?
no
yes
i ビット目=1?
yes
end
d := d + 2i
i := i -1
2進→10進変換例
例 : 01101000
27 26 25 24 23 22 21 2 0
01101000
64
8
32
64 + 32 + 8 = 104
通信パス
大阪府宛は
右へ送ろう
大阪府宛は
右へ送ろう
東大阪市宛は
下へ送ろう
岡山県
兵庫県
大阪府
京都府
〒
〒
〒
〒
郵便局
郵便局
郵便局
郵便局
大阪府
東大阪市
小若江
大阪市
〒
東大阪市
郵便局
〒
門真市
〒
郵便局
郵便局
小若江宛は
下へ送ろう
長堂
小若江
小阪
通信パス
ネット3宛は
右へ送ろう
ネット3宛は
右へ送ろう
ネット1
サブネット2宛は
下へ送ろう
ネット2
ネット3.サブネット2.PC2
ネット3
サブネット1
ネット4
サブネット2
PC2宛は
下へ送ろう
PC1
PC2
PC3
サブネット3
ホストのアドレス付け
ネットワーク1
ネットワーク2
PC1
ネットワーク3
PC3
PC2
ネットワーク2.PC1
ネットワークアドレス+ホストアドレス
インターネットアドレス
256個の
グループ
256個の
サブグループ
256個の
サブサブグループ
256個の
ホスト
IPアドレス
ネットワークアドレス+ホストアドレス(合計32b)
ネットワーク
192.168.1.0ネットワークにある
192.168.1.2 2番のホスト
ホスト
ネットワーク
172.16.3.4
ホスト
172.16.0.0ネットワークにある
3.4番のホスト
どこまでがネットワークアドレスなのかは
アドレスクラスに因る
Web教材の間違い
9.2.3 図4
16,777,216 → 16,777,214 (224 -2)
65,535 →
65,534 (216 -2)
IPアドレスクラス
クラス 用途
ネットワーク数
各ネットワークの
ホスト数
224-2
8
=16,777,214
216-2
16
=65,534
28-2
24
=254
28
-
A
大規模
ネット
ワーク
B
中規模
ネット
ワーク
C
小規模
ネット
ワーク
27-2
=126
214
=16,384
221
=2,097,152
D
マルチ
キャスト
-
E
実験用
-
-
ネットワーク
アドレスビット数
-
アドレスクラスの識別
クラ ネットワーク数
ス
ホスト数
27-2
=126
B 214
=16,384
C 221
=2,097,152
D
-
224-2
1~126
=16,777,214 00000001~01111110
216-2
128~191
10000000~10111111
=65,534
28-2
192~223
11000000~11011111
=254
224~239
-
A
E
-
IPアドレス範囲
(最初のオクテット)
上位
ビット
0
10
110
1110
11100000~11101111
-
240~255
11110000~11111111
1111
アドレスクラスのプレフィックス
クラスA
オクテット
ネットワーク ホスト
1
2
3
4
クラスB
オクテット
ネットワーク
1
2
ホスト
3
4
クラスC
オクテット
ネットワーク
1
2
3
ホスト
4
クラスD
オクテット
マルチキャストアドレス
1
2
3
4
クラスE
オクテット
実験用アドレス
1
2
3
4
ネットワーク部とホスト部
例 : クラスBアドレス 172.16.22.204
クラスB
オクテット
ネットワーク
172
16
8ビット
ホスト
22
8ビット
8ビット
204
8ビット
ネットワーク 172.16.0.0 のホスト 22.204
例 : クラスCアドレス 192.168.31.2
クラスC
オクテット
ネットワーク
192
168
8ビット
8ビット
ホスト
2
31
8ビット
8ビット
ネットワーク 192.168.31.0 のホスト 2
クラスAアドレス
クラスA
オクテット
ネットワーク ホスト
0…….
8ビット
ネットワーク数
ホスト数
IPアドレス範囲
24ビット
126
16,777,214
1~126(※)
00000001~01111110
上位ビット
ネットワークアドレスビット
0
8ビット
(※)127.0.0.0 はループバック(自分自身に送り返す)アドレス
クラスBアドレス
クラスB
オクテット
ネットワーク
10……
ホスト
16ビット
ネットワーク数
ホスト数
IPアドレス範囲
16ビット
16,384
65,534
128~191
10000000~10111111
上位ビット
ネットワークアドレスビット
10
16ビット
クラスCアドレス
クラスC
オクテット
ネットワーク
110…..
ホスト
24ビット
ネットワーク数
ホスト数
IPアドレス範囲
2,097,152
254
192~223
11000000~11011111
上位ビット
ネットワークアドレスビット
110
24ビット
8ビット
クラスDアドレス
クラスD
オクテット
マルチキャストアドレス
1110….
IPアドレス範囲
224~239
11100000~11101111
上位ビット
用途
1110
マルチキャスト
1つのデータストリームを複数
の受信者に同時に送信する
クラスEアドレス
クラスE
オクテット
実験用アドレス
1111….
IPアドレス範囲
240~255
11110000~11111111
上位ビット
用途
1111
実験用
実験用に予約されており、イン
ターネット上での使用は不可
予約済ホストアドレス
ホスト数 :
クラスA : 224-2, クラスB : 216-2, クラスC : 28-2
各ネットワークに予約済ホストアドレスが2個ずつ
ネットワークアドレス

