第3章 グローバリゼーションと国際経済

「国際平和論」
フェリス女学院大学
2004.4.26
グローバリゼーションと開発を考える
グローバリゼーションとは何か
「ヒト・モノ・カネ技術・文化などさまざまな領域
が国境を超えて移動し、世界大で相互に影
響を及ぼしあう状況・有り様」
市場の単一化(1つの世界)
世界はフラット=平等な社会へ進む!?
世界はグローバル化しているのに、
なぜ不平等はなくならないのか?
グローバルスタンダード
=アメリカンスタンダード
アメリカの
産業・企業
有利
その他の
産業・企業
不利
もしグローバリゼーションによって
平等な社会が実現した場合
アメリカの
産業・企業
対等
その他の
産業・企業
対等
グローバリゼーションが
平等な社会を作るというのは幻想
グローバリゼーションは
社会が不平等であって(になって)
こそ利益を得られる
誰が利益を受けるのか
グローバリゼーション
(グローバルスタンダード)
に適応できるモノ!!
これって、世界中で反発買わない?
なぜ、こんな不平等な社会になったのか
ー(経済)開発を疑ってみようー
開発って何だろう
主体は誰?
①developに開発するという意味はなかった
②アメリカ大統領H・トルーマンが初めて使用した
③国際機関がそれを広めた
開発にゴールはあるか
①開発は競争を余儀なくさせる
②競争は相対的なモノである
③相対的なモノには絶対的価値判断がない
④競争には終わりがない
⑤競争には勝ち組と負け組が出る
競争しないで済む社会はあるのか
①他者との違いを許容できるか
②他者との違いを尊重できるか
③違う他者と共存できるか
サブシステンスな志向と実践
「あなたは競争社会
から抜け出せます
か?」
①抜け出せる:どう
やって
②抜け出せない:ど
うして