システムサービス・ビジネスへの 変革を支えるマネージメント研修 日本ユニシス株式会社 総合教育部長 馬場 正存 日本ユニシスの概要 (平成9年3月31日現 在) 設立 : 昭和33年3月29日 資本金 : 55億円 所在地 : 東京都江東区豊洲1-1-1 売上げ : 約3、000億円 従業員数: 約7、400名 事業内容: – コンピュータシステム等の販売 – ソフトウェアの製造・販売 各種 – システム関連サービス等 総合教育部の役割 社員およびお客様の研修 – 全国10個所の研修施設(お客様、社員教育施設) – 人材開発センター(横浜 藤が丘) 社員教育専用施設 – 総勢:約130名 – システム、技術、営業、職群共通、事務職対象教育 社員教育体系 – NEXT4(New EXciting Training for 4-generations) – 平成2年スタート 研修体系(NEXT4) 職群別専門研修(システム、技術、営業、 職群共通、事務職研修等) 平成8年度実績 – システム職群向け:約450コース、16,000人日 – 営業職群向け :約300コース、 3,600人日 – 技術職群向け :約460コース、 3,000人日 – 職群共通 :約60コース、 1,200人日 能力開発の理念 平成2年新研修体系への移行 人材こそがユニシスの財産 新人から役員までのレベルアップが重要 能力開発指針 – NEXT4 – OJT – 自己啓発 能力開発のための各種制度 NEXT4 通信教育支援制度 海外研修制度 公的資格取得支援制度 英語力強化支援制度 VOICE(能力開発自己申告制度) OJTリーダ制度 その他(国内留学制度など) ビジネスの動向とマネジメント の役割 情報処理産業のビジネス構造の変化 – オープン化、ダウンサイジング – ハードウェアからソフトウェア、サービス主体 のビジネス – システムサポートからシステムサービス 当社のビジネス構造 – 平成8年度、ソフトウェア、サービス売上げ比 率50%以上 情報システム構築の難しさ 過去3年間における納期通りおよび予算内で完了した プロジェクトの割合 予算内 74% 65% 納期通り 69% 60% 61% 54% 42% <30 Source: Hackett Group 30 to 90 90 to 360 プロジェクト期間(日) 37% >360 プロジェクト失敗の要因は? 非現実的な技術目標 ビジネス改善手段としての TEAMmethod サービスビジネス推進のための メソドロジー 標準システム開発工程(TEAMprocess) プロジェクト・マネージメント (TEAMprogram) システム設計技術(TEAMdesign) 実装技術(TEAMimplement) TEAMmethodの目的 各種標準を設定することによる組織として の生産性向上 高品質なサービスの提供 – 納期 – 費用 – 合目的性 採算性の重視 TEAMmethodによる インフォメーション・サービス 個別ビジネス の要件 ビジネス プロセス 再設計 プロジェクトの 定義 情報システム 設計 情報システム 構築 情報化計画 情報システム・アウトソーシング プロジェクト管理 TEAMmethod チームによる問題解決とソリューションシステムの開発 お客様の マネジメント ユニシスの 専門家 サード パーティ TEAMmethod お客様の エンドユーザ お客様の 情報技術担当者 研修実績(TEAMmethod関連) 平成8年度 – システム職群を主たる対象として 10コース 約200名(キーマン対象) 平成9年度 – 全職群を対象として 60コース、1200名の教育を計画 すべて指名制の研修 システムサービス推進上の課題 個人またはプロジェクトの管理・推進に関 する事柄 総負荷量の管理に属する事柄 他部門組織と利害不一致な要求の管理に 関する事柄 協力企業の管理に属する事柄 プロジェクト・マネジャに求められる資質 スキル - - - - - - - - - - - - - コミュニケーション リーダーシップ ビジネス感覚 作業チーム編成力 問題分析・解決能力 組織編成能力 計画立案能力 対人関係 プレゼンテーション リスニング 指導力 交渉力 技術力 資質 – – – – – – – – – – – – – – – 融通性、柔軟性、多才さ 成果重視型 臨機応変、革新性、創造性 外交的、説得力 起業家 積極的、情熱的 粘り強い、能動的 前向き志向 先導型、リーダー 人間重視型 繊細さ 自信家 自己研鑽 専門家 果断な性格 プロジェクト・マネジャは仕事をやり遂げねばならない マネージャの意識改革を目指す SSMOC SSMOC(System Services Managers Operations Course) 経営方針からの戦略的業務計画策定能力 組織能力の向上 – 職群をまたがるプロジェクト推進能力の育成 選抜制の導入 SSMOCのコース概要(その1) 新たな役割と責任の理解 コミュニケーション (システム部門と営業部門の関係) – サービス商品の理解 コンサルタティブセリング – 上流サービスへのシフト 状況認識 – 分析対象と分析ステップ SSMOCのコース概要(その2) ビジネスプラン – 分析対象と分析ステップ 活動計画とリソースマネージメント ビジネスプランの遂行と管理 研修実績(SSMOC関連) 平成2年~平成8年 – 受講者:約360名 – 組織長:200名 今後の計画と課題 システム職群中心から全職群へ 二段組織長へのキャリア・パス ジェネラル・スタッフの意識改革 情報を、あなたに役立つ情報に。 Information Management Company
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