ネットワーク自身を指すアドレス
ブロードキャストアドレス

ネットワーク上の全てのデバイスに送信する
ためのアドレス
ネットワークアドレス
ホスト部のビットが全て0
クラスB
ネットワーク
172.16.1.2
172.16.1.1
172.16.1.4
172.16.1.3
172.16.0.0
クラスC
ネットワーク
192.168.1.1
192.168.1.2
192.168.1.4
192.168.1.3
192.168.1.0
ブロードキャストアドレス
ホスト部のビットが全て1
クラスB
ネットワーク
172.16.1.2
172.16.1.1
172.16.1.4
172.16.1.3
172.16.255.255
クラスC
ネットワーク
192.168.1.1
192.168.1.2
192.168.1.4
192.168.1.3
192.168.1.255
予約アドレス
クラス ネットワークアドレス
A
B
C
ブロードキャストアドレス
0???????.00000000
.000000000.000000000
0???????.11111111
.11111111.11111111
*. 0. 0. 0
*.255.255.255
10??????.????????
.000000000.000000000
10??????.????????
.11111111.11111111
*.*. 0. 0
*.*.255.255
110?????.????????
.????????.000000000
110?????.????????
.????????.11111111
*.*.*. 0
*.*.*.255
ユニキャストとブロードキャスト
ユニキャスト

単一のデバイスへの送信
ブロードキャスト

ネットワーク上の全てのデバイスへの送信
ユニキャスト
192.168.1.4
192.168.1.1
192.168.1.3
192.168.1.2
192.168.1.5
192.168.1.4
受信
192.168.1.6
ブロードキャスト
192.168.1.255
192.168.1.1
受信
受信
192.168.1.3
192.168.1.5
192.168.1.2
受信
192.168.1.4
受信
192.168.1.6
受信
一意なホストアドレス
198.150.11.2 198.150.11.3
?
198.150.11.4
198.150.11.2 198.150.11.3
?
198.150.11.4
To: 198.150.11.4
ホストアドレスは
重複してはいけない
一意なネットワークアドレス
198.150.11.7 198.150.11.11
198.150.11.9
ホストアドレスは
全て異なる
198.150.11.6 198.150.11.10
198.150.11.8
To: 198.150.11.8
ルータはパケットを送れるか?
一意なネットワークアドレス
クラスCネットワーク
198.150.11.7 198.150.11.11
?
198.150.11.9
198.150.11.0
クラスCネットワーク
198.150.11.6 198.150.11.10
?
198.150.11.8
198.150.11.0
To: 198.150.11.8
ネットワークアドレスは
重複してはいけない
IANA
(Internet Assigned Numbers Authority)
アドレス管理組織
公的に使われているネットワークアドレスが
重複しないように管理している
 IPアドレス空間の割り当てとドメイン名の割り
当てに関する権限を、NICおよびその他の組
織に委任することができる

パブリックIPアドレス
(グローバルIPアドレス)
インターネット上の一意なアドレス
ISP(Internet Service Provider)から取得
できる
クラスBのネットワーク
アドレスをください
近畿大学
163.51.0.0 を
使ってください
ISP
プライベートIPアドレス
ローカルでのみ使用できるアドレス

