ニ センビジ ン 2012 ニッセンビジョン2012 - ニッセンホールディングス

ニッセングループ中期経営計画
ニ センビジ ン2012
ニッセンビジョン2012
株式会社ニッセンホールディングス
株式会社ニッセンホ
ルディングス
代表取締役社長 片山利雄
2010年
2010
年2月8日
Copyright 2010 Nissen Holdings Co., Ltd. All Rights Reserved.
※金額は、基本的に単位未満を切捨表示しております。
<目次>
1. 経営環境の認識
2. 経営基本方針
3. 経営基本戦略
4. ニッセンビジョン2012
5. 2012年到達目標
6. 新体制
2
1. 経営環境の認識
外的環境
・消費構造の変化と急激な消費低迷
・人口動態にみる国内マーケットの低成長
・ネット化による通販市場拡大と消費行動の変化
・ネットによる通販参入障壁の低下と低価格競争/PB化
・金融環境の急速な悪化
堅実と成長のバランスをと た舵取りが重要
堅実と成長のバランスをとった舵取りが重要
内的環境
・3本柱から1本柱へ後退
本柱から 本柱 後退
・成長とリスク対応の資金・資本政策が必要
・資金調達環境の悪化
・経営体制の再定義が不可欠
3
2. 経営基本
経営基本方針
「未来永劫発展する会社を目指して」
(1) 人材こそが事業運営の要とし、経営人材の育成を行う
人材こそが事業運営の要とし 経営人材の育成を行う
(2) 現在の事業運営に慢心せず常に変革を求め、経営環境の変化に対応し、既存事
業を継続的に磨き上げる
(3) 新規事業を常に育成し、複数事業を営むことで経営の安定化を図る
(4) 成長を支え、経営環境の急な変化に対応できる強固な財務基盤を形成・維持する
(5) 企業ガバナンスを重視、経営の透明性を確保し、また企業の社会性を意識して、
全ステークホルダーに対してバランスのとれたESG経営を行う
(6) 上記を実行するための柔軟な純粋持株会社形式の経営体制を継続発展させる
4
3. 経営基本戦略
ニッセン・コア・コンピタンス
・2,660万の顧客リスト
・新規顧客150万人/年
・カタログ配布1,000万部/シーズン
n,ビューティ
(化粧品通販)
n,ライフ
,
(保険事業)
n,ファイナンス
(クレジット事業)
・ページビュー1億5,000万/月
・ネット注文比率約50%
・ネット登録会員780万
成長市場・新チャネル
通販事業
コア・コンピタンス
DBマーケティング
n,BtoB
(広告事業)
n,プレミアム
,
(ブランド事業)
n,シェイプ
(美容事業)
5
4. ニッセンビジョン2012
中期経営戦略
「不況下でも、堅実で持続的成長をできるしくみ構築」
(1) 通販事業モデルの“磨き上げ”
(2) 通販コア周辺領域での新規事業展開
(3) グループ事業の構造改革とシナジー力アップ
グ
プ事
構造 革
ジ
プ
(4) 成長とリスクに対応できる財務基盤の強化
6
4. ニッセンビジョン2012
(1) 通販事業モデルの“磨き上げ”
ネットや携帯の充実
ネット限定商品拡充、コンテンツ更新頻度アップ、ネット限定販促、使い勝手向上
徹底的な価格力
安く仕入れて、安く売るしくみ、プライスリーダー、安物ではなく価値ある安さ
チャネル(カタログとネット)融合
PC誘導カタログ、モバイルでのカタログフォロー、スマートフォンやデジタルTV対応
誘導 タ グ、
タ グ ォ
、
ォ
デジタ
対
卓越したOne to Oneマーケティング
携帯を使ったパーソナルコミュニケーション
携帯を使ったパ
ソナルコミュニケ ション、好みに合わせたレコメンド、個客別電話対応
好みに合わせたレコメンド 個客別電話対応
業界No.1のコスト競争力
商品原価 カタ グ費用 受注費用 配送費用 在庫費用 固定費 t
商品原価、カタログ費用、受注費用、配送費用、在庫費用、固定費etc
カタログやネ トを通じて 安くて 安心して買い物できる
カタログやネットを通じて、安くて、安心して買い物できる
オンリーワンの通販モデルの確立
7
4. ニッセンビジョン2012
(2) 新規事業展開-シニア市場
人口動態による高齢化
高年齢層の稼働客増加
高年齢層のネット客増加
▼ニッセンの年代別稼働客増加率 (2006年=100とする)
130
40歳代
50歳代
60歳代
70歳代
ニッセン内でのシニ
セ 内でのシ
アの伸び率が著しい
120
200%
▼ニッセンのネット会員数の増加率
(2007年~2009年)
185%
180%
160%
160%
110
159%
137%
140%
123%
100
シニア/高所得層とし
ての商品購買行動
90
2006
2007
2008
2009
120%
100%
20-29歳 30-39歳 40-49歳 50-59歳 60歳以上
趣味趣向を中心とした、シニアのライフスタイル・価値観に
合わせ、新サービスの提供や購買の支援充実
合わせ、新サ
ビスの提供や購買の支援充実
8
4. ニッセンビジョン2012
(2) 新規事業展開-中国市場
爆発的な中国市場の成長
