リコーダーを知ろう!! リコーダーの歴史 むかしむかし・・・12世紀頃、ヨーロッパでリコー ダーによく似た楽器が演奏されていました。 当時、鳥を捕まえ、きれいな声で鳴かせて人々を 楽しませる芸人が人気があったそうです。その芸 人が鳥に上手に歌うことを教えるための道具 ・・・・・・それが リコーダー と呼ばれるようになったと言われています。 ちなみに、リコーダー(recorder)は recordが語源。 今は「記録する」という意味で使われていましたが、 昔は小鳥のさえずる様子を表すものとして使われて いました。 15世紀になると、歌と共に演奏されるようになって、 教会音楽を演奏する重要な地位を得ていました。 次第にリコーダーのみでのアンサンブルが演奏され るようになり、17~18世紀に全盛期を迎えます。 では、その当時の代表的な作曲家テレマン (TELEMANN, Georg Philipp 1681~1767 ) の作品を聴いてみましょう。 さて、人気のリコーダーも次第に音量の大きな、変 化の付けやすいフルートに取って代わられるように なってしまいます。 これはリコーダーが音量・音の変化を付けにくい、 ロマンティックな音楽には不向きの音色であったた めです。 その後、リコーダーは全く見向きもされなくなってし まいました。 しかし、20世紀に学校で取り入れられ、復活を遂 げました。 おわり。 リコーダーの色々 • • • • • • ソプラニーノ ソプラノ アルト テノール バス グレートバス 音域 音はどうして出るの? 取り扱いと手入れ • 演奏後はウインドウェイおよび管内の水分をとり除 き、ガーゼ等で拭いてから収納すること。 ※ウィンドウェイの水分は、窓を押さえて軽く吹きとばすこと。 • ラビュームや音孔の周囲は、音をつくる最も重要な 部分であるので、傷をつけないようにすること。 • 唄口の部分は最も汚れやすいので、常に清潔にし ておくこと。 • 管体の外側は、石けん水にて洗浄すると、きれい な外観を保つことができます。 • ジョイント部にはリコーダークリームを塗ってから組 立てること。
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