記憶の測定 記憶を数値化する 再生 再認 パンダ キリン ゾウ オオカミ イヌ カメレオン オオカミ 再生率 再認率 Tulving & Thomson (1971) 段階1 「地面-冷たい」など、意味的に関 連のある語のペアをいくつか暗記 地面ー冷たい こたつーみかん ごはんーつけもの パンーマーガリン オオカミーヒツジ チョークー黒板 段階2 たとえば 「空」 から連想される語を4つ答えて下 さい 空・・・「地面」「青い」「雲」「飛行機」 あたたかい・・・「こたつ」「ストーブ」「ヒー ター」「マグマ」 テスト1 「先ほど挙げた連想語の中に、最 初に覚えた言葉はありました か?」 (再認テスト) テスト2 「次の語とペアになっていたのは 何?」(手がかり再生) 冷たい - ???? 再認率(テスト1の成績) ・・・24% 再生率(テスト2の成績) ・・・68% Tulivng & Thomsonの意義 ①必ずしも再生より再認のほうがす ぐれているとはかぎらない 例:同級生の名前を思い出せな いとき・・・ ひとつの手として、電話帳の苗字を 片っ端から見て、それで再認を試みる、 というものが考えられる が・・・ むしろ、だまって椅子に座って、当時 の思い出などを思い出しながら、その 人の名前が出てくる(再生)のを待つ、 というほうがいい場合もある Tulivng & Thomsonの意義 ②再認は惑わされやすい 再認は狂いやすい 再認はおかしくなりやすい ⇒目撃証言の信憑性にかかわる オープンクエスチョン 「あなたが見た犯人について教えてく ださい」 ⇒再生 クローズドクエスチョン(誘導質問の一 種) 「犯人の上着はジャケットでしたよ ね?」 ⇒再認 ラインナップ(面通し)の妥当性 なので、場合によっては、 似顔絵 (⇒再生) のほうがいいかも。
© Copyright 2024 ExpyDoc