日本商品への信頼
▼中国のGDPと都市部1人当たり可処分所得の推移
(元)
(兆元)
名目GDP(右軸)
20,000
35
都市部住民一人当たり可処分所得(左軸)
30
16,000
現海外通販モデルの
深堀
通販事業の成長
5.0
3.0
12,000
20
3.0
8,000
15
2.0
4,000
5
0
0
2002 2003 2004 2005 2006 2007 2008
出所:中国国家統計局のデータを基に当社作成
3.8
4.0
25
10
▼中国のインターネット人口
(億人)
2.1
海外オフィス強化
と戦略提携
1.0
0.6
0.8
0.9
1.1
1.4
0.0
2002 2003 2004 2005 2006 2007 2008 2009
出所:CNNIC「第25次中国互联网络发展状况
统计报告」のデータを基に当社作成
统计报告」
を
社 成
中国国内でも競争力のある品ぞろえと卓越した
マーケティング力による通販展開
マ
ケティング力による通販展開
9
4. ニッセンビジョン2012
(3) グループ事業構造改革
クレジット事業
保険事業
現販事業
規制(総量規制等)に対
応した事業モデル構築
「選んでもらえる」
付加価値の追求
再成長に向けての
「足がかり」構築
・法令対応しながら貸付を
確実に維持する
・ニッセンブランド、顧客
ベース、チャネルの最大
限の有効活用
・トップライン縮小に合わ
せたオペレーションの効
せたオペレ
ションの効
率化
・通販顧客ベースを活か
通販顧客ベ スを活か
した新商品・サービスや
新施策の導入
・独自の付加価値サービ
独自 付 価値
ス開発とお客様の状態
にあった適切な商品の
提供
・対面(セミナー等)を含ん
だ顧客タ チポイントの
だ顧客タッチポイントの
充実
・不況を乗り切るコストマ
ネ-ジメントの徹底
・販売チャネルやビジネス
モデルの再構築
・通販顧客とのクロスセル
モデルの構築
10
4. ニッセンビジョン2012
(4) 財務基盤の強化
自己資本の改善→300億円以上、40%以上
利益の積上げによるバランスシートの改善
キ
キャッシュフロー重視の事業運営
シ フロ 重視の事業運営
在庫圧縮やリードタイムの改善、収益率の改善
投資家・外部目線でのハードルレート設定
新規投資や事業運営に求められる管理指標(投下資本収益率等)を明確化
資本の充実を通じた格付けの改善
借入余力の拡大と借入コストの引下げによる成長資金の確保
11
5. 2012年到達目標
通販事業
新規事業
グループ
グル
プ
財務基盤
卓越したオンリーワン通販モデル
(総合SPAの価格力とネットとカタログ融合モデル)
成長市場への進出
( ア ンピタンスを活かし 提携やM&A実施)
(コアコンピタンスを活かし、提携やM&A実施)
構造改革とシナジー力
(収益モデルの構造変換とグループ力活用した再成長)
収益 デ
構造変換 グ
プ力
た 成
成長を支える財務基盤
(格付けシングルAを視野に入れた基盤強化)
1,529
1,554
1,500
1 414
1,414
1 406
1,406
60
売上高
(億円)
2007
経常利益
(億円)
売上
1,500億円
億
経常利益
60億円
ROE
12%
自己資本比率
40%以上
△20
22
26
30
2008
2009
2010
2012
堅実に、将来成長に向けた地固め
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6. 新体制
社長/CEO
CFO
事業開発
(シニア市場等)
海外担当
n
イ
ン
シ
ュ
ア
ラ
ン
ス
サ
ビ
ス
ニ
ッ
セ
ン
・
ジ
・
イ
ー
ビ
ス
ニ
ッ
セ
ン
暮
ら
し
の
デ
ザ
イ
ン
金融担当
ー
通
販
物
流
サ
通販担当
ー
ド
インフラ担当
ー
ー
ナ
ビ
バ
副社長/COO
・
ク
レ
ジ
ッ
ト
中期重点課題に沿った担当を配置し、CEO、COO、CFO
中期重点課題に沿
た担当を配置し CEO COO CFO
の体制で、ガバナンスと事業推進力を強化
現販担当
オ
リ
エ
ン
タ
ル
ダ
イ
ヤ
モ
ン
ド
ニ
ッ
セ
ン
シ
ェ
イ
プ
フ
ァ
ン
デ
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グループ経営ビジョン
一人ひとりのお客様が思い描く理想のライフスタイルを
提案する企業グループを目指します
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このプレゼンテーション資料に記載した予想数値は、現時点で入手可能な情
報に基づき判断した見通しであり 多分に不確定な要素を含んでおります
報に基づき判断した見通しであり、多分に不確定な要素を含んでおります。
実際の業績等は、今後の経済動向、業況の変化、為替レート等の要素によ
り、予想数値とは大幅に異なる場合があります。
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