既存2制度のこれまでの取組みと課題 富山県レジ袋削減推進協議会 1 概要 循環型・脱温暖化社会の構築に向けて、環境にやさしいライフスタイ ルへの転換を図るため、事業者、消費者及び行政等が連携協力して レジ袋の削減を推進する。 平成19年6月:スーパー、消費者団体、行政により協議会設立(10社1協同組合、6団体) 平成20年3月:事業者、消費者団体、行政の三者で協定書を締結(25社116店舗) 平成20年4月:全国初となる、県内全域でのレジ袋無料配布廃止スタート(28社208店舗) 2 成果 ① 全国初、県内全域でのレジ袋無料配布廃止を実現 ⇒その後も取組拡大 (H20:28社 208店舗 ⇒ H24:47社 432店舗) 資料4 エコショップ(富山県リサイクル認定制度) 1 概要 廃棄物を利用して製造されるリサイクル製品並びに廃棄物の減量 化・リサイクル等に積極的に取り組む店舗及び事業所を認定し、その 利用及び取組みの拡大を通じて、循環型社会の形成を促進する。 (リサイクル製品、エコ事業所、エコショップの3部門) 【エコショップとは】 リサイクル製品の販売やレジ袋の削減など、環境に配慮した取組みに積極的な店舗を認定 (更新周期3年)。県はHPやパンフレットで認定事業者を紹介 【エコ・ショップ認定基準】 ・環境配慮型製品の需要拡大の取組み(リサイクル製品、詰め替え製品の販売 等) ・廃棄物の減量化・リサイクルの推進の取組み(レジ袋無料配布廃止、店頭回収 等) ・環境に配慮した取組み(省エネルギー、省資源の取組み 等) ② 事業者・消費者団体・行政の協働のモデルケース ③ 取組開始以来、マイバッグ持参率が9割以上で推移 ⇒マイバッグ持参が県民に定着 (H20:92% ⇒ H23:94%) 3 課題 ① レジ袋無料配布廃止の取組みは、本県の環境配慮行動の象徴 ⇒ 今後も取組みの継続が必要 ② 「レジ袋の削減推進に関する協定」の終期が平成24年度末 ⇒ 取組事業者の拡大、今後の新たなあり方の検討が必要 ③ 主要スーパー、ドラッグストア等のほとんどがレジ袋の無料配布を廃止 ⇒ 今後、より環境に配慮した取組みの活動の拡大が求められる ④ 環境配慮行動を進めたいが、レジ袋無料配布廃止が困難な業種が 多い 成果 ① 簡易包装商品、詰替商品等、環境に配慮した商品の需要が拡大 ② 環境配慮型小売店を掘り起こすことができ、そのネットワークが県内 全域でのレジ袋無料配布廃止の実現につながった 3 課題 ① 近年、新規及び更新申請数が伸び悩み (認定メリットが感じられない等の理由による) ② 認定を取得できる業種が限られている (認定基準が主にスーパーをターゲットとしたものであるため) 業態に配慮して選択できる、又は多種多様な業種が取り組める条 件とする必要がある。 資料4 レジ袋の使用量が少ない、又はこれから取組みを検討する業種 等を取り込むと環境配慮行動の取組拡大につながる。 2
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