インターネットへの直接接続はできない
ホストは無いが
ここにもアドレスが必要
WAN
プライベートIPアドレス
プライベートIPアドレス
10.0.0.4
10.0.0.8
プライベートIPアドレス
RFC1918
クラ ネットワーク ネットワーク
ス
数
アドレス
A
1
B
16
C
256
10.0.0.0
IPアドレス範囲
10.0.0.0
~10.255.255.255
172.16.0.0
172.16.0.0
~172.31.0.0
~172.31.255.255
192.168.0.0
192.168.0.0
~192.168.255.0 ~192.168.255.255
IPアドレスの割り当て
クラスAとBで全体の75%を占める
IPアドレスの枯渇
アドレス総数 : 32ビット = 4,294,467,295

約43億個 : 世界の総人口(63億)より少ない
クラスA,Bを割り当てられる組織数

僅か 126 + 16,384 = 16,510
IPアドレスが足りなくなってきた
(特にクラスA,B)
IPアドレスの枯渇対策
長期的対策

IPv6 (Internet Protocol version 6)
短期的対策
NAT (Network Address Translation)
 CIDR (Classless Interdomain routing)

IPv6
(Internet Protocol version 6)
IPv6
ビット数
IP 32ビット
v4
表記
0~255の10進数4個
例 : 33.134.193.3
IP 128ビット 4桁の16進数8個
例 : 3ffe:1900:6545:3:230:f804:7ebf:12c2
v6
現在 IPv6 が実装されつつある
IPv6アドレス
128ビットのアドレス

ネットワークプレフィックス(48 or 64ビット)
+インタフェイスID(80 or 64ビット)
2001:2a0:4ff:0:a00:46ff:fe45:700
ネットワーク
プレフィックス
インタフェイスID
インタフェイスIDはMACアドレスからの自動設定も可能
IPv6のメリット
十分な数のアドレス
IPアドレスの自動設定

ホストには自動的にIPアドレスとデフォルト経路が設
定される (Macアドレスから計算)
セキュリティの確保

ユーザ認証、パケットの暗号化及びなりすまし防止等
をサポート
エラー検出

IPv6ではエラー検出はレイヤ4以上で行う
→ルータの負荷が軽減
IPv6のデメリット
IPv4と互換性無し
バックボーンがまだあまり充実していない
IPアドレスの逆引きの管理が困難
現時点では様々な障害はあるが、
アメリカ国防省の「IPv6化宣言」により
今後IPv6が広まっていくと予想される
NAT
(Network Adress Translation)
LAN内ではプライベートIPアドレスを使用、
外部へ出るときにパブリックIPアドレスに変
換する
From 192.168.1.2
192.168.1.2
192.168.1.4
WAN
192.168.1.6
192.168.1.1
163.51.20.1
From 163.51.20.1
192.168.1.3
192.168.1.5
192.168.1.7
アドレスの無駄遣い
クラスB: ホスト65534台可能
クラスC: ホスト254台接続可能
ホスト500台接続したい
クラスCでは足りない
クラスBを使用すると65034台分が無駄
ネットワークをサブネットに分割する
CIDR
(Classless Interdomain routing)
ネットワークをサブネットに分割する
効率が良い
 管理し易い

