スライド 1

酸塩基反応 解離定数
ブレンステッド・ローリーの定義


HA  H 2O  A  H 3O


B  H 2O  BH  OH

A  H O 
K *


3
a
HA  H 2O
Ka

A  H O 

Kb

BH  OH 



3
HA


B
1
酸塩基反応 水のイオン積

H 2O  H 2O  OH  H3O

H 2O  H 2O  H3O  OH



H O  OH 
K *


3
a
H 2 O  H 2 O



K w  H 3O  OH

p H 3O


と

p OH



  10
14
(25℃)
のグラフを書く。
2
共役(きょうえき)酸・共役塩基


HA  H 2O  A  H 3O


A  H 2O  HA  OH

A  H O 


Ka
Kb

3
HA

HA  OH  

A 

K a  K b K w
3
酸塩基反応 強酸、弱酸、強塩基、弱塩基
4
酸塩基反応 塩
0.1mol/Lの酢酸ナトリウム水溶液のpHは?
ただし、酢酸の解離定数は1.75×10-5とする。
0.25 mol/Lの塩化アンモニウム(NH4Cl)水溶液のpHは?
ただし、アンモニアの解離定数Kbは1.75×10-5とする。
5
酸塩基反応 緩衝作用
緩衝作用の問題で使用する式
(緩衝作用の問題では弱酸とその塩の混合溶液を考える。例えば酢酸と酢
酸ナトリウム塩。この式を使うときは、弱酸は解離していないものとして扱う。
(弱酸なので。))
①酢酸のみを含む水溶液中の反応

CH3COOH  CH3COO  H


CH COO H 


Ka

3
CH 3COOH 

これに酢酸ナトリウムを入れる。 CH 3COO イオンのみ増える。
ただし解離定数の式は変わらない。
変形する。
CH 3COOH 
H   K CH COO 


a
3
6
酸塩基反応 緩衝作用
変形する

CH 3COOH 
 log
    log K
CH COO 

CH COO 
pH  pK  log
 log H

a

3

3
a
CH 3COOH 
酢酸ナトリウム0.2mol/L、酢酸0.2mol/Lの溶液が10mLある。この溶液に
0.1mol/Lの塩酸1mLを入れると、pHはいくらになるか?
ただし、酢酸の解離定数は1.75×10-5とする。
7
酸塩基反応 緩衝作用
この問題の意味:緩衝作用の程度を計算によって求める。
0.1mol/Lの塩酸1mL
10mL
ただの水
10mL
緩衝能を持つ水
酢酸ナトリウム0.2mol/L
酢酸0.2mol/L
の溶液
8
実験
胃の働き:主にたんぱく質の消化、殺菌
腹痛は胃酸過多が原因であることが多い。
胃のpH:空腹時1~2。食事をとると 4~5 。
胃腸薬の働き
①上がる、 ②下がる、 ③変わらない
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実験
なぜ炭酸飲料のふたを開けると泡が出てくるのか?
気相の圧力が高く炭酸ガスが「過飽和」になっているため。
気相
気相
p(CO2)=a
p(CO2)=2a
c(CO2)=a’
c(CO2)=2a’
液相
液相
液体中に溶けるガスの量は、そのガスの分圧に比例する。→→→?の法則
ヘンリーの法則:c(濃度)=k(定数)×p(分圧)
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