大学を救う PRによる経済効果 名古屋学院大学 経済学部経済学科 3年黒田ゼミ 有馬颯・伊藤幸信・河村有香里 ・巴山順博・西江一成 2 目次 第1章 研究目的 第2章 退学率でやる気の具体化 第3章 雰囲気作り,PR おわりに 第1章 研究目的 3 学生のやる気と雰囲気 学校を通いたくなくなってしまう原 因があるためにやめてしまう ↓ 退学人数によってやる気の数値化の証明が できるのではないのか? 4 現状と課題 学校の評判がよく ない!! 将来のキャリアに 学内の雰囲気が悪 不安を感じ い!! る!!! Sプラッツとは 学生生活について相談したい 大学4年間で何かに挑戦したい 退学率の悪化 を阻止するの 大学生活をさらに充実させたい が目的 6 学生生活Sプラッツへの取材 意欲喪失 すべり止めで 入学したため (不本意入 学)学生生活 が楽しくない のではないか 7 意欲喪失は対人関係が原因だった!? 8 第2章 退学率でやる気の具体化 年度別と学年別の退学率 年度別退学率 それぞれの年に退学した学生の割合 学年別退学率 それぞれの学年が入学から卒業までに退学し た割合 9 年度別退学率 名古屋学院大学 経済学部経済学科 年度毎の ・在籍者数 ・退学者数 ・退学率 年 1995 1996 1997 1998 1999 2000 2001 2002 2003 2004 2005 2006 2007 2008 2009 2010 2011 在籍者数 退学者数 退学率(%) 2253 38 1.68664 2238 52 2.323503 2268 55 2.425044 2267 64 2.823114 2284 60 2.62697 2196 77 3.506375 1970 78 3.959391 1776 99 5.574324 1159 76 6.557377 1008 69 6.845238 1298 67 5.161787 1239 68 5.488297 1303 64 4.911742 1355 54 3.98524 1383 72 5.206074 1420 78 5.492958 1360 55 4.044118 ※名古屋学院大学現状と課題より 10 年度別退学率 AO入試試験 開始(1999年) Sプラッツ 設立(2007年) 11 学年別退学率 名古屋学院大学 経済学部経済学科 学年毎の ・入学者数 ・退学者数 ・退学率 ※名古屋学院大学現状と課題より 12 学年別退学率 AO入試試験 開始(2001年) Sプラッツ 設立(2007年) 13 2つのグラフの動きを合わせた図 影響が出るに は1,2年ラ グが生まれる 14 回帰分析とは 結果となる数値と要因となる数値の関係 を調べて、それぞれの関係を明らかにす る統計的手法です この方法を使って退学率と様々な要因の 関係を明らかにしたいと思います 15 年度別退学率の回帰分析 被説明変数 ・年度別退学率(%) (年度の在籍者÷年度の退学者*100) 説明変数 ・キャンパス移転ダミー (2007年以降=1以前=0) ・AO入試導入ダミー (2000年以降=1以前=0) 年度別退学率の回帰分析 被説明変数:年度別退学率(%) 説明変数 係数 (t-値) 定数項 2.38*** (5.81) キャンパス移転ダミー -0.57 (-1.07) AO導入ダミー 2.92*** (5.45) サンプル数 17 修正済決定係数 0.65 注)*は10%水準で、**は5%水準で、***は1%水準 で有意であることを意味する。 17 年度別退学率の回帰分析結果 定数項 1%水準で+に有意 • 退学する人は一定数存在することを表している キャンパス移転ダミー • 有意ではないので退学率に影響をあまり及ぼさない AO導入ダミー 1%水準で+に有意 • AO入試が導入されてから退学率が変化する 18 学年別退学率の回帰分析 被説明変数 ・学年別退学率(%) (学年別入学者÷学年別退学者*100) 説明変数 ・偏差値 ・キャンパス移転ダミー (2007年以降=1以前=0) ・AO入試導入ダミー (2000年以降=1以前=0) 学年別退学率の回帰分析 被説明変数:学年別退学率(%) 説明変数 係数 (t-値) 定数項 25.73** (2.38) キャンパス移転ダミー -2.43 (-1.50) AO導入ダミー 9.64*** (3.96) 偏差値 -0.38 (-1.51) サンプル数 17 修正済決定係数 0.80 注)*は10%水準で、**は5%水準で、***は1%水準 で有意であることを意味する。 20 学年別退学率の回帰分析 定数項 1%水準で+に有意 • 退学する人は一定数存在することを表している キャンパス移転ダミー • 有意ではないが退学率に若干影響を及ぼしている AO導入ダミー 1%水準で+に有意 • AO入試が導入されてから退学率が変化する 偏差値ダミー • 有意ではないので退学率にあまり影響を及ぼさない 21 AO入試導入後の暗黒期 退学率=学生のやる気 Q:なぜAO入試入学者は退学しだすのか? A:AO入試は当時学科試験が無いため受験 勉強してないので入学してしまい、入学し てからの目的がない。 22 暗黒期を脱出するには ・AO入試を今よりも狭き門に ・Sプラッツを学生主体で強化 ・学生に自身の大学のことをもっと知って もらうための機関、機会を設ける 23 第3章 雰囲気づくり 学生が大学のプロデュースをする 学生が主体となって活動をすることに よって学生ならではのアイディアが生ま れる 学生にとっても大学が打ち出すものより も親しみやすい 24 偏差値が低い 大学のブランド力がない 入学後学生のやる気がでない アクティブな学生生活をおくろうとしな い 何もないまま卒業 大学の悪いイメージを払拭したい 25 学生のやる気をどうやって引き起こ すか そもそもやる気がない状態での大学生活 なにか大きな結果を残せるわけでもない だらだら過ごし適当に卒業する ↓ この大学に入ってしまった時点で終わりと 考えさせてはいけない いろいろな機会を利用して 前向きにチャレンジしてほ しい 26 学生向けのPR ・SNSの活用 Instagram,twitterを使ったPR 学生が大学生活や風景の写真をあげる 写真部との協力したPR SNS間で共有する →学生ができるPR 27 SNSのPR サークル サークル PR大学の紹介 サークル サークル 特に授業内容やサークル宣伝(学生向 統 括 け) SNSアカウン 大学の講義や教授の紹介 ト 発 信 その他 本学生関係者 本学生 28 学外向けのPR ・大学の教育プログラムの説明 入学前、入学後の大学生活に対するイメー ジのミスマッチを減らす ・費用対効果の良いPR方法 広告を外部委託せず大学に専門の部署を設 置or学生に意見を募りアイディアを提供し てもらう 29 大学の広報活動の現状 一度に動く金額の単位は数百万! Ex)電車のホームの広告、その広告のデザ インの委託、新聞の片隅 外部に委託して多額の費用を払うよりも、 学内でボランティアや有志を募ることに よって、費用は安く済ませて効果が期待 できるのではないか 30 おわりに 学生が学校を良くしていこうとシフトし ていくことは、学業以外のことでも目的 ができる。 学生の活動が活発になると、全体的に上 昇思考になる。 退学率が改善されると、学校側はお金の 損失を抑えることができ、学生側も士気 の低下を招く事態が減る。 31 出典 「Sプラッツホームページ」 http://www.ngu.jp/splatz/about/index.html 「名古屋学院大学現状と課題1995年~2011 年」(全学点検委員会) 「データのえっせい」 http://tmaita77.blogspot.jp/2013/10/blogpost.html(2013年11月13日アクセス)
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