NACSIS-CATと 全国漢籍データベースのリンク: 京大人文研DBからの変換 宮澤 彰 (国立情報学研究所) 2015/9/30 1 2つのDBの関係 基本的には独立のデータベース。仮に同じ本が 別々に整理されたとすれば、レコード単位も異な るものになる。 漢籍は、双方のデータベースに入っていて、同じ 本のデータは相互にリンクしている状態が最終 的な目標。 これを実現するため、片方にのみ存在するレ コードからもう一方を作成する方法がある。 2015/9/30 MIYAZAWA Akira 2 開発の経緯 2002年度に国立情報学研究所と京大人文研 漢字情報センターとの共同研究で、feasibility study その後、中断されていた。 今年度、実証実験を始める。 2015/9/30 MIYAZAWA Akira 3 今回の変換の特徴(1) 京大人文研漢字情報センター漢籍目録 DBの1911年以前出版部分を対象。 NACSIS-CATのRECONファイルに投入 する。 できる限り、NACSIS-CATの基準「和漢古 書に関する取り扱い」にしたがう。 2015/9/30 MIYAZAWA Akira 4 今回の変換の特徴(2) 叢書類については、親レベルのみの変換。(子書 誌の変換については今後の検討) 記述については、一部漢籍での記法を保存。(出 版年など)。 NACSIS-CATのIDENTフィールドで、全国漢籍 DBの対応ページにリンク。 全国漢籍DBのページから、NACSIS-CATへの リンクは、NACSIS側業務用DBにロード後対応。 2015/9/30 MIYAZAWA Akira 5 今後 京大人文研データ以外への適用 ある程度の時間をかけた検討が必要。有 効性と、人的資源の配分を考慮しながら展 開。 子書誌の自動変換等、現在実現していな い機能の検討。 2015/9/30 MIYAZAWA Akira 6
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