市民の、市民による、市民のためのエネルギー講座

第4回
自然エネルギーの実力は?
~ 原発の課題と自然エネルギーの実力 ~
牛山 泉
足利工業大学理事長・学長
第4回
自然エネルギーの実力は?
~風力、太陽エネルギー、水力、地中熱などへの期待~
牛山 泉
足利工業大学理事長・学長
社会の政治的主権者としての「市民」の定義は様々である
が、以下のようなニュアンスを含んでいると解釈されるこ
とが多い。
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自立性 市民は、匿名的な大衆の一部としてでは
なく、個々人として自主独立の気概を持ちつつ、
自律的に 活動する。
公共性 市民は、自らが市民社会における主権者
であることを自覚して、社会的な権利と義務を遂
行するとともに、一般意思の実現のために行動す
る。
能動性 市民は、受動的ではなく能動的に、自ら
積極的に社会へと働きかけ、状況参加する存在で
ある。
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A Series of Lectures on Energy of, by and for
the Common People
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エネルギーの選択は国民一人ひとりの権利でもあり、
経済社会や私たちの未来を大きく変える要因となるも
のでもあります。
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「再生可能で、持続可能な社会」にふさわしいエネル
ギーの選択ができること(=自立して考える市民像の
確立)を目指し、「市民の、市民による、市民のため
のエネルギー講座」を企画しました。
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化石エネと原子力: どちらを先に脱却するか
ドイツ型 vs スウェーデン型
民間に任せる ― 米国型:コストで決まる
現在の米国は、ほぼシェールガスに
原発新設は、沙汰やみ状態(高くなった保険代)
国策民営型 ― 日本 ⇔ 中国
• エネルギーは国家百年の計
20年後、30年後、そして数十年後に向けて子孫
と一緒に走るつもり。自らが選択する市民に。
キックオフ講座(5/10) 北澤宏一氏のクロージング
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