(新)「いじめゼロ」子どもいきいき学校生活支援事業 当初予算主要事業 教育委員会 8頁 生徒指導・健康教育室 (224-2332) 【予算額 12,660千円】 【現状】 平成18年度全国において「いじめ」を苦にした子どもたちの自殺が相次いで発生し、大きな社会問題となっている。 県内においては、いじめの状況はここ数年減少傾向にはあるものの、学校や家庭が把握していない場合も考えられ、「いじ めの問題」はより複雑化、深刻化していることも推測される。 【目的(ねらい)】 課題等が多く見られる学校をモデル校として指定し、当該校において、いじめの実態把握や「いじめの問 題」に対する理解、未然防止、早期発見・早期対応について調査研修を進め、その成果を県内に発信する。 さらに、いじめ 防止に関する啓発物品を子どもたちに配付し、いじめの未然防止をはかる。 調査研究 小・中学校8校と高等学校2校の10 校をモデル校として、「いじめ問題」に 対する調査研究を行う。 ・研究の視点の明確化 ・「観察法」の充実と「調査法」の活用 ・生徒指導体制の在り方に関する研究 ・家庭・地域・関係機関との連携「いじ め」に関する調査研究の実施 啓発活動 ○県内すべての小中学校及び県立学校の 児童生徒に対し、各校種別にいじめ防 止に関する啓発資料を配付し、ホーム ルーム等で活用する。また、保護者会 等の資料として活用をはかる。 ○調査研究校での実践事例をまとめ、 市町教育委員会との連携のもと、 県内に広める。 相談活動 相談体制を充実するために、 総合教育センターにおける電 話相談を平日は21時まで、 土・日・祝日は17時まで延 長し、県内の子どもたちに対 する心の問題への対応をはか る。 いじめの未然防止、早期発見・早期対応により 子どもたちが安心して学べる学校づくりが進む。
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