ブロードキャストドメインを小さくできる
 コリジョンドメインを小さくできる
サブネットワーク

クラスBネットワーク
163.51.0.0
64分割
各ホスト1022台接続可能なサブネット
163.51.0.0
163.51.4.0
:
163.51.252.0
CIDRが有効な例
例 : 各定員10名である研究室12個それぞ
れにLANを設定, 各人に1個ずつIPアドレ
スを割り当てたい
クラスCネットワークを12個使用
IPアドレスは 10*12 個しか必要無いのに、
256*12 個ものIPアドレスを専有してしまう
1個のクラスCネットワークを、
それぞれホスト14台接続可能な
16個のサブネットワークに分割する
サブネット化
ホスト部の一部をサブネット部として借りる
IPアドレス
ネットワーク
ホスト
サブネット化
ネットワーク
サブネットワーク ホスト
Web教材の注意点
9.2.7 図3
4,8,16,32,64,128,256
サブネットアドレスには全て0,全て1も使って良い
サブネットゼロ
クラスCのサブネット化
サブネッ
ト数(※)
ホスト数
ネットワーク サブネット
ビット数
ビット数
ホストビット
数
20=1
21=2
22=4
23=8
24=16
25=32
26=64
28-2 = 254
27-2 = 126
26-2 = 62
25-2 = 30
24-2 = 14
23-2 = 6
22-2 = 2
24
24
24
24
24
24
24
8
7
6
5
4
3
2
0
1
2
3
4
5
6
(※)サブネットゼロを使用した場合
クラスBのサブネット化
サブネッ
ト数
ホスト数
ネットワーク サブネット
ビット数
ビット数
ホストビット
数
20=1
21=2
22=4
23=8
216-2 = 65,534
215-2 = 32,766
214-2 = 16,382
213-2 = 8,190
16
16
16
16
0
1
2
3
16
15
14
13
24=16
25=32
26=64
212-2 = 4,094
211-2 = 2,046
210-2 = 1,022
16
16
16
4
5
6
12
11
10
16
16
16
7
8
9
9
8
7
27=128 29-2 = 510
28=256 28-2 = 254
29=512 27-2 = 126
クラスAのサブネット化
サブネッ
ト数
ホスト数
ネットワーク サブネット
ビット数
ビット数
ホストビット
数
20=1
21=2
22=4
23=8
224-2 = 16,777,214
223-2 = 8,366,606
222-2 = 4,194,302
221-2 = 2,097,150
8
8
8
8
0
1
2
3
24
23
22
21
24=16
25=32
26=64
220-2 = 1,048,574
219-2 = 524,286
218-2 = 262,142
8
8
8
4
5
6
20
19
18
8
8
8
7
8
9
17
16
15
27=128 217-2 = 131,070
28=256 216-2 = 65,534
29=512 215-2 = 32,766
サブネットマスク
ネットワークアドレス
=ネットワーク部+サブネット部+ホスト部
サブネット部の長さは可変
=どこまでがサブネットなのか区別が必要
サブネットマスクを使用
サブネットマスク
32ビット
ネットワーク部, サブネット部 : 1
 ホスト部 : 0

例 : クラスBネットワーク 136.32.0.0 で
サブネットに6ビット使用
ネットワーク
IPアドレス
サブネットマスク
10101000 00100000
11111111 11111111
サブネット ホスト
00000000 00000000
111111 00 00000000
サブネットマスク 255.255.252.0
サブネットマスク
例 : クラスBネットワーク 148.36.0.0 で
サブネットに5ビット使用
ネットワーク: 16ビット サブネット: 5ビット
11111111.11111111.11111000.00000000
255.255.248.0
サブネット
ネットワークアドレス サブネットマスク
1
148.36.0.0
2
3
4
148.36.8.0
148.36.16.0
148.36.24.0
ホストアドレス
255.255.248.0 148.36.0.1~7.254
255.255.248.0 148.36.8.1~15.254
255.255.248.0 148.36.16.1~23.254
255.255.248.0 148.36.24.1~31.254
サブネットの表記
IPアドレスの後ろに
/ (ネットワークのビット数)+(サブネットのビット数)
を書く
例 : クラスCネットワーク 195.22.15.0 で
サブネットに2ビット使用
ネットワーク: 24ビット サブネット: 2ビット
サブネット
ネットワークアドレス
ホストアドレス
1
2
3
4
195.22.15.0 / 26
195.22.15.64 / 26
195.22.15.128 / 26
195.22.15.192 / 26
195.22.15.1~62
195.22.15.65~126
195.22.15.129~190
195.22.15.193~254
サブネット化の例
例 : クラスBネットワーク 135.25.0.0 を
62(=26-2)台のホストを接続できる1024
(=210)個のサブネットに分割
ネットワーク
16ビット
ホスト
16ビット
ホスト部から10ビット借りる
ネットワーク
16ビット
サブネット
10ビット
ホスト
6ビット
サブネット化の例
IPアドレスの範囲

