社会的価値と教育

社会的価値と教育
対立する価値をどう扱うか
社会の価値的対立
• 社会・国家には価値(立場)の対立がある
• 国際社会の価値的対立
– 主権・宗教・文化・経済
– Cf フランスのテロ事件 風刺は表現の自由か・何
故イスラム社会では風刺への暴力的抵抗か
• 国家レベルでの対立的価値
– 憲法・TPP・資源エネルギー・防衛etc
教育における価値の対立
• 教育は「価値」を前提として成立する
– 教育的価値は多様であり、対立もある
• Essentialism 対 progressivism
• 訓育主義と知育主義
• 日常的相違 ex 宿題・給食・学級通信
• 社会的対立が教育に持ち込まれる
– 日中韓の歴史認識問題
• 侵略戦争か、アジアの解放戦争か
• 南京事件・従軍慰安婦
価値の対立をどう扱うか
• どのように扱ってきたか
– 教化:支配的価値を注入 教会・専制的国家
– 家庭に委任:世俗国家
– 価値相対主義:多様な価値の平等な扱い
• 必要な原則
– 個人と組織の区別
– 組織の性質による区別:宗教団体、政党、教育施設
• 個人は広い情報とその質を見分ける能力を
育てる(cf マックス・ウェーバーの主張)
宗教的価値対立を考えてみよう
• 宗教をめぐる事件
– マフラー事件
– デンマーク風刺画事件・パリ風刺画事件
– 靖国問題
• 宗教と教育の関係
– フランス型
– ドイツ型
– オランダ
歴史的価値対立を考えてみよう
• 日中韓の歴史認識問題
– 侵略戦争か、アジアの解放戦争か
– 南京事件・従軍慰安婦
• 歴史をどう描くか
• 人物史観・民衆史観
• 韓国でも似た問題
– 韓国で「親日」教科書の撤回続出 採択高校に
抗議殺到(産経新聞)
教育的価値対立を考えてみよう
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所沢高校問題
君が代問題
忠誠の誓い問題
七生養護学校事件
増田教諭事件