平成19年9月7日（金） 2007年度東海目録研修会及びユーザー会小規模図書室での有効な電子ジャーナル導入法静岡県立静岡がんセンター医学図書館山崎むつみ本日の内容      2007.9.7 はじめに電子ジャーナルとは導入実務病院図書室としての電子ジャーナルこれからの課題 2007年度東海目録研修会 2 はじめに静岡がんセンター（県立、がんセンター局） 2002年9月開院病床数：５５７床医療従事者約800名静岡県がん診療連携拠点病院病院・疾病管理センター・研究所医学図書館担当常勤1名、非常勤1名（平成19年度） ※あすなろ図書館とは組織が別 2007.9.7 2007年度東海目録研修会 3 電子ジャーナルとは  電子ジャーナル  冊子体との違い  必要な環境 2007.9.7 2007年度東海目録研修会 4 ◆電子ジャーナル ※電子雑誌(electronic journal) コンピュータ可読の定期刊行物。論文誌（電子ジャーナル）、一般誌（電子マガジン）が含まれる。対応する冊子体がある場合とない場合がある。【科学技術情報流通技術基準（SIST)】 http://sist-jst.jp/handbook/sist02sup/main.htm[2007.9.1] ※ インターネット上でのアクセス ※ EJ（Electronic Jounral) or OJ（Online Jounral) 2007.9.7 2007年度東海目録研修会 5 ◆冊子体との違い利用面・速い（到着・速報）・付加情報あり・動的（存在も、内容も）管理面・作業内容・利用統計 2007.9.7 2007年度東海目録研修会 6 ◆必要な環境 ☆インターネットへのアクセス環境管理者用PC 利用者用PC ☆ ☆電子メールアドレス管理者用 2007.9.7 2007年度東海目録研修会 7 電子ジャーナル導入実務・選定・契約・管理・利用者への提供方法 2007.9.7 2007年度東海目録研修会 8 選定（１）  電子ジャーナルとして本当に必要か？ →Freeのものもある。・Free Site 例）Journal of Clinical Investigation ・刊行後ある期間後Free →有料部分を購入する必要度？例）PNAS ＝電子版、速報が有用  どういう形での購入になるのか？ 2007.9.7 2007年度東海目録研修会 9 選定（２）  電子ジャーナルの提供のされ方（形態）  冊子体＋フリーEJ Ｐ＋ＦＯ  冊子体セットEJ  冊子体＋ EJ  EJ のみ  パッケージ  サイトライセンスＰwithEJ P＋EJ E only 出版社／アグリゲータ・・・・・・これらは購入額に影響 2007.9.7 2007年度東海目録研修会 10 契約（１） ☆代理店・販売店にお願いする。・国内販売店・外資系販売店 cf．総代理店／指定販売代理店 2007.9.7 2007年度東海目録研修会 11 契約（２）  電子ジャーナルの提供のされ方・雑誌単体例) HighWire経由・出版社サイトでひとまとめサイトライセンス／購読機関番号例) Oxford Univ Press ・出版社がパックを持っている例) SD, SpringerLink ・アグリケータからの提供例) ProQuest, EBSCO 2007.9.7 2007年度東海目録研修会 12 契約（３）  契約内容・認証方法： IP or UN/PW ・同時アクセス数・契約書の内容確認  所属機関の支払い方法・外貨OKか？・年度予算会計との調整 2007.9.7 2007年度東海目録研修会 13 管理（１）導入の流れ代理店契約図書室設定連絡アクセス確認利用者選定 Activationが必要利用者への提供メンテナンス管理 2007.9.7 2007年度東海目録研修会 14 管理（２）     購読者番号 →Ａｃｔｉｖａｔｉｏｎに使うＩＤ／ＰＷ（ＵＮ／ＰＷ） →利用用 →管理者用（利用者用ＰＷ変更、利用統計アクセスに必要）利用統計アクセスメンテナンスエラーの時の画面コピー ※Ａｌｔ＋ＰｒｉｎｔＳｃｒｅｅｎ → エクセルへ「貼り付け」など 2007.9.7 2007年度東海目録研修会 15 利用者への提供方法（１）  利用者がアクセス出来るようにする冊子体：担当者の役割『受入→展示』 ※利用者がアクセスする 2007.9.7 2007年度東海目録研修会 16 利用者への提供方法(2)  雑誌の存在を知らせる例）リンク付きエクセルシート例）HPでの一覧  フルテキストアクセス可能を知らせる例）リンクアウト ※HPなどインターネットへのリンクを貼れる場所が必要 2007.9.7 2007年度東海目録研修会 17 病院図書室としての電子ジャーナル  代理店さんとの関係  図書室担当者として 2007.9.7 2007年度東海目録研修会 18 これからの課題・はっきりした情報の共有・仲間の力を合わせて・利用者への提供方法 2007.9.7 2007年度東海目録研修会 19 お疲れさまでした 2007.9.7 2007年度東海目録研修会 20