ホスト部が6ビットなので、ネットワークアドレス
は 26 = 64 ごと
1つめのサブネット : 135.25.0.0 / 26
2つめのサブネット : 135.25.0.64 / 26
3つめのサブネット : 135.25.0.128 / 26
4つめのサブネット : 135.25.0.192 / 26
+64
+64
+64
サブネット化の例
サブ
ネット
ネットワーク
アドレス
ホスト
アドレス
ブロードキャスト
アドレス
1
135.25.0.0 /26
135.25.0.1~0.62
135.25.0.63
2
135.25.0.64 /26
135.25.0.65~0.126
135.25.0.127
3
135.25.0.128 /26
135.25.0.129~0.190
135.25.0.191
4
135.25.0.192 /26
135.25.0.193~0.254
135.25.0.255
5
135.25.1.0 /26
135.25.1.1~1.62
135.25.1.63
6
135.25.1.64 /26
135.25.1.65~1.126
135.25.1.127
1024
135.25.255.192/26 135.25.255.193~255.254 135.25.255.255
サブネット化例題1
クラスBネットワーク150.50.0.0を、各ホ
スト100台接続可能なサブネットに分割
する
1.
2.
3.
サブネットマスクは?
何個のサブネットに分割できるか?
各サブネットに割り当て可能なIPアドレスの
範囲は?
サブネット化例題1
1. サブネットマスクの計算
100 ≦ 27 - 2 なのでホスト部には
7ビットあれば良い
11111111,11111111,11111111,10000000
255.255.255.128 ( / 25 )
2. サブネットの個数
サブネット部は 16 - 7 = 9 ビットなので
29 = 512 個のサブネット
サブネット化例題1
IPアドレスの範囲

ホスト部が7ビットなので、ネットワークアドレス
は 27 = 128 ごと
1つめのサブネット : 150.50.0.0 / 25
2つめのサブネット : 150.50.0.128 / 25
3つめのサブネット : 150.50.1.0 / 25
4つめのサブネット : 150.50.1.128 / 25
+128
+128
+128
サブネット化例題1
サブ
ネット
ネットワーク
アドレス
ホスト
アドレス
ブロードキャスト
アドレス
1
150.50.0.0 /25
150.50.0.1~0.126
150.50.0.127
2
150.50.0.128 /25
150.50.0.129~0.254
150.50.0.255
3
150.50.1.0 /25
150.50.1.1~1.126
150.50.1.127
4
150.50.1.128 /25
150.50.1.129~1.254
150.50.1.255
5
150.50.2.0 /25
150.50.2.1~1.126
150.50.2.127
512 150.50.255.128/25 150.50.255.129~255.254 150.50.255.255
サブネット化例題2
クラスCネットワーク200.100.50.0を、5個
のサブネットに分割する
1.
2.
3.
サブネットマスクは?
各サブネットに接続可能なホスト数は?
各サブネットに割り当て可能なIPアドレスの
範囲は?
サブネット化例題2
1. サブネットマスクの計算
5 ≦ 23 なのでサブネット部には
3ビットあれば良い
11111111,11111111,11111111,11100000
255.255.255.224 ( / 27 )
2. 各サブネットのホストの台数
ホスト部は 8 - 3 = 5 ビットなので
25 -2 = 30 台のホストが接続可能
サブネット化例題2
IPアドレスの範囲

ホスト部が5ビットなので、ネットワークアドレス
は 25 = 32 ごと
1つめのサブネット : 200.100.50.0 / 27
2つめのサブネット : 200.100.50.32 / 27
3つめのサブネット : 200.100.50.64 / 27
4つめのサブネット : 200.100.50.96 / 27
+32
+32
+32
サブネット化例題2
サブ
ネット
ネットワーク
アドレス
ホスト
アドレス
ブロードキャスト
アドレス
1
200.100.50.0 /27
200.100.50.1~30
200.100.50.31
2
200.100.50.32 /27 200.100.50.33~62
200.100.50.63
3
200.100.50.64 /27 200.100.50.65~94
200.100.50.95
4
200.100.50.96 /27 200.100.50.97~126
200.100.50.127
5
200.100.50.128/27 200.100.50.129~158 200.100.50.159
8
200.100.50.224/27 200.100.50.225~254 200.100.50.255
サブネット化の例
④
WAN
⑤
ホスト5台
ホスト4台
⑧
⑥
①
⑦
②
ホスト100台
ホスト50台
③
ホスト10台
このネットワークに 195.20.10.0 を割り当てるには?
サブネット化の例
ビッ サブネットマスク
ト数
サブ
ネット
ホスト
数
1
2
3
100 7
50 6
10 4
4
5
5
4
6
2
7
8
2
2
3
3
2
2
2
ネットワークアドレス
ホストアドレス
255.255.255.128 195.20.10.0/25
1~126
255.255.255.196 195.20.10.128/26 129~190
255.255.255.240 195.20.10.192/28 193~206
255.255.255.248
255.255.255.252
255.255.255.252
255.255.255.252
255.255.255.252
195.20.10.208/29
195.20.10.216/29
195.20.10.224/30
195.20.10.228/30
195.20.10.232/30
209~214
217~222
225,226
229,230
233,234
サブネット化演習問題1
クラスBネットワーク160.40.0.0を、各ホ
スト400台接続可能なサブネットに分割
する
1.
2.
3.
サブネットマスクは?
何個のサブネットに分割できるか?
各サブネットに割り当て可能なIPアドレスの
範囲は?
サブネット化演習問題1
1. サブネットマスクの計算
400 ≦ 29 - 2 なのでホスト部には
9ビットあれば良い
11111111,11111111,11111110,00000000
( / 23 )
255.255.254.0
2. サブネットの個数
サブネット部は 16 - 9 = 7 ビットなので
27 = 128 個のサブネット
サブネット化演習問題1
IPアドレスの範囲

ホスト部が9ビットなので、ネットワークアドレス
は 29 = 512 = 2.0 ごと
1つめのサブネット : 160.40.0.0 / 23
2つめのサブネット : 160.40.2.0 / 23
3つめのサブネット : 160.40.4.0 / 23
4つめのサブネット : 160.40.6.0 / 23
+2.0
+2.0
+2.0
サブネット化演習問題1
サブ
ネット
ネットワーク
アドレス
ホスト
アドレス
ブロードキャスト
アドレス
1
160.40.0.0 /23
160.40.0.1~1.254
160.40.1.255
2
160.40.2.0 /23
160.40.2.1~3.254
160.40.3.255
3
160.40.4.0 /23
160.40.4.1~5.254
160.40.5.255
4
160.40.6.0 /23
160.40.6.1~7.254
160.40.7.255
5
160.40.8.0 /23
160.40.8.1~9.254
160.40.9.255
160.50.254.1~255.254
160.40.255.255
128 160.40.254.0/23
サブネット化演習問題2
クラスCネットワーク210.200.100.0を、
12個のサブネットに分割する
1.
2.
3.
サブネットマスクは?
各サブネットに接続可能なホスト数は?
各サブネットに割り当て可能なIPアドレスの
範囲は?
サブネット化演習問題2
1. サブネットマスクの計算
12 ≦ 24 なのでサブネット部には
4ビットあれば良い
11111111,11111111,11111111,11110000
255.255.255.240 ( / 28 )
2. 各サブネットのホストの台数
ホスト部は 8 - 4 = 4 ビットなので
24 -2 = 14 台のホストが接続可能
サブネット化演習問題2
IPアドレスの範囲

ホスト部が4ビットなので、ネットワークアドレス
は 24 = 16 ごと
1つめのサブネット : 210.200.100.0 / 28
2つめのサブネット : 210.200.100.16 / 28
3つめのサブネット : 210.200.100.32 / 28
4つめのサブネット : 210.200.100.48 / 28
+16
+16
+16
サブネット化演習問題2
サブ
ネット
ネットワーク
アドレス
ホスト
アドレス
ブロードキャスト
アドレス
1
210.200.100.0/28
210.200.100.1~14
210.200.100.15
2
210.200.100.16/28 210.200.100.17~30 210.200.100.31
3
210.200.100.32/28 210.200.100.33~46 210.200.100.47
4
210.200.100.48/28 210.200.100.49~62 210.200.100.63
5
210.200.100.64/28 210.200.100.65~78 210.200.100.79
16
210.200.100.240/28
210.200.100.241~254
210.200.100.255